外資系ベンチャー企業に転職したい!メリットや求められるスキルを解説|求人・転職エージェント

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更新日:2021/11/15

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外資系ベンチャー企業に転職したい!メリットや求められるスキルを解説

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ベンチャー企業は、大手企業にはない働き方ができるという特徴があり、それは外資系企業においても同じことがいえるでしょう。

実力主義の傾向があることや、裁量権の大きな仕事ができることは、ベンチャー企業ならではの魅力です。

そこでこの記事では、外資系ベンチャー企業のメリットや得られるスキルとともに、転職を成功させるためのポイントについても解説します。

「自分を成長させたい」「やりがいのある仕事をしたい」と考えて、外資系ベンチャー企業への転職を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

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外資系ベンチャー企業とは?

common_817_1.jpg外資系ベンチャー企業とは、ベンチャー企業の中でも、海外法人や海外企業と共同出資をした日本企業を指します

場合によっては、新興企業を指すこともあるでしょう。

法で定められた定義はありませんが、小規模から中規模で、新たなビジネスを展開していることなどが共通認識として挙げられます。

ここでは、「外資系企業」と「ベンチャー企業」のそれぞれの定義をみていきましょう。

混同されがちな「スタートアップ企業」との違いについても解説します。

外資系企業とは

外資系企業の「外資」とは、国内以外の海外法人や、外国人投資家が、投資した資本を指しており、海外法人の日本支社や、海外企業と日本企業が共同で出資した会社を外資系企業と呼びます。

また海外の企業が、国内企業を買収した場合にも、その企業は外資系企業に分類されるでしょう。

ベンチャー企業とは

ベンチャー企業とは、これまでにないサービスやビジネスを展開する企業を指します。

最新の技術や専門的知識を基盤に、新たな価値を生み出す企業に対して使われる言葉です。

ベンチャー企業には、資本金や創業年数などの明確な定義はありません。

しかし成長過程である場合や、国内外のベンチャーキャピタルから投資を受けている場合、ベンチャー企業と呼ばれることが多いようです。

また、新興企業を指して使われる場合もあります。

ベンチャー企業とスタートアップ企業の違い

ベンチャーキャピタルが投資を行う企業には、「スタートアップ」と呼ばれる企業があります。

ベンチャー企業とスタートアップ企業は、どちらも新しいサービスや新たなビジネスを展開する企業です。

しかしビジネスモデルや目指している方向性が異なります。

ベンチャー企業は、これまでのビジネスモデルを工夫し、中長期的な成長を目指すのが特徴です。

一方スタートアップ企業は、新たなビジネスモデルを生み出し、短期間での急成長を目標としています。

どちらも明確な定義がないため、呼び方が曖昧になる場合もあるでしょう。

また国内と国外でも、位置づけが異なります。

国内では、ベンチャー企業は「経済を豊かにし、イノベーションを創出する存在」です。

一方海外では、「大企業が着手できない事業を展開する存在」と位置づけされています。

外資系ベンチャー企業の5つのメリット

common_817_2.jpg外資系ベンチャー企業には、努力しだいで高い報酬が期待できることや、ストック・オプションでインセンティブを得られることなど、さまざまなメリットがあります。

幅広い仕事を担当してスキルアップをはかれることや、社内提案がしやすい環境であることも、魅力的ではないでしょうか。

ここでは、外資系ベンチャー企業の魅力について、大きく5つに分けてご紹介します。

1.能力に応じた報酬が期待できる

ベンチャー企業では、優れた人材の獲得が成功を左右するといっても過言ではありません。

そのため人材投資に資金を使う傾向があり、優秀な人材を手に入れるためには消費を惜しまないという考えがあります。

特に外資系ベンチャー企業では、社員への報酬を重要な投資費と捉えて、実力に応じてインセンティブを支給しているケースも珍しくはありません。

専門知識や高度な技術を持っている場合や、優秀な成績を収めた場合には、大きな見返りを得ることができるでしょう。

2.幅広い仕事ができる

外資系企業や日本企業に関わらず、幅広い仕事ができるのもベンチャー企業の特徴です。

ベンチャー企業では、社員への報酬に重点を置く一方で、余分な人件費は抑制する傾向があります。

そのため外資系ベンチャー企業の多くは、少数精鋭で業務を行っているのが特徴です。

従業員の数が少ない場合、自然と1人が担当する業務の範囲は広くなるでしょう。

たとえばエンジニアが経理を担当するケースや、営業が総務を行う場合もあります。

幅広い仕事を担当することは、さまざまなスキルの習得につながるでしょう。

3.意見を言いやすい

少数精鋭で経営する会社では、社長や上層部との心理的距離が近いため、直接意見を伝えることができます。

ときには、上層部からの厳しい指導があるかもしれません。

しかしコミュニケーションを上手く取ることで、風通しのよい環境作りができるでしょう。

セクショナリズム(部門間の派閥)が少ないことも、意見を言いやすい理由のひとつです。

外資系ベンチャー企業では、総力を上げてプロジェクトに取り組むことが多いため、個人の意見がとおりやすい環境にあります。

4.自己成長に繋がる

ビジネスの成長を重視する外資系ベンチャー企業では、大手企業のような丁寧な人材育成が難しい傾向にあります。

特に業務内容が多く、1人が担当する業務範囲が広い場合には、人材育成の時間を確保できない可能性もあるでしょう。

しかし、自主的な作業が求められる環境であるからこそ、自分自身を成長させることができます

技術面の向上はもちろん、主体性を身につけることもできるでしょう。

主体性を高めることは、自己成長の速度を上げることにもつながります。

5.ストック・オプションが得られる可能性がある

外資系ベンチャー企業で働く場合、ストック・オプション(Employee Stock Option)を得られるというメリットがあります。

ストック・オプションとは、経営者や社員が、自社の株を購入できる権利です。

自社の株は、権利行使価格(事前に決められた価格)で購入ができます。

ストック・オプションで得られるメリットは、会社の業績が向上するほど、自分に入る報酬が増えることでしょう。

ストック・オプションは、実質上のインセンティブと呼ばれることもあり、ベンチャー企業で重視されている資本政策でもあります。

外資系ベンチャー企業の3つのデメリット

common_817_3.jpg多くの外資系ベンチャー企業では、新進気鋭のリーダーのもと、やりがいのある仕事を担当できます。

企業の成長を感じながら働くことは、ベンチャー企業ならではの魅力でしょう。

しかしベンチャー企業であるがゆえに、デメリットがあるのも事実です。

大企業や中小企業と比較したとき、職場環境の違いに不安を抱くケースも少なくありません。

ここでは、外資系ベンチャー企業における3つのデメリットをご紹介します。

デメリットを理解し、転職後の心構えをしておきましょう。

1.雇用の安定性

外資系ベンチャー企業の大きなデメリットといわれるのが、雇用が不安定な点です。

経営基盤が強化されていないベンチャー企業では、市場を取り巻く環境の変化に対応できず、企業が経営不振になる可能性があります。

特に外資系ベンチャー企業の場合、商習慣の違いが経営難を生むケースもあるでしょう。

資金不足になり、日本から事業を撤退する企業も少なくありません

また実力主義の志向が強いため、大手の外資系企業と比較しても、成果が重視される環境にあります。

思うような成果が出せない場合には、降格や降給、退職を余儀なくされるケースもあるでしょう。

2.福利厚生

福利厚生が充実していないことも、外資系ベンチャー企業のデメリットです。

特に大手の企業から転職した場合、福利厚生の少なさに驚く方もいるでしょう。

また企業が立ち上げ直後だった場合には、福利厚生がない可能性もあります。

企業によっては、福利厚生の考案や導入を従業員が行うケースもあるでしょう。

また特別休暇などの法定外休暇に関しては、用意されていない可能性もあります。

3.ハードワークになることもある

創業して間もない外資系ベンチャー企業は、残業や長時間勤務など、厳しい労働環境が続く可能性があります

創業時は人数が少ないため、会社存続のための労力は必要不可欠です。

しかし、ワークライフバランスを大切にしたい方にとっては、ハードワークは不満が募る働き方だといえるでしょう。

また大手の企業と比較し、実力主義の志向が強い点も、ハードワークになる要因かもしれません。

実力主義では、成果を出すための努力が要求されます。

結果を残すうえで、ハードワークは当たり前という価値観の企業もあるでしょう。

外資系ベンチャー企業に向いているのはどんな人?

common_817_4.jpg外資系ベンチャー企業への転職を考えている場合には、必要なマインドセットを理解しておくことが大切です。

たとえば主体性を持って仕事に取り組める人や、何事にもチャレンジできる人は、外資系ベンチャー企業に向いているといえるでしょう。

ここでは、どのような人が外資系ベンチャー企業で活躍できるのかについて、詳しくご紹介します。

行動力がある

外資系ベンチャー企業では、指示待ち状態にならず、進んで仕事に取り組む姿勢が大切です。

常に視野を広く持ち、課題の発見と解決策を提案する力があるとよいでしょう。

また主体性のある人も、外資系ベンチャー企業で活躍できるかもしれません。

少数精鋭のベンチャー企業では、一人ひとりに裁量権があります。

任された仕事に責任を持ち、適切な決断ができる人は、躍進できる可能性が高いでしょう。

やりがいを求めている

外資系ベンチャー企業で活躍できる人の特徴として、やりがいを重視していることが挙げられます。

外資系ベンチャー企業では、雇用が安定していない企業も多いうえ、福利厚生は期待できません。

そのため「安定性」を求める人には、不向きだといえます。

一方で、「裁量権の大きい会社で仕事がしたい」「自分の発想や思考でイノベーションを起こしたい」と考えている人は、大きく活躍できるチャンスかもしれません。

自己成長はもちろん、会社と共に成長したいというマインドを持つ人にも、向いている環境でしょう。

チャレンジ精神がある

失敗することを恐れず、さまざまな業務に取り組める精神を持つ人は、外資系ベンチャー企業で活躍できる可能性があります。

外資系ベンチャー企業で働いていると、どの企業も手をつけていないプロジェクトを担当することもあるでしょう。

新しいことへの挑戦は、不安が多いかもしれません。

難しい局面においても、前向きに挑戦できるマインドがあるとよいでしょう。

少数精鋭の企業の場合、自分のやりたくない業務を担当する可能性もあります。

「未経験の業務」や「苦手なジャンルの仕事」を任されたとしても、向上心を持って積極的にチャレンジする姿勢が大切です。

効率的でスピーディーに動ける

基本的に外資系企業は、スピーディーな対応を要求される傾向にあります。

さらに外資系のベンチャー企業になると、1人の社員が同時にいくつものタスクを担当することも、珍しくはありません。

多くのタスクを抱えたとき、優先順位をつけるだけでなく、必要な作業の線引きができる能力が必要でしょう。

また仕事のスピードが速いだけでなく、正確に作業を行えているのかも重視されます。

外資系ベンチャー企業への転職時に求められるスキル

common_817_5.jpg外資系ベンチャー企業では、コミュニケーションスキルが要求されます。

文化の違う相手に対して、柔軟に対応できる能力も必要です。

また少数精鋭の企業の場合、高い語学力のスキルが求められることもあるでしょう。

ここでは、外資系ベンチャー企業への転職を考えている方に向けて、必要なスキルをご紹介します。

コミュニケーションスキル

多くの外資系企業では、バックグラウンドの異なる社員が多数在籍しています。

外資系ベンチャー企業も例外ではなく、価値観が違う上司や同僚と働くこともあるでしょう。

そこで必要になるのが、コミュニケーションスキルです。

相手の立場を理解し、風通しのよい職場環境を作ることは、円滑な業務進行につながります

特にベンチャー企業の場合は、前例のないビジネスやサービスを提供しているケースが多いでしょう。

自社の魅力を伝え、市場開拓を行う場合にも、高いコミュニケーション能力が必要になります。

語学スキル

外資系ベンチャー企業に限らず、外資系企業では語学スキルが要求されるケースも多いでしょう。

企業によって求めるスキルに違いはありますが、国外に向けたメールや資料の作成や、英語での電話会議を取り入れる企業も珍しくはありません。

従業員数が少ないベンチャー企業の場合は、すべての従業員が海外とのやり取りを行う傾向があります。

場合によっては、外国人経営者との意見交換や、海外マーケティングを行う可能性もあるでしょう。

そのため大手の外資系企業などと比較しても、高い語学力が求められます

外資系ベンチャー企業への転職を成功させるには?

ベンチャー企業の場合、外資系企業や国内企業を問わず、クローズド求人の割合が高い傾向にあります。

そのため自分の希望する転職先を見つけることが難しく、求人を探すのに苦労することも多いでしょう。

そこでおすすめしたいのが、転職エージェントの活用です。

転職エージェントでは、さまざまな業種や業態、企業規模の求人情報を豊富に扱っています。

企業担当のアドバイザーが、年収の交渉や面接対策などもサポートしてもらえるので、転職を成功させるうえでは大きな強みになるでしょう。

まとめ

common_817_6.jpg外資系ベンチャー企業とは、新たなサービスやビジネスを展開する企業です。

しかし創業したばかりの会社が多いため、「雇用が不安定」「福利厚生が少ない」などのマイナスイメージを持つ方もいるでしょう。

企業によっては、ハードワークで雇用が安定していないケースもあります。

しかし幅広い仕事を担当し、会社と共に成長できることは、大手企業では味わえない魅力です。

やりがいのある仕事に就きたい方や、裁量権の大きな仕事を担当したい方は、外資系ベンチャー企業で実力を試してみるとよいかもしれません。

マイナビエージェントでは、転職成功に向けての手厚いサポートを行っています。

応募書類の添削や模擬面接など、一人ひとりに合わせた対策も可能です。

マイナビエージェントでしか取り扱いのない企業も多数あるため、転職活動のプランを一緒に考えましょう。

転職のサポートは、ぜひマイナビエージェントにお任せください。

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執筆・編集

マイナビエージェント編集部

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