金型設計者とは?取得するべき資格など転職成功のポイントをご紹介|求人・転職エージェント

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更新日:2023/12/08

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金型設計者とは?取得するべき資格など転職成功のポイントをご紹介

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「金型設計」とは、あらゆる製品の部品づくりに欠かせないもので、ものづくりにおいても重要な仕事のひとつです。
ここでは、金型設計者の仕事内容だけでなく、転職や仕事で役立つ資格にはどのようなものがあるのか、また転職に成功するためのポイントなどについてご紹介します。
さらに、金型設計者を目指す人や業界内で転職を考えている人が、転職エージェントを利用することで得られるメリットについてもご紹介します。

目次

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金型設計の仕事とは

金型設計と聞いて、その仕事内容をパッと説明できる人はあまり多くないでしょう。そこで、初めに金型設計の仕事についてまとめました。

金型設計の仕事内容

電気製品や自動車など、工場で生産されるあらゆる製品の部品は、金属やプラスチック、ゴムといった素材でできています。これらの部品は、原料を溶かした物を金属の型(金型)に流し込み、それを冷やすと完成します。この「金型」を設計するのが金型設計者です。
自動車のボディをはじめ、携帯電話やテレビ、パソコンの筐体など、あらゆる工業製品は金型がなければ生産することができません。また、金型は原料の無駄を省き、生産工程を効率化することでコストダウンを図る役割も担っています。さらに、製品や部品の品質や性能も、金型の出来によって左右されるといわれるほど重要な物でもあります。
金型は、その性質上、ほとんどがオーダーメイドです。金型設計者は、制作部や企画部といった社内の部署や他社からの依頼を受けて、機能性や強度、コストなども考慮しながら、要望どおりの金型を設計していきます。こうして作られた設計図は、実際に金型を作る技術者のもとに渡り、さらに調整を重ねて完成を目指すことになります。金型設計者はただ設計ができれば良いのではなく、社内外の依頼者や技術者とも議論を重ねるコミュニケーション能力が求められる職種といえるでしょう。

ほかの○○設計との違いは?

「機械設計」や「配管設計」など、建築や機械の分野において「○○設計」と名のつく仕事はいくつかあります。それらの設計と金型設計には、どのような違いがあるのでしょうか?
金型設計の仕事ならではのポイントは、ものづくりにおいて「産みの親のような存在になれる」ことが挙げられます。金型設計によって新しい製品や部品が生まれなければ、スマートフォンの新機種や新型のパソコン、新しいモデルの自動車など、あらゆる新(工業)製品は生まれません。特に小型軽量化が進むスマートフォンやパソコンの市場では、どれだけ早く、高品質でニーズに合った金型ができるのかが競われています。

金型設計の仕事の魅力とは

金型設計の仕事には、前述のとおり「さまざまな製品の産みの親となれる」という魅力があります。新製品づくりの土台となる部品の金型を設計することで、ものづくりの醍醐味や喜びを実感することができるでしょう。
また、依頼者の理想やニーズをくみ取り、それを許されるコストや期限内に実現することが腕の見せ所となります。現場の技術者とも連携しながら、性能・品質・コストパフォーマンス・安全性...そのすべてが高い製品づくりを目指すことは、設計者の中でも大きなやりがいのある仕事といえるでしょう。

金型設計の仕事に役立つ資格

ここでは、金型設計者への転職や、金型設計者としてのキャリアアップに役立つ資格をご紹介します。

CAD関係の資格

金型設計では、他の設計の仕事と同様、CAD(キャド)システムを使用することになります。CADには2Dと3Dが存在しますが、精度と速さが優先される金型設計では、3Dのスキルが求められるケースがほとんどです。これは実際に作られる金型が立体であることも影響しています。
当然、3Dで設計するスキルを持っていることが理想ですが、会社によって2Dのスキルも求められることがあります。まずは2Dと3D両方の基礎スキルを学び、その後、会社で使用するソフトや案件に合わせて、より専門的なスキルを身に付けていくことをおすすめします。
なお、CADの資格試験で有名なのは「CAD利用技術者試験」と「CADトレース技能審査」です。どちらも金型設計者に必須の資格というわけではありませんが、これらを取得することで高度且つ安定したCADスキルを保持していることを証明できます。いずれの試験もランクは3段階に分かれていますので、一番下のものから順に取得していきましょう(高度なものは実務経験も求められるため、働きながら資格取得をするのが現実的です)。

キャリアプランのひとつは英語力をつけて外資系を目指すこと

金型設計の仕事では、どんなキャリアプランが描けるのでしょうか?
私たちの身の回りにある、あらゆる工業製品の部品づくりに、金型が使われています。このものづくりのしくみが極端に変わることはしばらくないと考えられますから、金型設計は当面なくならない仕事のひとつといえるでしょう。つまり、金型設計やCADのスキルを磨き、経験を積むことにより、転職の選択肢はあらゆる製造業へと広がっていきます。手掛けることができる製品の幅も広がりますから、例えば外資系のメーカーに転職して、グローバルなものづくりに貢献するチャンスもあるのです。
なお、外資系企業に限らず、ものづくりにおいてグローバル化を意識している国内企業も増えています。英語でのコミュニケーションに自信がある、または英語を学ぶことに意欲的な人は、大きなキャリアアップを狙うことができるでしょう。

金型設計者への転職を成功させるためのポイント

金型設計者の転職では、どのような対策をすべきでしょうか?金型設計者を求めている企業が、特に重視しているポイントを見ていきましょう。また、転職サイトだけではなく、転職エージェントを活用すべき理由についてもご紹介します。

発想力とものづくりへの熱意が重視される

金型設計の仕事では、「こんな機能を追加したい」「こんな商品を作りたい」など、依頼者のさまざまな要望を受ける場面が多くあります。実際の業務では、依頼者や技術者との議論を重ねながら、金型の設計を進めていくことになります。
そのため、金型設計者には、要望に応える「豊かな発想力」や、どうしても設計が難しい場合に別の提案を行う「提案力」、その提案に納得してもらえるだけの「経験」と「説得力」、そして「ものづくりへの熱意」が求められます。面接においては、スキルや経験はもちろん、発想力やものづくりへの熱意もアピールするといいでしょう。

転職エージェントを活用するメリットとは?

金型設計者で転職を考えている人、金型設計者への転身を考えている人は、転職エージェントに登録することで、さまざまなサービスを無料で受けることができます。転職を支援するエージェントは数多くありますが、マイナビエージェントは以下のようなサービスをご用意しています。

企業とのマッチングをしてもらえる

マイナビエージェントに登録すると、まずはキャリアアドバイザーとのカウンセリングを行うことになります。これは、実際に会って経験や実績、転職先に関する希望を聞き、キャリアプランやパーソナリティも考慮した上で、その人に合った企業を紹介することを重視しているためです。企業への紹介事例が豊富で、転職を成功させてきた経験を積んだキャリアアドバイザーを介することは、個人で企業を探した場合よりも「求職者と企業のニーズがマッチした」求人が見つかりやすくなります。

求人票だけではわからない情報も入手できる

企業を選ぶ際、職場の雰囲気や採用のポイント、実際の採用率など、求人票に記載されている情報だけでは不十分で、応募に踏み出せないというケースもあるでしょう。マイナビエージェントでは、求人情報に不明点があったり、追加でほしい情報があったりした場合、キャリアアドバイザーが人事担当者に連絡をして、詳細且つ具体的な企業情報を入手することができます。

推薦状を書いてもらえる

企業に応募することが決まると、内定獲得のためのサポートの1つとして、「推薦状」を書いてくれることもマイナビエージェントならではのポイントです。職務経歴書や履歴書だけでは伝わらない、その人自身の強みや人柄をしっかり書いた推薦状は、転職成功の強力なアシストとなります。

応募書類の添削と面接対策もサポート

推薦状のほかにも、応募書類や面接に関するサポートも行っています。特に初めて転職活動を行う人にとって、職務経歴書や履歴書の作成、面接対策など、わからないことや不安になることが多いのではないでしょうか。
マイナビエージェントは、応募企業に合わせた志望動機や自己PRの書き方などのアドバイスをはじめ、面接の練習といったサポートメニューも充実。転職希望者がわからないことや苦手なことを、万全の体制でフォローしています。

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マイナビエージェント編集部

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