管理職を辞めたいと感じたら-理由や対処法について紹介|求人・転職エージェント

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更新日:2022/02/18

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管理職を辞めたいと感じたら-理由や対処法について紹介

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管理職は一般社員とは異なり背負う責任が格段に重くなります。

そのため「管理職なんて自分には務まらない」と自信を失うときや「もう管理職を辞めたい」と思い詰めてしまうこともあるのではないでしょうか。

そうした気持ちが一時的なものならよいのですが、辞めたいという感情が持続するようであれば、今後のことを考えなければいけないかもしれません。

そこで今回は、管理職を辞めたいと感じている方に向けて、辞めたい理由を探るヒントや対処法を解説します。

目次

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管理職を辞めたいと感じる理由

管理職を辞めたいと感じるとき、そこにはさまざまな思いや経験が関係しているはずです。

まずは管理職を辞めたいと感じる理由を5つ挙げます。

管理職がそもそも向いていない

そもそもあなたが管理職向きではない場合、辞めたいと思うようになるのも無理はありません

マネジメントや部下の育成など、求められる能力が幅広いのが管理職というポジションの特徴です。

ゼネラリストの役割を持つ管理職よりもプレイヤーとして現場で活躍するスペシャリストの方が合っているという場合もあるでしょう。

責任が重く、重圧に耐えられない

管理職が抱えなければならない責任の重さから、その重圧に耐えきれず辞めたいと感じる方も多いでしょう。

一般社員とは異なり、管理職は部下のミスを背負わなければならず、上司から求められる成果も大きくなります。

一人ですべてを抱えようとすると不安や恐怖心が大きくなってしまうでしょう。

上司と部下の板挟み状態になる

上司と部下双方の声に耳を傾けなければならない管理職は、その両者の板挟みになってしまいがちです。

上司には経営側の視点があり、部下には現場側の視点があります。管理職はその中間でうまくバランスをとらなければなりません。

両者の言い分を聞きながら適切な着地点を模索しなければならず、ときには辛い決断を迫られることもあります。

仕事量と給与が見合っていない

仕事量が増加するにもかかわらずそれに見合う給与がもらえなければ、管理職を辞めたいと感じてしまっても仕方ないでしょう。

特にマネジメントと現場の両方の役割を担うプレイングマネージャーの場合、仕事量は一層増加します。

上司から正当な評価が受けられなければ、モチベーションはさらに下がってしまうでしょう。

悩みを相談できる相手がいない

管理職ならではの悩みを相談できる相手がいないとネガティブな思考に陥りやすくなり、辞めたいと思うようになってしまう可能性があります。

管理職は社内の人に悩みを相談しにくい立場です。

しかし、家族や友人には悩みを話したくないという方もいるでしょうし、話せたとしても管理職同士でなければ伝わらない状況や感情もあるでしょう。

一人で悩みと向き合わなければならないことも多く、孤独感を感じてしまう方も多いようです。

管理職を辞めたいと思ってもすぐに辞められない理由

「すぐにでも管理職を辞めたい」と思っても、以下の2つのようなケースでは現実的にそう簡単に辞められない場合もあるでしょう。

会社や周りに対する責任感

会社や身近にいる上司や部下、クライアントなどの信頼や期待を裏切りたくない、また仕事を全うしなければという責任感を持っている管理職の方は、辞める決断に至るのに時間を要するかもしれません。

責任感が強い方は、自分が管理職を辞することで先々どのような影響が出るだろうか、どんな迷惑をかけてしまうだろうかということを強く想像してしまいます。

周囲のことを考える余り罪悪感が芽生え、辞めたいという感情を優先できなくなります。

一般社員と比べると年収が良い

管理職は多くの場合、プレイヤーである一般社員と比較すると高年収です。

管理職を辞めると、人によっては現在の生活水準を保てなくなる可能性があります。

特に家庭を持っている場合、将来的に子供の進学などでお金がかかることも予想されるため、先々を考えてしまい辞める決断を下せなくなるかもしれません。

管理職を辞めたいと思ったときの対処法

管理職を辞めたいと思ったとき、その気持ちを抑え続けるのは非常に辛いことです。

今まさに辞めたいと思っている管理職の方は、ぜひ以下の対処法を参考にしてください。

まずは自分にあっているか今一度考えてみる

辞めたいと感じたら、まず自分に管理職というポジションが本当にあっているのかを振り返ってみましょう

職種と同様、管理職などのポジションにも向き不向きはあります。

以下の記事を参考に、自分にとって管理職という立場がどのようなものなのかを一度確認してみることをおすすめします。

辞めたいと思った理由を書き出してみる

紙やノートに感情を書き出し、管理職を辞めたいと感じたきっかけや理由を探りましょう

理由がわかれば辞める以外の解決方法が導き出せるかもしれませんし、書き出したことで自分には向いていないこと、責任が重すぎることが明確になった場合には、この先管理職を続けることは負荷が大きすぎるということになります。

上司に降格や異動を申し出ることも視野に入れましょう

また、一人でストレスや不安を抱えてしまっている場合は、まず相談相手を見つけることをおすすめします

相談相手は必ずしも社内の上司や同僚でなくてもかまいません。家族や友人など、自分の気持ちを素直に話せる相手を探してみましょう。

近しい人に相談しにくいという場合はセミナーや勉強会に参加し、同じような境遇の人たちと交流を持つのも一つの方法です

思い切って転職を考えてみる

自分なりに工夫したものの「どうしても管理職を辞めたい」という場合は、転職を検討するのもよいでしょう。

一つの環境で頑張り続けるよりも新しい環境に移ったほうが活躍できる可能性も大いにあります

転職活動の際は、転職支援のプロフェッショナルである「マイナビエージェント」の利用がおすすめです。

非公開を含めた豊富な求人数を誇ることからあなたの希望や適性にフィットした企業と出会いやすく、満足度の高い転職が実現します。

専任のキャリアアドバイザーからのサポートも受けられるため、効率的に転職活動を進められるでしょう。

まとめ

心に負荷を与え続けることは、精神的な病気を患う可能性を高めます。

それによって、あなた自身が望むキャリアの構築が難しくなってしまうかもしれません。

管理職を辞めたいと感じたら、そのまま自分の感情を見て見ぬふりするのではなく、一旦立ち止まって自分の気持ちを見つめ直してみましょう。

もし今の環境を根本的に変えたいのであれば、転職エージェントの活用も視野に入れながら自分の感情と向き合う時間を作ってみてください

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執筆・編集

マイナビエージェント編集部

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