Web業界の志望動機はどう書く?書き方のポイントを例文とともに紹介|求人・転職エージェント

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更新日:2022/10/27

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Web業界の志望動機はどう書く?書き方のポイントを例文とともに紹介

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この記事のまとめ

  • Web業界とは、WebサイトやWebアプリケーションのようなインターネットを通じて提供するサービスに携わる業界の総称。
  • 志望動機を書くときはPREP法を意識し、応募先企業を選んだ理由に加えて自分のスキルや経験、キャリアパスを簡潔に盛り込もう。
  • Web業界は将来有望な業界で、今後もAIやIoTをはじめとした技術の進歩に伴って発展し続ける可能性が高い。

Web業界への転職を目指している方の中には、志望動機をどのように書けばよいか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、志望動機を書くときのポイントを例文とともに紹介します。Web業界に転職したい方が押さえておきたいコツが分かれば、自分の強みを効果的にアピールし、転職活動を有利に進められるでしょう。

目次

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志望動機を書く前に|Web業界とはどんな業界?

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Web業界はIT業界の一分野で、インターネットを利用するさまざまなサービスを提供し、その対価を受け取るビジネスモデルを展開します。具体的な業務は以下のとおりです。

  • Webサイトの制作

  • Webアプリケーションの開発

  • Web広告の展開

  • Webメディアの運営

  • ブラウザゲームの開発・運営

  • Webサービスの開発・運営

これらのビジネスを展開する企業では、さまざまな職種が活躍しています。主な職種と仕事内容は以下のとおりです。

  • Webデザイナー:WebサイトやWebアプリケーションのデザインを設計する

  • Webマーケター:広告やSEOを活用してマーケティング活動をし、市場から見込み顧客を自社サイトに集める

  • Webディレクター:Webサイトや各種サービスの開発プロジェクトの監督に携わる

志望動機では、応募先企業のビジネスにどのように貢献できるか、活用できる経験やスキルとともに盛り込むことが大切です。

Web業界を目指す志望動機の7つのポイント

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効果的で魅力的な志望動機に仕上げるには、いくつかのポイントを押さえることが大切です。ここでは、志望動機を書くときのポイントを7つ紹介します。下書きするときや応募書類に記述するとき、書き終わって見直すときは随時ポイントを満たしているかチェックしましょう。途中で本題から逸脱することを防ぐためにも、盛り込みたいことやアピールポイントを事前に書き出してから作成することをおすすめします。

1.PREP法を意識する

PREP法とは、「結論」「理由」「例証」「結論」の順番で説明する論法です。最初に伝えたいことを示すことで、何を言いたいのか明確にできますPREP法を意識した志望動機の文章構成は以下のとおりです。

  1. なぜ応募先企業を志望したのかを記す

  2. 志望理由やアピールポイントを説明する

  3. 志望理由を説明し、アピールポイントやスキルを証明する事例を紹介する

  4. 再度志望理由に言及し、入社後にどのように貢献できるのかを加える

このような論法で書くことで、「なぜ入社したいと考えているのか」「どのようなスキルを習得しているのか」を分かりやすく伝えられます。

2.業種・職種を選んだ理由を明確にする

志望動機には、業種と職種を選んだ理由を含めましょう。採用担当者は、「数ある業界の中でなぜWeb業界を選んだのか」「多種多様な職種がある中でなぜ応募した職種を目指すのか」を知りたいと考えています。この疑問に答えるためにも、Web業界でなければ自分が望んでいる仕事ができないこと、応募した職種であれば自分の経験やスキルを活かせることをアピールしましょう。

3.応募した企業を選んだ理由を記述する

応募先企業を選んだ理由も忘れずに盛り込みましょう。Web業界には多くの企業が存在しており、採用担当者はWeb業界を選んだ理由に加えて「あえて自社に応募した理由は何か」を知りたいと考えているためです。応募先企業が展開しているビジネスの特徴や将来性、企業の経営方針やビジョンに魅力を感じたこと、貢献したいと思っていることをアピールするとよいでしょう。

4.企業に貢献できるスキルをアピールする

自分が持つスキルや経験を活かし、入社してからどのように貢献できるかを盛り込むことも大切です。Web業界で活かせるスキルには、プログラミングスキルやデザインスキル、マーケティングスキルといったスキルがあります。

具体的には、「前職で習得したJavaプログラミングのスキルを活かしてバックエンド開発に携わりたい」とアピールするとよいでしょう。自分が保有するスキルと企業が求めるスキルがマッチしているか確認することも大切です。

5.具体的なエピソードを盛り込む

スキルレベルや経験をアピールする際は、具体的なエピソードを数値化して盛り込みましょう。「大手銀行のシステム改修に携わり、Javaを使用して450以上の店舗が使用するシステムの開発に携わった」「オウンドメディアを利用したマーケティングとしてSEOに取り組んだ結果、アクセス数が前月比2倍になった」といったように具体的に記述すると効果的です。事前にエピソードをいくつか書き出しておくとよいでしょう。

6.将来のキャリアパスを伝える

より説得力のある志望動機を書きたいのであれば、将来のキャリアパスを含めるのがおすすめです。入社後にどのように貢献できるのかを示しつつ、今後成長したい方向性をアピールできます。「別のプログラミング言語の習得に励みつつ、いずれはフルスタックエンジニアを目指したい」といったように、目標と実現のために取り組みたいことを含めると効果的です。

7.適切な長さにまとめる

志望動機は、応募書類のフォーマットに合わせて適切な長さにまとめます。ひとつの目安として、300文字~400文字程度に収めることを意識するとよいでしょう。そのためには、アピールポイントやエピソードを絞り込んで簡潔に記述する必要があります。

書き上げたら「省略しすぎて分かりにくい文章になっていないか」「説得力のある内容に仕上がっているか」を確認しましょう。

【職種別】Web業界の志望動機例文とポイント

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実際に志望動機を作成するときは、自分が応募している職種の特徴を押さえて文章を組み立てなければなりません。ここでは、Webデザイナー・Webマーケター・Webディレクターの3つの職種に応募する場合を例にして、志望動機の例文とポイントを紹介します。

Webデザイナーの場合

【例文】

私は、Webサイトのデザインで大企業からベンチャー企業まで高く評価されている貴社でデザイナー職として貢献したいと思い、今回応募いたしました。前職ではWebサイトの設計・開発に総合的に携わっており、その中でデザイン業務をメインに取り組んでいました。

HTMLやJavaScriptの基本的なスキルに加えて、PhotoshopIllustratorのようなデザインソフトを扱う技術も一通り習得しています。前職では200を超えるWebサイトのデザインに携わり、さまざまなタイプのWebサイトを開発しました。

入社後はこの経験を活かし、貴社のWebサイト開発業務に貢献したいと考えております。将来はデザインスキルに加えてプログラミングスキルを高め、WebエンジニアやWebディレクターを目指したいと考えております。

応募先企業を選んだ理由やこれまでの経験、スキルを簡潔にアピールしています。キャリアパスも明確に提示しているため、採用担当者はどのような人材かイメージしやすいでしょう。

Webマーケターの場合

【例文】

私は、オウンドメディアのSEO施策やランディングページの設計をメインに手掛けている貴社でマーケターとして貢献したいと思い、この度応募いたしました。前職では化粧品のマーケティングを担当しており、自社メディアの運営やSNS広告の出稿をメインに手掛けていました。

特にメディア運営ではSEOや効果的な広告配置など考える点が多く、試行錯誤して業務に取り組みました。その結果、集客数が前年比で2倍になり、売り上げも20%アップしたのは大きな強みです。

入社後は前職のマーケティング経験を活かしつつ、さらに高度なスキルを習得してマーケティングのスペシャリストを目指したいと考えております。いずれは貴社が今後注力しようと考えているコンサルティングにも携われるようスキルアップに励みます。

入社後に何に取り組みたいのか、前職のスキルをどのように活かせるのかを簡潔かつ具体的に記述しています。前職の実績を数値化しているため、どの程度のスキルを有するか分かりやすいでしょう。キャリアパスは応募先企業のビジョンと絡めるのがポイントです。

Webディレクターの場合

【例文】

私は貴社のWebディレクターの求人を拝見し、前職で培った開発スキルやマネジメントスキルを活かして貢献できると思い、応募いたしました。

前職ではWebエンジニアとしてWebサイトの設計・開発に携わり、HTMLCSSJavaScriptをメインに使用していました。その後プロジェクトマネージャーとして働く機会もあり、開発プロジェクトの立ち上げから完了まで総合的に携わっています。これまでに開発したWebサイトは100以上です。

その中でWebサイトの品質に責任を持つWebディレクターを志すようになり、今回応募いたしました。貴社は企業サイトやECサイトを手掛けており、高い評価を受けています。

入社後はこれまでの開発経験やマネジメント経験を活かし、よりよいWebサイトを作るために貢献したいと考えております。将来的には、貴社が今後注力したいと考えているWebアナリストを目指し、より効果的なWebサイトを作り出すのが目標です。

応募先企業を志す理由を前職の経験に絡めてアピールしています。前職で携わった仕事や習得したスキル、入社後にそれらを活かして何を目指すのか明らかにするのは効果的です。キャリアパスは応募先企業が今後どの分野に注力したいのかを押さえたうえで記述するとよいでしょう。

Web業界でNGな志望動機例文

【例文】

私は、前職でオウンドメディアの制作・運営に携わる機会があり、その中でWeb業界への転職を志すようになりました。求人情報を確認している中で、貴社のWebマーケターの求人が目に留まり、今回応募いたしました。

前職ではオウンドメディアに掲載するコンテンツの作成を通じてある程度の成果を出せたため、入社後はその経験を活かしてマーケティングに携わりたいと考えております。マーケティング経験を積んだうえで、将来的にはコンサルティング業務に携わるのが目標です。

Web業界を目指す理由は記述しているものの、応募先企業を選んだ理由には触れていないため、採用担当者が「なぜ自社を選んだのか」を理解できないのがNGである理由です。また、成果を数値化しておらず、内容も漠然としていてイメージしにくい文章といえます。

効果的な志望動機を作成するには、応募先企業を選んだ理由を盛り込み、成果はより具体的に書きましょう。提示するキャリアパスを応募先企業のビジョンと絡められるとより効果的です。

Web業界の将来性は?

Web業界を目指す方の中には、業界の将来性が気になる方もいるでしょう。2022年時点においてWeb業界は将来有望と考えられています。その理由は以下のとおりです。

  • IT業界自体が発展し続けている
  • インターネット関連技術は社会インフラとして欠かせないものになっている
  • AIやIoTといった新技術に注目が集まっている

  • ビジネスのDXが世界的に進んでいる

今後もさまざまな技術が開発され、Webの重要性はますます高まると予想されています。Web業界の発展により、業界で活躍する人材の重要性も高まるため、将来性に関してはあまり心配する必要はないでしょう。進化し続けるWeb業界で長く活躍したいのであれば、継続的にスキルアップに励むことをおすすめします。

まとめ

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Web業界で活躍する企業への転職を有利に進めたいのであれば、効果的な志望動機を考える必要があります。志望動機を書く際は、応募先企業の特徴を理解したうえで、自分のスキルや経験をアピールすることが大切です。企業のビジョンに絡めて将来のキャリアパスを盛り込むのもよいでしょう。

Web業界への転職を検討している方は、IT業界に強いマイナビITエージェントをぜひご活用ください。IT業界に特化した求人を数多く取り扱っており、応募書類の添削や面接対策も万全です。

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