面接は練習で差がつく!効果的な練習方法と意識したいポイント|求人・転職エージェント

メニュー

更新日:2024/04/05

面接

面接は練習で差がつく!効果的な練習方法と意識したいポイント

common_178.jpg

この記事のまとめ

  • 面接の練習をしないと「定番の質問に答えられない」「余計なことを言ってしまう」「アピールポイントがまとまらない」といった事態を招く恐れがある。
  • 面接は本番と同様にスーツやカバンを身につけ、入室から退室まで行うとよい。
  • 一人で面接の練習をする際は動画を撮影し、表情や話し方、姿勢などが正しいかチェックするとよい。

転職において避けて通れないのが「面接」です。面接は採用の可否に影響するため、きちんと練習をして本番に臨む必要があります。しかし、どのように面接の練習を進めたらよいのか分からない人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、面接の練習で意識したいポイントや効果的な練習方法を紹介します。緊張しない方法や練習回数についても解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。

目次

満足度総合NO.1 ※2024年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 転職エージェント 第1位満足度総合NO.1 ※2024年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 転職エージェント 第1位

面接には練習が欠かせない3つの理由

common_178_1.jpg

面接の練習は本当に必要なのか疑問を感じる人もいるでしょう。面接に慣れている人であれば必要性を感じないかもしれませんが、転職の成功確率を上げるためには練習を積むことが大切です。ここでは面接の練習をすべき理由を3つ紹介します。

1.本番にリラックスして臨むため

かしこまった雰囲気の中で他人からの質問に答えたり、自分の経歴を説明したりするという経験は、一般的にそれほど多くないため、緊張しやすいといえます。事前に面接の雰囲気をイメージしながら練習を重ねることで、本番で緊張しにくくなるでしょう。

2.伝える内容を整理するため

一般的な企業の面接で聞かれる内容は、自己PRや志望動機など、ある程度決まっています。面接の練習を通して伝えるべき内容を整理しておけば、個性や仕事への思いを正確に面接官に伝えられるでしょう。

3.伝わりやすい話し方を身につけるため

面接の場では、面接官に伝わりやすい話し方を意識する必要があります。

  • 話の構成は分かりやすいか
  • 言葉遣いは適切か
  • 話が短すぎたり、長すぎたりしないか
  • 声の大きさ、早さ、高さは聞き取りやすいか

スマートフォンなどで音声を録音することで、上記のポイントを押さえた話し方ができているかチェックできます。

面接の練習では流れを把握しておくことが大切

面接の練習をする前に、どのような流れで面接が進んでいくのか把握しておきましょう。面接の流れを知っていれば、慌てることなく本番に臨めます。一般的に面接は以下の手順で進みます。

  1. 訪問
  2. 入室
  3. 面接開始(自己紹介や自己PR、転職理由など)
  4. 条件の確認(給与や勤務地など)
  5. 逆質問
  6. 面接終了

面接は基本的に面接官が進行します。面接が終了して退室するまで気を抜かないようにしましょう。

面接の練習で意識したい5つのポイント

common_178_2.jpg

面接では応募者の人柄も見られています。表情が暗かったり姿勢が悪かったりすると、マイナスな印象を与えてしまうため注意しましょう。ここでは表情や話し方など、面接官と話すときの大切なポイントを5つ紹介します。練習から意識して取り組んでみてください。

1.表情

面接では表情を柔らかくし、笑顔が基本です。笑顔が苦手な人は口角を上げるよう意識してみましょう。転職した理由や志望動機を話す際は、真面目な表情にすると真剣さが伝わります。

また面接官と話す際はしっかりと目を合わせましょう。目が泳いでいると落ち着きがないように見られてしまいます。面接官が話しているときは、時折うなずいたり相づちを打ったりして反応しましょう。

2.姿勢

面接では、常に姿勢が悪くなっていないか意識しましょう。猫背は、「だらしない」「自信がない」といった印象を与えます。また、椅子に座っているときに背もたれに寄り掛かることもマイナスポイントです。背筋をピンと伸ばして面接官の真正面に体を向け、背もたれに背を預けない程度に深めに腰をかけましょう

3.話し方

声の大きさや話すスピードなど、話し方もポイントのひとつです。どれだけ話す内容が魅力的でも、聞き取りにくいと面接官に伝わりません。明るく大きな声、聞き取りやすいスピードで話すように意識しましょう。また、緊張すると早口になる傾向があるため、少しゆっくり話すことも心掛けてみるとよいでしょう。

4.口ぐせやしぐさ

自分では気がつきにくい、口ぐせやしぐさにも注意が必要です。「ええと」「あのう」といった口ぐせは、返答に困った際に使ってしまう人も多いでしょう。数回使用する程度であれば面接官も気にしませんが、あまりにも多いと不快な印象を与える恐れがあります。貧乏ゆすりや髪の毛を触るなどのしぐさも、マイナスの評価につながることがあるため、気をつけましょう。

5.時間

質問に対しての回答時間も意識しましょう。自分をアピールしたい気持ちが強いあまり、回答時間が長くなってしまう人もいます。しかし、話が長いとかえって大事な部分が伝わりにくくなります。とはいえ短すぎても自己PRにはつながりません。適切な回答時間は質問の内容によっても異なりますが、30秒から1分程度を目安にするとよいでしょう。

効果的な面接の練習方法5つ

common_178_3.jpg

働きながら転職活動をしていて、「面接の練習時間が十分に取れない」と感じている人もいるのではないでしょうか。ここでは、面接練習の効果を高めるための5つの方法を紹介します。ポイントを押さえて、効率よく練習しましょう。

1.定番の質問に対する答えを用意する

面接ではよく聞かれる質問があります。あらかじめ答えを用意しておくことで、慌てることなくスムーズに回答できるでしょう。面接で定番の質問は以下のとおりです。

  • 自己紹介してください
  • 自己PRをお聞かせください
  • 長所・短所を教えてください
  • 志望動機をお聞かせください
  • 転職を決めた理由をお聞かせください
  • 何か質問はありますか

ほかにも、予想される質問の回答を用意しておくとよいでしょう。

2.動画を撮影して内容や表情をチェック

面接の練習は本番と同じように声を出し、その様子を動画で撮影してみるのがおすすめです。客観的に自分の姿を見ることで、面接時の立ち居振る舞いをどうすればよいか、話すスピードは適切かなど具体的な改善がしやすくなります。撮影が難しい場合は鏡の前で練習するのもよいでしょう。

3.友達や家族に手伝ってもらう

友達や家族に面接官役になってもらい、実際の面接のようにシミュレーションを行うのも効果的です。つい、なれ合いの気持ちが出てしまうかもしれませんが、普段の話し言葉ではなく、本番と同じように受け答えを行うことを意識しましょう。緊張感を持って本番に近い雰囲気で行うことが大切です。可能であれば部屋を用意して、入るところからチェックしてもらいましょう

4.Web面接の際はパソコンを使ってチェックする

面接がオンラインで行われる場合は、パソコンなど面接で利用する予定のデバイスを使って練習を行いましょう。相手が聞き取りやすいように大きな声でゆっくり話す、画面ではなくカメラを見るといったことを意識して練習してみてください。

5.模擬面接を受ける

転職活動のサポートを行っている転職エージェントでは、模擬面接を受けられます。模擬面接では、本番に近い環境で練習できますし、担当者からフィードバックがもらえるのでおすすめです。

面接の練習で大切なこと5つ

common_178_4.jpg

面接の練習を何度繰り返しても、同じことを反復練習しているだけでは、あまり意味がありません。面接の練習を行う際には、1度目よりも2度目、3度目と、よりよい受け答えができるように改善を図っていきましょう。ここでは、面接の練習で大切なことを5つ紹介します。

1.入退室の練習から始める

面接では入退室のマナーも見られます。そのため、話す練習や質問の回答を用意するだけでなく、面接本番と同様に入室から退室まで一連の流れでリハーサルを行いましょう。繰り返し練習し感覚をつかめれば、余裕も生まれます。頭で考えなくても動けるように、何度も練習して体に覚え込ませるとよいでしょう。

2.振り返りをする

面接の振り返りを行うことで、受け答えの内容をブラッシュアップできます。闇雲に練習を繰り返すのではなく、1回ごとにどこがよくなかったのか、どうすれば改善できるのかを検討し、次の練習に活かしましょう。

3.暗記ではなく要点を押さえて

伝えたいことを丸暗記すると、棒読みになったり、感情が伝わらなかったりすることもあるでしょう。さらには、緊張によって記憶が飛んでしまい、途中で言葉に詰まるといった事態にもなりかねません。回答全部を丸暗記するのではなく、自分がやりたいことやできることなど、要点をしっかりと押さえて的確に主張できるようにしましょう

4.自己PRは絞って伝える

自己PRはひとつかふたつに絞ってシンプルに伝えましょう。自分を売り込みたいからといって強みを何個もアピールすると、一番アピールしたいことがぼやけてしまいます。応募先の企業が求める人材を事前に確認し、興味を示してもらえるアピールポイントを選びましょう

5.アピールポイントはエピソードを絡めて具体的に

アピールポイントは自身のエピソードを絡めたオリジナルのものを伝えましょう。たとえば「コミュニケーション能力が高い」といったアピールポイントも「トラブルが起きた際に他部署の人とも連携を取って迅速に解決しました」と過去のエピソードを交えて伝えれば説得力が生まれます。エピソードが浮かばない場合は、過去の成功体験や失敗体験を書き出してみるとよいでしょう。

面接の練習に関するQ&A

common_178_5.jpg

面接の練習に関する疑問はさまざまで、不安を感じている人もいるのではないでしょうか。ここでは、面接の練習に関するよくある質問を回答と共に紹介します。面接練習の回数や期間についてだけでなく、緊張をほぐす方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

面接の練習は一人でもできる?

面接の練習は家族や友人など、第三者に手伝ってもらうと本番に近い環境で練習できます。しかし、「動画を撮影する」「鏡の前で練習する」「ほかの人の面接動画を見る」など、一人で行う方法もあります。特におすすめなのは、動画の撮影です。自分を客観的に見て、悪い部分があれば改善しましょう。

面接の練習は何日前からする?

面接の練習は何日前から行なうべきなのか明確な基準はありません。しかし、できる限り早めに始めるとよいでしょう。情報収集を含めて面接本番の2週間前には始めるのが理想です。とはいえ、人によっては1日で面接のノウハウやコツをつかむ人もいます。早めに始めて、様子を見ながら練習のスケジュールを立てましょう。

緊張をほぐすには?

何度も練習して自信を持つことで、ある程度緊張はほぐれます。面接は慣れていないと緊張してしまうものです。スーツやカバンを着用し、本番に近い環境で練習すれば、本番と同じような緊張感を味わえるでしょう。スーツも着慣れていないと動きがぎこちなくなるため、確認するうえでも本番と同様の見だしなみで練習してみましょう。

面接の練習は何回する?

面接の練習回数に決まりはありません。自信を持てるまで練習するとよいでしょう。目安としては、30分〜1時間を週に2〜3回です。練習をしすぎてもよくない場合があります。それは面接の流れが自分の中でマニュアル化され、予想外の出来事に対応できなくなることです。早めに練習を開始し、様子を見ながら回数を調整しましょう。

面接練習なしではダメ?

面接の練習をしないで本番に臨むのはおすすめできません。面接の練習をしないと「定番の質問に上手に答えられない」「言わなくてもよいことを言ってしまう」「言いたいことがまとまらず長時間話してしまう」といった事態を招く恐れがあります。

「コミュニケーション能力が高いから大丈夫」と思っていても、1回は練習してみてください。問題なければそのまま面接に臨むとよいでしょう。

面接の練習をすることで焦らずに当日を迎えられる

どのようなことでも、場数をこなせば自信を持って対応できるようになっていきます。面接には適度な緊張感も大切ですが、緊張しすぎて失敗しないためにも、練習を重ねて自信をつけましょう。自身で練習するだけでは不安が残る場合は、マイナビエージェントの面接対策サービスをご利用ください。

マイナビエージェントの面接対策サービスでは、キャリアアドバイザーが面接官役となって模擬面接を行います。応募企業での面接の傾向を把握したうえで具体的なアドバイスをいたします。

まとめ

common_178_6.jpg

面接の練習は家族や友人に手伝ってもらい、本番と同様の流れで進めると効果的です。服装もスーツやカバンを身につければ、本番に近い緊張感を味わえます。一人で練習する場合はスマートフォンで動画を撮影するか、鏡を見ながら練習するのがおすすめです。

面接の練習をより効率よく行いたい場合には、ぜひマイナビエージェントにご相談ください。応募先企業に合わせた模擬面接で、自信を持って面接に臨めるようサポートいたします。

満足度総合NO.1 ※2024年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 転職エージェント 第1位満足度総合NO.1 ※2024年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 転職エージェント 第1位

執筆・編集

マイナビエージェント編集部

マイナビエージェント編集部では、IT業界・メーカー・営業職・金融業界など、様々な業界や職種の転職に役立つ情報を発信しています。マイナビエージェントとは、業界に精通したキャリアアドバイザーが専任チームで、あなたの転職活動をサポートします。多数の求人情報の中から最適な求人をご紹介します。

SNSシェア

注目コンテンツ