更新日:2024/03/18
賃貸や不動産売買の仲介営業をはじめとして不動産に関連する仕事は幅広くあり、会社の種類や規模もさまざまです。一般的に不動産業界への転職を目指すとき、履歴書はどのようなものを用意すればよいのでしょうか。PRできる資格や採用担当者の心に響く志望動機のまとめ方などについてご紹介します。
目次
パソコンで作成した履歴書への抵抗感は少なくなってきましたが、採用担当者にとっては手書きの方が丁寧な対応だと評価されることもあります。どちらか迷うのであれば、不動産業界の場合は手書きをおすすめします。
不動産取引に欠かせない国家資格「宅地建物取引主任者」は法改正により、2015年4月1日から「宅地建物取引士」と変更されました。不動産業を営む宅建業者は、従業員5人につき1人以上の宅地建物取引士を設置しなければいけないと法律で定められています。そのため有資格者に限って募集が行われることもあり、大変有利な資格です。宅地建物取引士の資格取得を目指していることを記載するだけでもPRになるでしょう。ほかにも「不動産鑑定士」や「社会保険労務士」は非常に難易度が高いので、他の人と差が付く資格です。
一方、普通自動車運転免許は多くの会社で必須となっています。営業やお客様のご案内、現場確認など多くのシーンで車が使われるためです。また、営業や事務など幅広い業務でITの基礎知識はあった方が良いことから、「ITパスポート試験」やMicrosoft Office製品の操作スキルを証明する国際資格「MOS」なども有効でしょう。
不動産業界の経験者は優遇される傾向にあります。前職での仕事内容は詳しくアピールしたうえで、自分の経験がどのように活かせると思うのか、なるべく具体的に志望動機をまとめましょう。
不動産業界未経験の場合は「以前より興味のありました不動産業に携わりたいと思い」など前置きをすると流れがスムーズですが、なぜ興味を持ったのか、という点はできるだけクリアにします。たとえば不動産業界全体の動向や、自身の経験から不動産という仕事に対して感じたこと、経営方針に感銘を受けた点などをまとめると良いでしょう。
また、別の業界からの転身でも、事務職や営業、管理職など前職の経験を踏まえ、不動産業界にチャレンジしようと思った経緯を説明します。
まとめ
不動産業界は今後も人材を拡充する動きが予想されます。履歴書を見て「欲しい人材」だと思ってもらえるように、しっかり内容を精査しましょう。業界によってチェックすべきポイントもあり、履歴書に不備がないかはプロのエージェントにチェックしてもらうと安心です。ぜひ活用しましょう。
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