更新日:2024/03/11
Wワークをしている方は、一般的な履歴書の職歴の書き方だけだと、どのように書くべきか悩むしまうことも多いのではないでしょうか。そもそも、副業は履歴書の職歴に書かなくてもよいと考えている人もいるかもしれません。Wワーク時に副業の職歴も書くべき理由や書き方について紹介します。
目次
Wワークをしている場合、転職の際の履歴書の職歴に本業だけを書いていると、採用後にトラブルになる恐れがあります。まずは、面接時に応募先の企業に副業禁止規定がないか、確認することが大切です。副業が禁止されている場合には、入職前に副業先を辞めるといった対応が求められることが一般的です。副業が認められている企業では、採用となった場合にシフト制の勤務態勢の場合には、配慮が得られる可能性もあります。
Wワークを履歴書の職歴に書かずに隠していても、住民税の控除額などから、採用後に副業の事実が疑われることもありますので、正直に伝えた方が賢明です。副業が就業規則で禁止されている企業では、採用後にWワークが発覚すると懲戒免職などの処分を受ける恐れもあります。
Wワークをしている人の場合、履歴書の職歴を時系列で書いていくと、わかりにくくなりがちです。例えば、「2003年4月A社入社、2008年6月B社入社、2009年3月A社退社、2010年4月C社入社現在在籍中」と職歴に書くと、どの会社の勤務でWワークとなっているのか、採用担当者が把握しづらくなります。例えば、「2003年4月A社入社、2009年3月A社退社 2010年4月C社入社現在在籍中 2008年6月B社入社現在在籍中」と会社ごとに記入していくと、本業としてA社を辞めてC社で就業中、副業はB社とわかりやすいです。
職歴など履歴書の書き方は、必ずしも一般的な見本の通りに書かなければならないものではありません。職歴を目にした人がわかりやすい書き方となるように、心掛けることが大切です。
選考は履歴書や職務経歴書による書類選考の後、面接となるのが一般的です。Wワークをしていることが、企業によっては書類選考の段階で不利となることもあります。Wワークをしていることが客観的に納得できるような理由を備考欄などに記入しておくことで、面接に進める可能性が高まります。採用後は副業先を辞める予定であれば、その旨も履歴書に記入しておきましょう。
まとめ
Wワークをしている場合、履歴書には分かりやすく明示しておく必要があります。企業によって有利・不利どちらにも働く可能性がありますが、無断でWワークを続けてしまうと、採用後に問題となりかねません。不安がある場合は、面接や履歴書の備考欄等を使って相談するようにしましょう。
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