稼げる資格25選!おすすめ資格の特徴や難易度、選び方を徹底解説

ビジネススキル・マナー

資格はキャリアアップにおいて大きな強みとなりますが、「せっかく取得するなら高収入が目指せるものを選びたい」という方も多いでしょう。

そこで、本記事では稼げる資格を厳選して16選紹介し、特徴や難易度、選び方を詳しく解説します。収入を伸ばすために資格取得を考えている方は、ぜひ参考にご覧ください。

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1. 稼げる資格とは?

稼げる資格の特徴としてまず挙げられるのは、社会における需要が高く、専門性が評価される分野であることです。医療や法務、金融などに関する職種は、高度な知識が求められるため、専門の資格が必要になることも多いです。

また、取得することで独立やフリーランスとして活躍できたり、昇給や昇進の条件になっていたりする資格も、稼げる資格の特徴と言えます。さらに、更新制の資格や実務経験が必要な資格は、その希少性から市場価値が高くなる傾向にあります。

1.1. 稼げる職業は資格が求められることも多い

以下の表は、令和6年の厚生労働省「賃金構造基本統計調査」における平均給与額と年間賞与額から割り出した、職業別の推定年収ランキングです。上位を見ると、やはり専門資格が必要な職業が多いことがわかります。

※男女計・企業規模計(10人以上)

職業きまって支給する現金給与額(円)年間賞与
その他特別給与額(円)
推定年収
1航空機操縦士 1,217,700 1,749,900 約1,636万円
2医師 1,025,900 1,069,300 約1,338万円
3歯科医師 909,200 444,800 約1,136万円
4大学教授(高専含む) 667,900 2,918,300 約1,093万円
5管理的職業従事者 579,900 2,213,100 約917万円
6その他の経営・金融・保険専門職業従事者 582,800 2,038,600 約903万円
7獣医師 713,000 291,800 約885万円
8大学准教授(高専含む) 549,000 2,218,900 約881万円
9公認会計士,税理士 557,700 1,870,200 約856万円
10法務従事者 537,000 1,208,700 約765万円

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2. 【需要の高い国家資格】稼げる資格10選

国家資格の中から、安定して稼げる可能性が高い資格を10個紹介します。国家資格とは国の法律に基づく資格で、社会からの信頼性が高く、一定の社会的地位が保証されやすいです。

比較的難易度の高い資格がそろっていますが、業務独占資格・名称独占資格・設置義務資格も多いため、その需要や専門性の高さから収入も高くなる傾向です。

2.1. 公認会計士

公認会計士は、法人などを対象に財務情報の信頼性を評価する監査や税務業務、コンサルティングなどを請け負う監査・会計の専門家です。

公認会計士として登録をするには、試験合格後、3年以上の実務経験(業務補助等)が必要です。実務経験を積んだ後は、独立することもできます。

試験日 【短答式試験】
第Ⅰ回:12月上旬
第Ⅱ回:5月下旬
【論文式試験】
8月中旬
受験料 19,500円
合格率
(令和6年度)
【短答式試験】
第Ⅰ回:10.7%
第Ⅱ回:9.4%
【論文式試験】
36.8%
【最終合格率】
7.4%

2.2. 行政書士

行政書士は、官公署に提出する書類の作成や手続きの代理、法律相談などを行う専門職で、企業や個人の法的サポートを担います。法律・行政などに関する専門知識を問う国家試験に合格すると、行政書士として活動することができます。

企業内の法務部門における活躍が期待されるほか、外国人のビザ申請・遺言書作成・契約書作成など幅広い業務に対応可能です。

試験日 年1回・11月の第2日曜日
受験料 10,400円
合格率
(令和6年度)
12.9%

2.3. 社会保険労務士

社会保険労務士とは、労働法・社会保険制度に関する知識を有し、労務管理や社会保険手続きをサポートする専門職です。

社会保険労務士試験に合格すると、社会保険労務士として企業の人事労務管理や年金、雇用保険、労災保険、健康保険などの手続き代行ができるようになります。高齢化や年金不安などから需要も高まっており、独立開業も可能なため、安定した職業として人気があります。

試験日 年1回・8月の第4日曜日
受験料 15,000円
合格率
(令和6年度)
6.8%

2.4. 中小企業診断士

企業経営の課題解決や成長支援を行うための専門知識を持つ、経営コンサルタントの国家資格です。企業の現状を分析し、経営戦略の提案や組織改善をサポートする役割を担います。

企業内での活躍はもちろん、独立してコンサルタントとして活動することも可能であり、経営やビジネス戦略に興味のある人にとっては非常に有用な資格です。

試験日 1次・2次ともに年1回ずつ

第1次試験:8月上旬の土曜日・日曜日の2日間
第2次試験:10月下旬の日曜日(筆記試験)、1月下旬の日曜日(口述試験)
受験料 第1次試験:14,500円
第2次試験:17,800円
合格率
(令和6年度)
第1次試験:27.5%
第2次試験:18.7%
※第1次試験で合格した科目は3年間の有効期限があるため、ストレートでの合格率は約4~5%

2.5. 宅地建物取引士

宅地建物取引士(宅建士)は、不動産取引に関わる法律や知識を有した専門職であり、宅地や建物の契約を結ぶ際、重要事項を説明したり契約書の交付を行ったりするのが主な仕事です。

不動産業界での信頼性を高めるために必要とされる国家資格で、業務において重要な役割を担います。不動産業での設置義務もあるため安定した需要があり、将来性の高い資格と言えます。

試験日 年1回・10月の第3日曜日
受験料 8,200円
合格率
(令和6年度)
18.6%

2.6. 土地家屋調査士

土地家屋調査士とは、土地・建物の権利関係を明確にするための測量を行ったり、登記に必要な書類を作成したりする国家資格です。弁護士や行政書士と同じく、職務上請求を行える8士業の一つであり、「地味だけど稼げる資格」としても知られています。

土地家屋調査士試験は、筆記と口述があります。筆記の午前試験では平面測量と作図が行われますが、測量士、測量士補、一級・二級建築士の資格がある方は免除となります。また、筆記の午後試験では、民法、不動産登記法、土地家屋調査士法などの知識が問われます。

試験日 【筆記】
10月第3週の日曜日
【口述】
1月中旬(筆記試験合格者のみ)
受験料 8,300円(収入印紙で納付)
合格率
(令和6年度)
11.0%

2.7. ITストラテジスト試験

IT戦略の策定や事業の革新、業務の改革を推進しながらビジネス成功を支える方、またCIO・CTO・ITコンサルタントを目指す方に最適の国家資格です。

情報処理技術者試験の中では、最も高度な知識と技能を要する「スキルレベル4」に属しており、合格率も15%前後と難易度は高めです。

試験日 年1回・春期(4月)
※令和8年度(2026年度)から、CBT方式での実施(一定期間内に複数日)に移行予定
受験料 7,500円
合格率
(令和7年度)
15.0%

2.8. 税理士

税制に関する専門知識を活かして、企業や個人の税務をサポートするための国家資格です。税務代理・税務相談・税務書類の作成代行は税理士しかできない独占業務であり、税制は複雑な部分が多いため、専門性が高いと言えるでしょう。

会計事務所や税理士法人、また独立して企業や個人の顧問税理士として活躍することも可能です。なお、税理士試験に合格するほか、公認会計士などの資格を活用して税理士になる方法もあります。

試験日 年1回・8月上旬の3日間
受験料 1科目:4,000円
2科目:5,500円
3科目:7,000円
4科目:8,500円
5科目:10,000円
合格率
(令和6年度)
16.6%

2.9. 電気主任技術者

電気事業法に基づく国家資格で、電気設備の工事・維持・運⽤に関する保安の監督を行う仕事です。一定のビルや工場、発電所や変電所などでは原則として事業場ごとに電気主任技術者を選任することが義務付けられています。

取り扱うことができる電圧によって第一種、第二種、第三種に分かれており、最も取り扱い範囲が狭い第三種でも合格率は15〜20%前後とやや低めですが、公共・環境の保全を図るために欠かせない、社会的需要のある資格と言えるでしょう。

試験日 第一種・第二種:年1回(一次試験 8月頃、二次試験 11月頃)
第三種:年2回(8月、3月頃)
受験料 インターネットによる申し込み:第一種および第二種 13,800円、第三種 7,700円
郵便による書面申込み:第一種および第二種 14,200円、第三種 8,100円
合格率
(令和6年度 下期)
第一種:一次試験 29.9%、二次試験 15.6%
第二種:一次試験 28.9%、二次試験 18.9%
※全体合格率は5〜15%程度と予想されます。
第三種:16.8%

2.10. 看護師

代表的な医療系国家資格の一つである看護師は、「手に職をつけたい」と考えている人に人気の資格です。病院やクリニックだけでなく、介護施設や保育施設などでも需要があります

専門学校や大学など指定の養成機関で勉強する必要がありますが、時代や地域に関係なく社会に必要な仕事で、キャリアを通じて長く活躍できるでしょう。

試験日 年1回・毎年2月
受験料 5,400円
合格率
(令和7年 第114回)
90.1%
※養成機関を修了する必要あり

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3. 【独学でも取得が目指せる】稼げる資格9選

特に、30代や40代で資格を目指す場合は、働きながら自分のペースで学習を進めたい方も多いでしょう。そこで、ここでは独学でも取得を目指しやすい資格を9つ紹介します。

3.1. キャリアコンサルタント

個人のキャリア形成を支援する専門職で、職業選択やキャリアの課題に対して具体的なアドバイスとサポートを行います。平成28年4月より国家資格に認定され、企業でのキャリアサポート・ハローワークでの就労支援・教育機関での就業相談など幅広い場で活躍することが可能です。

キャリアコンサルタント試験には、四肢択一方式のマークシート試験で行われる「学科」に加えて、記述方式の論述試験とロールプレイ方式の面接試験を組み合わせた「実技」があり、キャリアに関する深い知識と相談スキルが問われます。

試験日 年3回(3月・7月・11月)
受験料 学科:8,900円
実技:29,900円
合格率
(第29回 令和7年7月)
学科:72.4%・73.6%
実技:64.2%・64.5%
※前者はキャリアコンサルティング協議会、後者は日本キャリア開発協会での試験結果(試験問題は共通)

3.2. ファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能検定)

ファイナンシャルプランナー(FP)は、個人や企業の資産運用やライフプランに関するアドバイスを提供する専門家です。金融商品、保険、税務、不動産、相続など、さまざまな分野にわたる知識を活かして、顧客の資産を効率的に管理し、将来の目標達成に向けた計画を立てます。

FP業務を行うにあたって資格が必要なわけではないものの、実際は専門の資格を取得して活躍している方がほとんどです。FPの資格には多くの種類がありますが、中でも国家資格であるFP技能検定がよく知られています。

試験日 1級は年1回・2級は年3回・3級は毎月
受験料 【1級】
20,000円
【2級】
学科:5,700円
実技:6,000円
【3級】
学科:4,000円
実技:4,000円
合格率 【1級】(2024年9月)
82.4%
【2級】(2025年1月)
学科:44.4%
実技:48.8%
【3級】(2024年10月~2025年2月)
学科:85.4%
実技:85.6%

3.3. 介護福祉士

高齢者や障害者の日常生活を支援する専門職として、日本で唯一の国家資格を持つ介護のプロフェッショナルです。利用者が自立した生活を送れるように、身体的・精神的なケアを提供する役割を担い、介護現場で重要な存在となっています。

介護福祉士の資格を足がかりに仕事の幅が広がり、キャリアアップ・年収アップにつながる可能性があります。なお、独学でも取得は目指せますが、受験資格を得るには「一定年数の実務経験」または「養成施設でのカリキュラム履修」が必要です。

試験日 年1回・1月末頃
受験料 18,380円
合格率
(第37回 令和6年度)
78.3%

3.4. 日商簿記

企業の財務状況を記録・管理するための技術を証明する資格です。会計業務に必要な仕訳、帳簿の記入、決算書類の作成などを行うための知識を身に付けることができます。

日商簿記は、1級から3級までのレベルがあり、3級は初心者向け、1級は高度な専門知識が求められる内容です。経理や財務関連の職種で即戦力として認められるには、2級以上の取得が推奨されます。

試験日 【統一試験】
1級:年2回(6月、11月)
2級・3級:年3回(6月、11月、2月)
【ネット試験】
随時
受験料 1級:8,800円
2級:5,500円
3級:3,300円
合格率 【統一試験】(第170回 2025年6月)
1級:14.0%
2級:22.2%
3級:42.4%
【ネット試験】(2025年4月~2025年6月)
2級:37.5%
3級:41.7%

3.5. TOEIC

英語を使った国際的なコミュニケーション能力を測定する試験です。リスニングとリーディングのスキルを測定するテストや、スピーキングとライティングのスキルを測るテストがあります。

スコアは点数として表示されるため、転職の際にスコアを提示することで、英語能力をアピールできます。また、TOEICスコアを採用基準や昇進基準の一部として採用している企業も多く、高スコアの取得はキャリアアップにつながります。

試験日 おおよそ月1回
受験料 Listening & Reading Test:7,810円
Speaking & Writing Test:10,450円
Speaking Test:6,930円

3.6. 登録販売者

登録販売者とは、処方箋のいらない一般用医薬品(市販薬)の販売・説明を行う専門職です。各都道府県が実施する登録販売者試験に合格し、販売従事登録を行うことで資格を取得でき、ドラッグストアや薬局などで働くことができます。

職場によっては資格手当が支給される場合もあり、店舗管理者やマネージャーなど管理職を目指すことでさらに年収アップを見込めます。コンビニエンスストアや通信販売、在宅医療や介護の現場など活躍の場は広がっており、将来性も高いです。

試験日 年1回(日程は都道府県ごとに異なる)
受験料 12,800円〜18,200円程度(都道府県ごとに異なる)
合格率 40~50%前後

3.7. 危険物取扱者

危険物取扱者とは、消防法で定められた危険物を取り扱うための国家資格です。危険物の具体例としてはガソリンや石油類、金属粉といった火災の危険性の高い燃焼物が挙げられ、ガソリンスタンドや工場などで危険物取扱者の資格保有者が求められます。

「甲種」「乙種」「丙種」の3種類があり、資格保有者の働く場所や職種はさまざまですが、安定した需要と収入が期待でき、より好待遇の職場・職種への選択肢も増えるでしょう。

試験日 都道府県ごとに異なる(東京都は毎月)
受験料 甲種:7,200円
乙種:5,300円
丙種:4,200円
合格率
(令和6年度)
甲種:34.3%
乙種:39.5%
丙種:49.2%

3.8. 賃貸不動産経営管理士

賃貸住宅の管理に関する知識・技能・倫理観を持った専門家としての資格で、賃貸住宅管理業務において設置が義務付けられている「業務管理者」の要件とされています。

賃貸不動産の適切な管理を通じて所有者の資産の有効活用、賃借人の安全・安心を確保することがその主な責務で、賃貸住宅のニーズの増加に伴って有資格者の需要も高まっています。不動産会社、管理会社、個人の大家など職場や働き方は多様です。

試験日 年1回・11月
受験料 12,000円
合格率
(令和6年度)
24.1%

3.9. 電気工事士

電気設備の工事や取り扱いができる専門技術者で、前述の電気主任技術者と同じ電気事業法に基づく国家資格です。一般家庭、小規模なビル、工場などの電気設備の設置または変更における電気工事の作業では、有資格者の従事が義務づけられています。

勤務先や経験などによって年収には差がありますが、関連資格の取得や大手企業への就職、独立開業への足がかりともなることから、キャリアの可能性が開ける資格と言えるでしょう。

試験日 上期:学科試験 4月~5月頃、技能試験 7月頃
下期:学科試験 9月~10月頃、技能試験 11月~12月頃
受験料 インターネットによる申し込み:第一種 10,900円、第二種 9,300円
郵便による書面申込み:第一種 11,300円、第二種 9,600円
合格率
(令和7年度 上期)
第一種:学科試験 56.5%、技能試験 55.1%
第二種:学科試験 57.7%、技能試験 72.0%

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4. 【副業や在宅ワークにおすすめ】稼げる資格6選

年収アップを目指す方に向けて、副業や在宅ワークに役立つおすすめの資格を6つ紹介します。特にIT系の仕事はパソコン1つでできる場合も多いため、副業や在宅ワークに向いています。「在宅ワークで稼ぎたい」「一人で稼げる資格を取りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。

4.1. 基本情報技術者試験

情報処理技術者試験の一つであり、IT業界で求められる基礎的な技術力や知識を証明する国家資格です。システム開発・運用、ネットワーク、セキュリティなどの分野における基本的な知識を問われ、IT関連の職種に就くための第一歩とされています。

IT関連の仕事はスキル次第で高収入を目指せるうえ、在宅ワークができる場合も多いです。基本情報技術者試験でIT分野の基礎を学び、上位資格の取得に向けた土台を築くこともできます。

試験日 随時
受験料 7,500円
合格率
(令和7年度8月)
41.7%

4.2. 応用情報技術者試験

前述の基本情報技術者試験の上位に位置する試験で、ITエンジニアとしてのレベルアップを図るのにおすすめです。名前に「応用」と付いているように、ワンランク上の応用的知識・技能を証明できるでしょう。

ITを活用した戦略の立案、システムの企画・要件定義や、サービスの安定的な運用を独力で担えるだけのスキルが期待される資格で、高度IT人材としてのキャリアアップ・スキルアップに役立ちます。

試験日 年2回・春期(4月)、秋期(10月)
※令和8年度(2026年度)から、CBT方式での実施(一定期間内に複数日)に移行予定
受験料 7,500円
合格率
(令和7年度春期)
22.1%

4.3. 情報処理技術者試験(高度試験)

情報処理技術者試験には、「高度試験」と呼ばれる試験群もあります。基本情報技術者・応用情報技術者はIT開発・運用全般に役立つ資格ですが、高度試験ではより細分化されたIT分野での専門知識・技能を測ります

前半で紹介した「ITストラテジスト」もこの高度試験に含まれますが、それ以外に「ネットワークスペシャリスト試験」「データベーススペシャリスト試験」など複数の試験があります。

試験日 年1回・春期または秋期
※令和8年度(2026年度)から、CBT方式での実施(一定期間内に複数日)に移行予定
受験料 7,500円
合格率 15%前後

4.4. Ruby技術者認定試験

プログラミング言語Rubyに関する知識とスキルを測定する資格試験です。初心者向けの「Silver」と、より高度な「Gold」の2つのレベルがあります。

シンプルで読みやすいコードが特徴のRubyは、Webサイトやシステムの構築、スタートアップのプロジェクトなどで広く活用されています。豊富なライブラリが利用できる点も魅力であり、今後も需要は高まっていくと予想されるため、副業でプログラミングを行う方にもおすすめの資格です。

試験日 随時
受験料 16,500円
合格率 非公表

4.5. WEBライティング技能検定

インターネット上のコンテンツ制作に必要な、文章作成スキルを証明する資格です。合格するには、SEOやターゲットユーザーのニーズに合った情報発信の知識が求められます。

この資格を取得することで、ライティングの基礎から専門的な技術まで体系的に学ぶことができ、ライター業務に必要なスキルをアピールできます。副業資格としても人気で、在宅で仕事をしたい女性などにもおすすめです。

試験日 月1回
受験料 6,000円
合格率
(第1回~第119回)
47.4%

4.6. ウェブデザイン技能検定

厚生労働省が認定する国家資格であり、Webデザインに関する知識と技術を証明するものです。Webサイトの制作、運営、管理に必要なスキルを測る試験で、1級から3級までのレベルがあります。

試験では、HTML、CSS、JavaScriptのコーディングやデザインの基本原則、ウェブアクセシビリティの知識が問われます。手に職をつけたい女性だけでなく、Webデザインに関するスキルを向上させたい男性にも人気の資格です。

試験日 2級と3級は年4回・1級学科と1級実技はそれぞれ年1回
受験料 【1級】
学科:8,000円、実技:25,000円
【2級】
学科:7,000円 、実技:16,000円
【3級】
学科:6,000円、実技:8,000円
合格率

1級:10~20%
2級:30~40%
3級:60~70%

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5. 稼げる資格の選び方

稼げる資格を選ぶ際は、資格の市場価値や将来的な需要に加えて、長期的なリターンを見据えることが大切です。ここでは、稼げる資格の選び方について詳しく解説します。

5.1. 需要が高く将来性のある資格を選ぶ

資格がどの程度の市場価値を持ち、将来の需要はどのくらい見込めるかをリサーチすることが重要です。長期的に活用できる資格を選ぶことで、安定した収入を得やすくなります。

例えば、AIやデータ分析、クラウド技術など成長が期待される分野は、資格の需要も増加傾向にあります。また、少子高齢化が進む中、医療や福祉の資格にも注目が集まっています。

5.2. 専門性が求められる資格を選ぶ

専門性が求められる資格は、その分野で活躍できる人材が限られるので、企業からの需要に比例して報酬も高くなりやすい傾向があります。

例えば、医療やIT、法律に関わる資格は高度な専門知識が必要であり、誰もが簡単に取得できるわけではありません。そのため、これらの資格を取得することで自己価値が高まり、常に優位な立場を維持できるようになります。

5.3. キャリアアップに繋がる資格を選ぶ

管理職や専門職向けの資格は、業務の幅を広げたり、昇給や昇進を後押ししたりする効果があります。リーダーシップを発揮できる役職を目指すことで、高収入を期待できるようになるでしょう。

また、キャリアアップに直結する資格は転職市場でも高く評価されるため、キャリアの選択肢が広がり、長期的な収入アップの可能性もあります。

6. 資格を収入に結びつけるには

資格はスキルを証明する手段として有効ですが、取得しただけで必ずしも収入がアップするとは限りません。では、せっかく取った資格を収入に結びつけるには何が必要なのでしょうか。

6.1. 実務経験を積む

資格を収入に結びつけるには、実務経験を通じて資格で得た知識を応用する力を養い、課題解決能力やコミュニケーションスキルを磨くことが重要です。

また、経験を積むことで資格取得者としての信頼性が高まり、より高い報酬を得る機会が増えます。資格を活かしたキャリアを築くには、実務経験を重ねて市場価値を高める努力が必要です。

6.2. 関連するスキルを身につける

資格を取ったことに満足せず、さらなるスキルを身につけるため日々努力することで、より高い評価を得られ、将来的な収入アップにつながるでしょう。

例えばIT系の資格を持つ場合、実務で使用するプログラミングスキルやネットワークの知識、データベース管理能力などの関連スキルを身につけることで、資格の価値を最大限に活かすことができます。

6.3. 転職活動で活かす

資格は自身の能力を証明する強力なツールであり、応募先の企業にとっては魅力的なポイントです。応募書類や面接では、資格を取得した背景や、その知識を実務でどのように活かしてきたかを具体的に伝えましょう。

また、企業の課題解決に向けて資格を役立てたいという意思を伝えることも重要です。転職活動で資格を効果的にアピールできれば、キャリアアップや収入増加につながる可能性も高くなります。


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7. まとめ

専門性が高く、キャリアアップに繋がる資格には多くの種類があります。資格を選ぶ際は、自身の興味やスキル、目指すキャリアに合ったものを見極めることが大切です。

また、資格を取得した後も、実務経験で活かしたり関連スキルの習得を続けたりすることで、より高い収入とキャリアの飛躍が期待できます。ぜひ、本記事で紹介した稼げる資格を取得し、理想の未来を実現しましょう。

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