画像処理エンジニア検定とは?出題内容や難易度、役に立つケースをご紹介|求人・転職エージェント

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更新日:2022/04/01

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画像処理エンジニア検定とは?出題内容や難易度、役に立つケースをご紹介

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画像処理エンジニア検定は、画像処理技術を証明する民間検定です。試験では、画像処理に関する開発・設計に必要な知識を問われます。

近年、ニーズの高まっている画像処理技術は、画像をデータとして処理し、より高品質で鮮明な品質にしたり、そのデータを利用してアプリケーション開発や運用などを行ったりするスキルのこと。簡単な画像の加工や編集とは異なります。

ここでは、画像処理エンジニア検定の内容や難度、受験方法の他、画像処理エンジニア検定が役立つ職業などを紹介します。

目次

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画像処理エンジニア検定とは?

画像処理エンジニア検定は、CG-ARTS協会が主催する画像処理エンジニアの民間資格です。

難度によってベーシックとエキスパートの2種類に分かれており、ベーシックであれば画像処理の基礎知識の理解を、エキスパートであれば専門知識の理解とそれらを応用する能力を有していることを証明します。

ベーシック

ベーシックでは、画像処理の技術に関する基礎的な理解と、知識をプログラミングなどに応用する能力を測ります。

エキスパート

エキスパートでは、画像処理の技術に関する専門的な理解と、ソフトウェアやハードウェア、システムの開発に知識を応用する能力を測ります。

画像処理エンジニア検定の出題内容

試験は20都道府県で実施されています。所要時間は以下のようになります。

  • ベーシック:60分/マークシート(10問)
  • エキスパート:80分/マークシート(10問)

出題範囲

出題範囲は受験する級によって異なります。

ベーシック

ディジタルカメラモデル/画像の濃淡変換とフィルタリング処理/画像の解析/パターン・特徴の検出とパターン認識/システムと規格/関連知識

エキスパート

ディジタル画像の撮影/画像の性質と色空間/画素ごとの濃淡変換/フィルタリング処理と復元・生成/幾何学的変換/領域、パターン、図形の検出とマッチング、認識/動画像処理、空間情報処理、光学的解析/画像符号化/知的財産権

画像処理エンジニア検定の難度

画像処理エンジニア検定には、ベーシックとエキスパートの2種類がありますが、それぞれの合格基準は100点中およそ70点以上となっています。

画像処理エンジニア検定は独学で合格できる試験なのか、難度とおすすめの勉強方法も併せてご紹介します。

ベーシックの難度は比較的低い

ベーシックはIT系の資格の中では比較的難度が低く、合格率は2018年度前期実績で63.9%です。しっかりと試験対策をすることで、合格の可能性は高くなるといえるでしょう。

エキスパートは難度が高い

エキスパートに関しては、より専門的な知識や応用力が試されるため難度が上がり、合格率は30%強となっています。2018年度前期の合格率実績は31.8%です。

独学におすすめの勉強方法

受験に際しては、資格試験のための参考書や問題集が発売されていますので、それらを活用するとより効率的に勉強していくことができます。

ベーシックから始める場合は、まずは基礎知識を身につけることが重要になるため、参考書を用いて知識を増やし、テスト前に問題集を解きながら実践経験を積んでおくのがおすすめです。

ある程度基礎知識をマスターできていれば、あとは様々な問題集を解いていくことで、エキスパートの試験にも対応できるスキルが身につくはずです。

画像処理エンジニア検定の受験方法

画像処理エンジニア検定はベーシック、エキスパートともに7月と11月のいずれかの日曜日に年2回開催されており、併願受験も可能です。インターネットと願書郵送の、いずれかで申し込むことができます。

受験料

ベーシック5,500円(税込)
エキスパート6,600円(税込)

受験資格

画像処理エンジニア検定には、年齢制限や受験資格はありません。

合格発表

合格発表は検定日より約30日後に各受験者の「マイページ」上で公開されます。正答は、検定日より4日後の木曜日には公式サイト上で公開されます。

画像処理エンジニア検定が役立つケース

画像処理エンジニア検定の資格を取得することで、どのような職業への転職に活かせるのでしょうか。
画像処理エンジニア検定の合格が転職や仕事で役立つケースを2つご紹介します。

1.エンジニア職での就職や転職に役立つ

画像処理エンジニア検定は、画像処理分野のエンジニア職への就職や転職の際に、有利に働きます。

たとえば「人の顔を認識してピントを合わせてくれるカメラ」「360°いろいろな角度から見られる画像」「二次元コードの読み取り」などには画像処理技術が必要です。

画像処理エンジニア検定の合格は、こうした技術の開発・運用をするような職場で高く評価されています。

2.メーカーでも画像処理エンジニアへのニーズは高い

画像を撮影するカメラなどのメーカーはもちろん、スマホで撮影した画像を処理して認証に利用することが普及するにつれ、様々なサービスを展開する企業が画像処理エンジニアを必要としています。

画像処理エンジニア検定を活用できる企業や業界は非常に広いといえるでしょう。

画像処理エンジニア検定を取得してスキルアップしよう

画像処理技術は今後ますます必要とされることから、画像処理エンジニア検定の合格者のニーズは、さらに高まると予想されます。

画像処理エンジニア検定の資格を持っていることで、画像処理を活かした新規事業開発などにおいても、自身のキャリアの幅を広げていける可能があります。

まずは、難度の低いベーシックから挑戦し、スキルを磨いてエキスパートも取得しながら、市場価値の高い人材を目指してください。

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執筆・編集

小布施 博来

株式会社マイナビ所属。エージェント歴8年でエンジニア・クリエイターをメインで担当。ジュニアクラスから役員クラスまで幅広い層を支援。各企業の事業内容だけでなく、社風や働いている人、実現出来るキャリアパスなど、求人やホームページを見ただけでは理解出来ない点まで、丁寧に説明しております。短期的ではなく、中長期的なキャリアの実現に向けたサポートをさせて頂いております。

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