履歴書の「通勤時間」の書き方とは?転居予定がある場合の対処法|求人・転職エージェント

履歴書の書き方

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履歴書の「通勤時間」の書き方とは?
転居予定がある場合の対処法

履歴書には、自宅から応募企業までにかかる通勤時間を書く欄があります。
通勤時間は応募企業の採用条件に適しているかどうかの判断材料となるため、わかりやすく正しい情報を書くことが求められます。
ここでは、通勤時間欄の書き方のポイントやルールの他、通勤時間が長くかかる場合にマイナスなイメージとならないような対処法を解説します。

履歴書に通勤時間を書く理由

履歴書に通勤時間を書く理由は、主に下記の3点です。

  • 応募者が会社まで通いやすいか、無理なく通えるかを判断する
  • 通勤交通費の負担が大きくなりすぎないかを確認する
  • 複数の事業所や社宅がある企業の場合、配属先や社宅への入居の検討材料にする

採用担当者は履歴書の通勤時間を見て、応募者にとっての負担が大きくないか、企業側のコスト負担にならないかという点をチェックしたり、採用となった場合の配属先を検討したりします。
不正確な情報を書いてしまうと、企業が採用の判断を正確に行うことができなくなりますし、採用後の勤務条件や配属場所等に関わる可能性もありますから、間違いのないように記入しましょう。

履歴書に通勤時間を書くときの6つのポイント

通勤時間を書く際、「バスも出ているけれど、自転車でも行ける」「路線AとB、どちらからでも行ける」といった理由から、どの通勤手段やルートを書くのが適切であるのか、悩んだことがある方もいるでしょう。ここでは、履歴書の通勤時間を書くときのポイントをご紹介します。

1.片道の最短時間を書く

通勤にかかる時間は、往復ではなく片道の時間を記入しましょう。
私鉄を使った場合とJRを使った場合など、複数の行き方がある場合、その中から最短時間となるルートを選んでください。
注意点として、実際に入社した後は、時間ではなく運賃が最も安い通勤経路で通勤交通費の計算を行う場合があることです。新幹線や有料特急など、実際に使う可能性が低いと思われるルートは、いくら最短時間であっても省いて考えましょう。
また、公共交通機関以外を使った通勤は、基本的に避けるのがマナーです。
自転車やバイク、自家用車などは、交通事故に遭う確率が高いため、企業によっては、通勤時の利用を認めていないケースがあります。
応募要項に自転車通勤や自家用車・バイクによる通勤が可能である旨が明示してある場合は、公共交通機関以外のルートを使った通勤時間を記入しても問題ありません。ちなみに、車は「自家用車」、バイクは「自動二輪車」、原付は「原動機付自転車」と表記します。

2.通勤時間は正確に、5分単位で書く

会社によっては、通勤時間欄に記入された情報を基に、配属先や、社宅・寮への入居対象になるかを判断することがあります。そのため「だいたいこれくらいだろう」という想像で書いてはいけません。
たとえ利用したことがある路線であっても、あらためて正確な時間を調べて書くようにしてください。
ただし、通勤時間は信号や電車の乗り継ぎなどの都合で数分程度の誤差が生じるものなので、1分単位で細かく記入する必要はありません。通勤時間は、5分単位で記入すればOKです。詳しく調べた結果、通勤時間が38分であったとしても、40分と書きましょう。

3.利用する通勤手段を書いておく

履歴書に通勤時間を記入する際には、「約1時間20分(JR、地下鉄)」など、利用する通勤手段を書いておくと、より丁寧な印象を与えることができます。
なお、自宅から最寄り駅まで10分以上かかる場合は、「約50分(徒歩、バス)」などと記入してください。

4.複数のルートがある場合は経路を書く

自宅から応募企業までの通勤ルートが複数ある場合、どのルートを使った通勤時間であるのか、わかるように書き添えておくとより丁寧です。

例)

00時間45分(△△線●●駅→◎◎線□□駅→××線◯◯駅を利用の場合)
ただし、枠がそれほど広くなく、文字が小さくて読みづらくなってしまうような場合は、無理に書く必要はありません。

5.インターネットのルート検索で調べる

履歴書に記入する通勤時間を正確に書くには、インターネットのルート検索等を利用するのがおすすめです。
Google マップやYahoo!地図のルート検索機能を使えば、自宅から応募企業までの最短ルートや到着にかかる時間を調べることができるので便利でしょう。

6.空欄を作らない

通勤時間の欄に「  時間  分」とあらかじめ印字されていて、通勤時間がちょうど1時間だったり、1時間以内だったりするときは、それぞれ「約1時間00分」「約0時間45分」などと書きます。
「1時間  分」「  時間45分」といったように空欄を作ると、「記入漏れでは?」と思われてしまう可能性があるためです。

通勤時間は採用に関係ある?長い場合の対処法

通勤時間があまり長すぎると、「通勤によって体力を消耗してしまい、仕事のパフォーマンスに影響しかねない」「会社側のコスト的な負担が増える」といった懸念を抱かれる可能性があります。
そのため、通勤時間が長い方はフォローを入れることで、採用担当者にマイナスなイメージを持たれないようにするのがおすすめです。
なお、面接を受ける際、履歴書の内容に補足して、あらためて問題がない旨を伝えることも大切です。

体力的に問題がないことをアピールする

通勤時間が長めであっても業務に支障をきたさないことや、以前も同じ通勤時間で勤務したことがあるなど、時間の長さが問題ないことをアピールしましょう。
なお、これは通勤時間欄ではなく、自己PR等の欄に「体力に自信がある」といったアピールポイントとして記載するようにしてください。通勤時間の欄に無理に記入すると、採用担当者が読みづらくなってしまいます。

残業ができることを伝える

距離が遠い場合は残業がしにくいイメージが想定されるため、採用面でネガティブなイメージを持たれてしまう可能性があります。
履歴書にわざわざ「残業ができます」と書く必要はありませんが、面接の際に通勤時間や残業の話になったタイミングで、「終電が◯時なので、×時までであれば残業も問題なく行えます」といったアピールをすると、好印象を抱いてもらえる可能性があります。

転居を予定している場合は伝える

応募企業付近への転居が決まっている場合や、採用されたら近くに転居するつもりである場合は、その旨を伝えてアピールするのが有効です。
応募先企業付近への転居が決まっている場合は、履歴書の住所欄にその旨を書き添えるとともに、通勤時間欄にも新住所からの通勤時間を記入するようにしましょう。
また、転居先は決まっていないが、採用された場合は転居するつもりがあるという場合も、本人希望欄等に「採用いただけましたら近隣エリアへ転居いたします」などと書いておきましょう。併せて、通勤時間欄にも予定の通勤時間を記入してください。
転居先が決まっている場合と、未定の場合の通勤時間の書き方の例は下記のとおりです。

<転居先が決まっている場合>
2020年12月入居予定の新住所より、約0時間50分(電車、バス)

<転居先が未定の場合>
現在:3時間00分(内定後は通勤30分以内のエリアへの引越しを予定)
転居が決まっている場合は、いつ引っ越す予定であるのかも書いておくと丁寧です。

勤務時間が最短となる勤務地を選んで書く

応募先の企業に事業所が複数あり、どこに配属されるのかが面接時点ではわからない場合もあります。
そのようなときは、通勤時間が最短となる勤務地までの所要時間を書きましょう。

例)

約1時間20分(◯◯支店までの通勤時間)

なお、距離や通勤時間にかかわらず、希望の勤務地がある場合は、本人希望欄に書くことができます。その際には通勤時間も、希望の勤務地までの時間を記入するようにしましょう。
また、別の場所に配属されても問題がない場合は、面接の際にその旨を伝えましょう。

通勤時間はマナーを守って正確に書こう

通勤時間は、採用の判断材料のひとつになります。極端な話となりますが、まったく同じ評価の応募者が2人いて、片方の通勤時間が10分、もう一人が2時間だった場合、通勤時間が短い人が採用される可能性が高いでしょう。
通勤時間が長いか短いかだけでなく、「41分(走った場合)」などと、基本的なルールにそぐわない書き方をしてしまうと、採用担当者の印象が悪くなってしまう可能性があります。通勤時間は、正確にわかりやすく、ルールに則して記入するようにしてください。
また、転居の予定がある場合はきちんとそれを明記するなど、採用担当者に不安を感じさせない書き方を心掛けることが大切です。

この記事の監修者


この記事の監修者

岡本 健太郎

不動産・建設業界・メーカー領域を中心に転職エージェント歴5年。前職である不動産業界での法人融資経験やファイナンシャルプランナーの切り口を活かした提案を実践。

不動産・建設業界・メーカー領域を中心に転職エージェント歴5年。前職である不動産業界での法人融資経験やファイナンシャルプランナーの切り口を活かした提案を実践。

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