【例文あり】転職の自己PRで計画性をアピールしたい!ポイントや注意点は?|求人・転職エージェント

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更新日:2024/03/18

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【例文あり】転職の自己PRで計画性をアピールしたい!ポイントや注意点は?

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この記事のまとめ

  • 計画性をアピールする際は、企業が求める能力を的確な表現で伝える。
  • 「計画性」はほかの言葉に言い換えるのがポイント。効果的にアピールするためには、エピソードの選定も重要。
  • 自己PRの伝え方に悩んでいる方は、転職エージェントを利用するのもひとつの手。

転職の自己PRで、計画性をアピールしたい方もいるのではないでしょうか。計画性は仕事をするうえでの大切な資質ですから、アピールポイントとしては有効です。しかし、伝え方を間違えると、企業に評価されない恐れもあります。

そこでこの記事では、転職の自己PRで計画性をアピールするための方法をご紹介します。計画性をアピールする際のポイントや注意点について、効果的な例文つきで解説していますので、ぜひご一読ください。

目次

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企業が必要とする計画性とは?

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「計画性」には、さまざまな意味があります。「時間管理能力」「自己管理能力」「リスク管理能力」など、これらはすべて計画性に当てはまります。では、応募先企業側が重視する計画性とは、一体どのようなものでしょうか。まずは、企業のニーズを理解したうえで、計画性を自己PRに取り入れていきましょう。

仕事を進めるうえで必要な能力

計画性とは、目標に向けて予定を立て、スケジュールどおりに遅延なく進められることをいいます。仕事を進めていくうえで必要とされる計画性には、「予定どおり目標を達成するための工程を考えること」「発生するかもしれないトラブルを予測し対処法を立てること」のほか、「時間管理能力」も含まれます。

チームをマネジメントする能力

計画性といっても、仕事の業務内容によって求められるものは違います。依頼を受けた内容をチーム単位で納期までに遂行させたり、システム開発やプロジェクトをマネジメントしたりする場合は、チーム全体の状況を把握し、各工程がスムーズに進むように計画を立てるスキルが必要とされます。

セルフマネジメント能力

個々に仕事の進め方を任せられるような仕事の場合は、セルフマネジメント、セルフコントロールなど、目標達成に至るまでの、自己管理能力を中心とした計画性が求められます。自分が、どの立場で計画性を発揮できるかを見定めていくようにしましょう。

自己PRで計画性をアピールする場合の4つのポイント

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計画性をアピールする際には、具体的なエピソードや企業の求める能力に合った的確な表現で伝えることが大切です。ここでは、自己PRで計画性をアピールする場合に知っておきたい4つのポイントを紹介します。

1.計画性が企業から求められている能力であるか判断する

自己PRを考える前に、応募する企業が重視している能力を把握しましょう。自己PRでどれだけしっかりした計画性をアピールしたとしても、企業のニーズと合っていなければ、好印象は残せません。

応募先企業の社風や雰囲気、組織体制のほか、応募職種の仕事内容、仕事の流れなど、できる限り調べておくことが大切です。そのうえで、自分が持つ計画性に関する強みを当てはめていきます。

企業によっては、「トップダウンの傾向が強い」「上司からの指示にしたがうことを特に求められる」「毎日決まった仕事を遂行することが望ましいとされる」といったところもあります。

そうした傾向の企業に対し、自主的な計画性をアピールしても、かえって逆効果となります。求められる人物像を把握し、その企業に合った計画性を伝えられるよう準備することが大切です。

2.計画性は、計画立案能力+計画を実行する力

計画性を強みにする場合、計画を立てる能力をアピールすることに偏りがちですが、本来、計画は実行されてこそ目的が達せられるものです。自己PRで計画性を押し出すときには、計画立案能力と計画を実行する力はセットと考えて伝えていきましょう

仕事を遂行するためにどのような計画を立て、実行に移していったか。そして、結果的にどういった成功を導き出せたのか。計画を達成したところまでを、具体的なエピソードを挙げて伝えることが大切です。

3.職種・業務で評価される計画性をアピールする

転職先の企業でも、前職と同じ職種で仕事をする場合は、前職で得た計画性をアピールすることでよい評価につながるでしょう。しかし、転職先で前職とは別の職種を希望している場合、前職での計画性をそのまま強みとして伝えても評価されないことがあります

たとえば、事務職として仕事をしているときに必要な計画性が、そのまま営業職で通用するとは限りません。事務職で身につけた計画性を営業職で活かしていくとすれば、営業職で必要とされ得る計画性をイメージし、これまで自分が実行してきた計画性が合致するかを検討したうえでアピールしていくとよいでしょう。

4.アピールポイントを具体的に整理しておく

計画性は、数値など分かりやすい形で伝えられるわけではないため、できるだけ具体的な事柄を端的に伝えることが大切です。企業側の採用担当者がイメージしやすいよう、仕事のシチュエーションを分かりやすくし、どのような業務について何を意識して計画していたかを伝える必要があります。

そのためには、事前に自身の経験に基づいた計画性を発揮したエピソードや、その結果得られた成功や成果を書き出して整理しておきましょう。目に見える形で具体化することで、転職先で自身の計画性を発揮できるポイントを絞り込みやすくなります。

自己PRで効果的に計画性をアピールするための3ステップ

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計画性は、入社後に発揮できる強みですから、自信を持ってアピールできます。ただし、自己PRとして企業から評価してもらうためには、提示の仕方や内容も重要です。伝え方を間違えると、評価を得られないケースもあるので、要点を押さえたうえで自己PRを作成しましょう。ここでは、計画性を効果的にアピールするポイントを解説します。

ステップ1.結論から伝える

はじめに結論を述べると、アピールポイントが明確になり、採用担当者に伝わりやすい自己PRになります。結論を伝えていれば、後述する内容がアピールポイントに関連するものだと分かるため、説得力も増すでしょう。

インパクトのある書き出しで、ほかの応募者と差をつけられるのも、結論ファーストを取り入れる利点です。印象に残る一文から書き始めると、内容を最後まで読んでもらえる可能性が高まるため、結果として書類選考の通過率アップにもつながります。

ステップ2.具体的なエピソードで根拠を提示

強みを伝えたあとは、なぜ計画性が強みであるかを説明します。「いつ計画性を発揮したのか」「それはどのような場面か」「どのような計画性であったか」など、経験を具体的に伝えて、強みだといえる根拠を明確にしましょう。

その際に、データや数値を用いると、説得力が増します。数字で示せる根拠がある場合には、「1年で〇〇%」「3ヵ月で〇〇点」というように、客観的に伝わる表現を使うのがポイントです。

ステップ3.入社後に貢献できることを伝える

最後に、計画性が仕事でどのように役立つのかを述べましょう。採用担当者が気になっているのは、応募者の入社後の働き方です。「入社後に活躍してくれそう」と思ってもらうためには、具体的な仕事への取り組み方や目標について伝えるのがポイントです。

そのためには、企業の業務内容を理解しておく必要があります。また、企業によって求める人材のニーズは異なるので、しっかりと把握したうえでアピール方法を考えましょう。

自己PRで計画性を伝えるときの注意点

計画性をアピールする応募者はたくさんいるため、「計画性があります」だけでは、印象の薄い自己PRになってしまいます。冒頭にインパクトがないと、自己PRを最後まで読んでもらえないケースもありますから、以下のように具体的な言葉に言い換えて伝えましょう。

  • スケジュール管理ができる

  • 業務を効率化できる

  • 優先順位をつけられる

  • 目標に向けて行動できる

  • 自己管理ができる

  • リスク管理能力がある

  • 時間管理が得意

また、計画性の伝え方しだいでは、マイナスの印象を持たれてしまう恐れもあります。「柔軟性がない」「融通が利かない」などと思われないためには、エピソードの選定も重要です。

転職の自己PRで計画性をアピールするための例文5

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ここからは、計画性をアピールする例文を見ていきましょう。企業の求める人物像と、応募者のアピールポイントがマッチすれば、選考に有利となる効果的なアピールができます。ここでは、強みに合わせて5つの例文をご紹介していきます。

目標達成までのスケジュール管理をアピールする場合

【例文】

私の強みは目標達成へ向けて行動できることです。現職では新卒から3年間、建材メーカーのルート営業を担当しています。業務では、年間売上目標達成のため、週単位で目標の設定をし、それを達成するよう努力しました。週ごとに達成状況を検証し、次週の目標達成のために活かすことで、直近2年は年間目標額の120%を達成しました。

また、効率良く一日の時間を使えるよう、午前中は企画書作成や書類整理などにあて、午後からは顧客訪問、社内での打ち合わせは夕方にまとめて行えるようにコントロールしていました。御社においても目標の進捗具合を把握し、必要に応じて軌道修正することで、成果を出していきます。

リスク管理ができることをアピールする場合

【例文】

前職では事務職を担当し、計画性を持って業務を遂行してきました。ToDoリストを作り、1日単位、週単位、月単位での業務を把握し、仕事を進めてきましたが、各部署との調整も多く、計画どおりに進まないことも多々ありました。その際も慌てずに済むよう、時間的余裕と対処法をいくつか用意して臨んでいました。

今回は、営業職として応募しておりますが、これまで培ってきた経験を活かし、何らかの事態が起きてもお客様に迷惑がかからないよう、さまざまな状況を事前にシミュレーションし、顧客に対しても社内においても柔軟に対応することを心掛け、御社の事業に貢献していきたいと考えています。

自己管理能力をアピールする場合

【例文】

私は、自己管理能力に自信があります。前職では、マンションやテナントを取り扱うカウンターセールスに3年間従事していました。入社当初は資格を保有していませんでしたが、スキルアップを目的として、3年間で「宅地建物取引士」「マンション管理士」「ファイナンシャルプランナー2級」の3つの国家資格を取得しました。

独学での資格取得を目指すにあたって、業務との両立を図る必要があったため、効率よく勉強を進められるように事前に計画表を作成しました。目安となる必要勉強時間を調べ、そこから1日に必要な勉強時間を設定することで、業務をおろそかにすることなく知識を習得できました。

毎週末に進捗状況をチェックしていたことも、スムーズな資格取得につながったと考えています。この計画性を活かし、御社の事業に取り組んでまいります。

効率的に仕事を進められることをアピールする場合

【例文】

私は、業務を効率化することが得意です。新卒後3年間、〇〇デパートでアパレル販売スタッフとして従事しています。業務中はお客様への接客と並行して、発注業務や在庫管理、備品整理やシフト作成を行わなければなりません。そのため、事前に日ごとのタスクをすべて洗い出し、優先順位をつけています。

また、より業務の効率化を図るために、チャットツールとコラボレーションアプリの導入を提案し、スタッフ同士の連携性を高めました。効率化を図ったことで、DM作成などの顧客管理にかける時間が増え、結果として直近1年間のリピーター率が前年比の40%アップしました。御社の事業でも、効率的に業務を遂行する能力が活かせると考えます。

決められた期間で成果を出せることをアピールする場合

【例文】

私は、目標達成を目指す意欲が高いと自負しております。前職では、法人営業の新規開拓を担当していました。入社1年目は1年間に70件の新規開拓が目標でしたが、思うような成果が出ませんでした。そこで2年目からは、営業リストを作成して明確な営業戦略を立てることに重点を置き、目標達成を随時確認しながら業務を遂行しました。

また、メインだった飛び込み営業からWebサイトやSNSWeb広告を利用した新規開拓へとスタイルを変えた結果、入社2年目には90件、3年目には130件の新規開拓に成功しました。直近2年間は、社内で新規開拓数トップを獲得しています。御社でも達成意欲の高さを活かして、売上に貢献していきます。

まとめ

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計画性にはさまざまな意味がありますが、企業が必要としているのは、「物事をうまく進める能力」「チームをマネジメントする能力」「セルフマネジメント能力」といった計画性です。自己PRで計画性をアピールする場合、応募職種の仕事内容によって必要な計画性は異なりますから、応募先企業への事前のリサーチが重要だといえるでしょう。

計画性のアピールは、伝え方を間違えると、アピールポイントが分かりにくくなってしまいます。場合によっては、短所と捉えられてしまうケースもあるため、要点を押さえたうえで計画性をアピールすることが大切です。

自己PRの完成度をより高めたいという方は、転職エージェントの活用もひとつの方法です。マイナビエージェントでは、履歴書添削や面接対策も実施しています。キャリアアドバイザーが一人ひとりの転職成功をサポートしますので、自己PRに悩んでいる方はぜひご相談ください。

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執筆・編集

マイナビエージェント編集部

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