自己PRで長所をアピールする際のポイントと例文|求人・転職エージェント

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更新日:2024/03/22

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自己PRで長所をアピールする際のポイントと例文

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この記事のまとめ

  • 自己PRで長所をうまく伝えるには、自身の短所についてもしっかりと理解する必要がある。
  • 長所を伝えるときには結論をまず述べ、エピソードを交えながら具体的に説明をする。
  • 転職希望先が求める人材に見合うような内容を長所として伝えることが大切。

長所はその人自身の強みでもあり特徴でもあります。
そんな長所をいかに効果的に伝えられるかによって、企業の採用判断も変わる可能性があります。

長所や短所のアピールはスキルや能力同様に、とても重要な要素です。最大限の効果を発揮できるよう、しっかりと準備したうえで面接等に臨む必要があります。

目次

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長所は企業の採用活動において重要なポイント

pixta_84360658_L (1).jpg就職活動において長所のアピールはとても大切です
採用基準の項目の中でも大きなウェイトを占めている重要なポイントになります。どんなに優れたスキルを有していても、悲観的で協調性や責任感がないと「一緒に働きたい」と思われない可能性があります。
企業としては、前向き・責任感がある・誠実・フットワークが軽い・行動力があるなどの長所があることで更に、希望者を魅力的に感じることがあります

転職活動においての「長所」は、それだけ大切な要素なのです。
しかしながら、転職で有利になる長所を自分自身で見つけるのは至難の業です。
転職エージェントのキャリアカウンセリングを利用して、客観的な長所を知れば、転職活動をぐっと有利に進めることができます。

面接の自己PRの際の効果的な長所と短所のアピールの仕方

面接時に自己PRで長所や短所について述べる際は、いくつかのポイントに気を付けることで、より効果的にアピールすることができます。

長所等をアピールすることは、本人にとっても企業にとっても大事なことですので、それぞれ確認したうえで精度の高い自己PRができるよう作成しましょう。

自分の長所と短所を理解する

自己PRで効果的に長所をアピールするためには、自分の長所と短所について深く理解しておく必要があります
長所も短所もそれぞれのメリット・デメリットを把握し、「なぜ自分の長所(短所)なのか?」「この長所(短所)はどんなことに生かせたか?」「どんな結果を生み出せたか?」「人に与える影響は?」など、実体験に基づき考えるようにしましょう。

長所と短所について深く考えることがこれまでの行動や考え方とも結びつき、ストーリーが出来上がってきます。実体験に基づいたストーリーが自然と出来上がりますので、自己PRが作りやすくもなります。

長所と短所は同じものといった理解をする

短所は裏を返せば長所になり、長所も裏を返せば短所になります
長所と短所を全く別のものにするよりも、同じものにした方が自己PRはしやすくなります。

イメージしやすいように具体的に見ていきます。

【短所の裏返しは長所の具体例】

自己主張が強いという短所がある人は、自分の意見をしっかりと言えるという長所にもなります。協調性を重んじるあまり、自分の意見を言えない人もいるなか、非常に効果的な長所としてアピールすることができます。

何でも心配になって考えてしまう心配性なことが短所な方は、裏を返せば、心配しないでいいように細かく計画を立てて行動をする計画性のある人でもあります。

また、楽観的過ぎる考え方が短所な場合は、何事もフットワーク軽くチャレンジできることが長所にもなります。


自分の短所ばかりが思い浮かぶ場合は、短所の裏返しを考え、長所を探してみるようにしましょう

長所ばかりが思い浮かぶ方も、裏返しで考え短所も模索するようにしましょう。

「自分はこう思う」ではなく「人からこう言われる」を入れる

長所をアピールする場合は、人からも言われたという客観的な事実を盛り込むようにすると、説得力が増し効果的です。「自分ではこう思います」という内容でも良いのですが、客観的な意見ですと公平さが増して真実味が深まります。
自己PRで長所をアピールする際には、体験談を交えながら客観的な評価を入れるようにしましょう

商品やサービスなどを購入する際も、お店やサービス会社の宣伝文よりも、第三者の口コミや評判の方が効果的な場合がありまよね。
自己PRも一緒で、客観的内容が加わった方がより説得力が増し、更に効果的にアピールすることができます

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長所をアピールする際の3つのポイント

実際の自己PRでの長所が思いついたら、どのように伝えるのが良いでしょうか。

ここでは、面接や履歴書作成に活用できる、具体的な伝え方を3つのポイントに分けてお伝えします。

1.長所の結論から伝える

冒頭で、自身の長所を端的に伝えます
結論を述べたあとに、詳細の説明をするようにしましょう。面接や書類で何かを伝える際には当たり前のことですが、今一度意識するようにしましょう

2.エピソードを交える

結論のあとには、その長所に対するエピソードを伝え、説得力や具体性をもたせます
「失敗したことをから学び、改善につなげることができた」などの構成をもとに考えると、作りやすくなるでしょう。

3.志望企業の業務につなげる

エピソードから実際の業務内容につなげることで、自己PRにより意味をもたせることができます。
伝えていた長所が入社後にどういった点で業務に活かせるのか、また、どのように貢献できるのかを伝えましょう。

これら3つのポイントを守ることで、より伝わりやすい長所のアピールとなります。

企業の求める人材にマッチする長所部分をアピールする

pixta_84364229_L (1).jpg面接の自己PRで長所をアピールしたい場合は、企業の求める人物像に近くなるよう訴求するようにすると効果的です。

長所を突き詰めて考えていくと、企業の利益になりそうな、もしくは企業風土に合いそうな内容をアピールするようにしましょう。

営業主体の企業

営業がメインの会社であれば、「営業成績にいかに貢献できるか」を長所でアピールすると効果的です
フットワークが軽く行動力があることや、責任感が強いこと、負けず嫌いなこと、ポジティブ思考なことなどが良いでしょう。
これらの長所であれば、突き詰めると会社の発展や営業成績の達成をイメージしやすくなります。採用担当者も評価をする可能性が高まります。

チームワークを尊重する企業

チームワークを重視している企業の場合は、「チームで協力連携して物事を推進する力」をアピールすることが効果的です
協調性がありどんな人とでもサポートし合い仕事をしていくことができる、真面目なので周りに迷惑をかけないよう自分の仕事に取り組む、リーダーシップがあるため将来的にはチームをまとめて生産性を高めることができるなど、チームワーク重視の長所のアピールの仕方をするようにしましょう。

成長率の高い企業

速いスピードで企業が成長し、どんどん重要なポストを若手に任せている企業であれば、積極性や行動力をアピールするようにすると効果的です
実体験に基づいた内容でなければ説得力はありませんが、協調性やチームワークを主張するよりも、フットワークの軽さや責任感があることなどをアピールするようにしましょう。

事務職や経理職の場合

どんな企業に関わらず、数字を管理する事務職や経理職の場合は、正確性や真面目さ、誠実さを長所としてアピールすると効果的です
お金や在庫などを管理する職種でもありますし、入力間違いなども許されない仕事です。正確さや誠実さなどの仕事に対する向き合い方を訴求した方が良いでしょう。

接客業の場合

お客様に接客する仕事であれば、真面目さや責任感、コミュニケーション能力の高さなどを長所としてアピールすると効果的です
お客様と企業の代表として接するポジションですので、失礼な対応をするリスクがある人には任せることができません。企業に対してというよりも、お客様に対してしっかりと対応できる、という旨をアピールすると効果的です。

クリエイターの場合

デザイナーやプログラマーなどのクリエイターの仕事の場合は、責任感や協調性、行動力をアピールするようにすると効果的です
クライアントとのやり取りやスケジュール作成、納期厳守の責任感ある仕事が求められます。スキルや創造性も必要ですが、これらの性格的な長所も求められることがあります。
また、クライアントの言葉やイメージを形にする仕事でもあるため、意外にもコミュニケーション能力も重要になります

志望企業が未経験の職種・業種だった場合は、こちらの記事もご覧ください。

長所をアピールする例

pixta_81826125_L (1).jpg長所をアピールする場合の具体的な例文を2通り見てみましょう。

前向きな性格をアピール

【例文】

私の長所は何事にも前向きに取り組むことです。前職でデザイナーの仕事をしていましたが、クライアントからどんな修正が出ても、短納期であっても、高いスキルが必要な仕事でも、自分の成長できるチャンスと捉え取り組んできました。

何度もダメ出しや修正を頂いても前向きに捉えることで、結果クライアントの満足して頂けるものを納品できましたし、その時の自分のスキルでは難しかった仕事も必死に勉強して、要望通りのものを仕上げることができました。

それにより、自分の成長にもつながり、仕事の幅も広がっていきました。私のこの前向きな長所を、貴社の仕事でも生かし貢献したいと思っています。

誠実さをアピール

【例文】

私は個人のお客様に対して営業の仕事をしてきましたが、お客様から質問されるより先に自分から困っていることや気になることを伺い、安心してサービスをご利用頂けるよう常に心がけました。

口頭では話されない方も多かったので、訪問後には必ずお礼のメールを送ったり、時にはお電話をしたりとコミュニケーションの機会と方法を増やすようにしました。

それにより、あらゆる方法でお客様の悩みや要望をうかがえるようになり、サービスの向上と顧客満足へとつなげることができました。きめ細かな対応と誠実な姿勢が、お客様にも満足いただけていた部分かと思います。私のこの長所を貴社の営業活動にも生かし貢献したいと考えています。

自己PRの回答例をもっと知りたい方はこちらの記事もどうぞご覧ください。

客観的な長所を知るためには、転職エージェントを利用しよう!

pixta_39420027_M.jpgここまで例文も交えながら、自己PRで長所をアピールするためのポイントを説明してきました。
しかし、人事担当者に本当に刺さる自己PRは、企業によっても、あなたのご経歴によっても異なります
人事担当者は、求職者の経験・スキルや強みを自己PRから判断します。業務面だけでなく、社風に合うかなど、さまざまな角度で選考するのです。
なので、自己PRは力を入れて検討したい部分となります

転職エージェントを利用することで、それぞれのご状況に応じた最適な自己PRを作成することができます。
もちろん自己PRだけでなく、履歴書や職務経歴書の作成、また、面接の対策まで手厚くサポートいたします。自己PRでお困りの方は、ぜひ無料のキャリアカウンセリングをご利用ください!

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執筆・編集

マイナビエージェント編集部

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