転職にかかるコストは?
「転職とお金」完全ガイド
転職とお金の関係では、前の会社を退職してから転職先が決まるまでの間に“収入”が減ることと同時に、転職そのものにかかるコスト、つまり“支出”について考えておく必要があります。
転職活動にはこんなコストがかかる
転職活動にかかるコストとしては、次のようなものが考えられます。
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面接へ行くための交通費
電車で移動するとしても、交通費は意外にかかるもの。特に遠方へ行ったりタクシーを使わざるをえなかったりすると交通費がかさみます。場合によっては宿泊費がかかることもあるでしょう。
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書類関係
履歴書や職務経歴書のプリント代、それを送るための郵便代、証明写真代など、こまごまとした費用も数が多いとそれなりの金額になります。
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服、靴、バッグ等
面接にのぞむに当たって、スーツを買ったり、靴やバッグを新調したりする必要があるかもしれません。
間接的なコストもかかる
転職活動にかかるコスト以外にも、退職したことで増える支出があります。
サラリーマンの場合、健康保険料と厚生年金保険料を会社と半分ずつ納めていて、自己負担分はお給料やボーナスから天引きされています。前の会社を退職してすぐに転職先に入社した場合、こうした社会保険の手続きは会社がやってくれますが、退職から転職までに間があくと、その間は自分で手続きして保険料を払う必要が生じます。
健康保険については、一定の条件を満たすとそれまで加入していた健康保険組合の任意継続被保険者となることができますが、それまで会社と折半していた保険料を全額自己負担することになります。
退職して会社員でなくなると、厚生年金の加入者から国民年金の加入者となるので、市区町村役場の国民年金の窓口で手続きして、1か月あたり16340円(2018年度の場合)の国民年金保険料を払わなければなりません。
転職前にしっかり貯蓄
このように、転職には転職活動にかかる直接的なコストと、社会保険料などの間接的なコストがかかります。
納得できる転職先が見つかる前にお金が尽きてしまうということがないよう、転職前にしっかりとお金を貯めておくことが大切。貯蓄ゼロでは転職できないと心得ましょう。
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