更新日:2023/01/17
いざ転職活動を始めるとなると、履歴書や職務経歴書など、さまざまな書類の提出が必要になってきます。そこで、多くの第二新卒の方が気になるポイントが、卒業証明書の提出は必要なのかという点ではないでしょうか。新卒時の就活では、ほとんどの方が卒業証明書を提出していたと思います。では、第二新卒としての転職活動ではどうなるのでしょうか。その疑問を解消していきましょう。
まず、ほぼ提出を求められる新卒時とは異なり、第二新卒の場合は企業の採用方針によって提出の有無が大きく変わります。採用にとても慎重な企業や、学歴を重視している企業は提出を求める傾向にありますが、それも一概には言えません。一般的な転職者に対して卒業証明書の提出を求めることはあまりありませんが、第二新卒は新卒と一般的な転職者の中間的なポジション。そのため、採用側が新卒としての部分を重視するか、転職者としての部分を重視するかによって変わってくるのです。また、提出を求められるタイミングも、「応募段階で」「一次面接時に」「最終面接時に」などさまざまです。
このように、企業によってさまざまなパターンがあるので、「提出期限に間に合わない」「最終面接で提出を求められたけど、用意していなかった」と焦らないためにも、卒業証明書は転職活動を始める前に用意しておくのがベストです。卒業証明書は一般的には母校にて発行してもらいますが、遠方であったり、多忙で取りに行く時間がなかったりと、困難な場合もあると思います。その際は母校に連絡して郵送を依頼してみましょう。事情を説明すればすぐに対応してくれるはずです。中には「卒業時にもらった卒業証書の原本をコピーする形でもよい」という企業もありますが、すべての企業がそうだとは限りません。
つまりは、企業側がどんな採用方針であっても、きちんと卒業証明書を用意しておけば済む話ですから、面倒くさがらずにきちんと準備するようにしましょう。これは、第二新卒に限らず、すべての転職活動において、とても大切なことです。せっかく履歴書や職務経歴書を熱心に作成して、面接や筆記試験などを頑張っても、卒業証明書の提出ができず採用側に悪い印象を与えてしまったら...。そう考えると非常にもったいないですよね。提出を求めている採用側は、卒業証明書を見ることによって学歴を確認します。提出ができないとなると、学歴を詐称していると疑われてしまうことすらあるのです。きちんと学校を卒業しているにもかかわらず、そのような疑いをかけられてしまうのは、誰しも避けたいところだと思います。
ささいなことで自分のイメージを下げてしまわないためにも、転職活動を始める前にしっかりと卒業証明書の準備を整えておきましょう。
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