更新日:2024/04/05
この記事のまとめ
転職活動において、ほとんどのケースで面接が実施されています。しかし面接に対して苦手意識を持っている方も多いのではないでしょうか。面接を突破できなければ、採用への道は開けません。そこでこの記事では、面接が苦手な方におすすめの対策方法を、原因別にご紹介いたします。
また苦手意識を克服するためにできる準備も紹介しているので、参考にしてみてください。自分に合う克服のコツをみつけて、面接を突破しましょう。
目次
面接を苦手とする方は多いでしょう。むしろ、得意と思っている方のほうが少ないかもしれません。面接は、日常とはまったく違う場です。ましてや、自身の将来を決める大事な機会であるわけですから、不安や緊張を抱いてしまうのは当然のことといえるでしょう。
たとえ、面接に通りやすい方であっても、面接を得意と思っているとは限りません。多少の苦手意識を持つのは、仕方がないと割り切ることが大切です。
面接が苦手だと感じる方はその理由を明確にして、見合った対策を取っておきましょう。準備をしておけば、自分のベストを尽くせる可能性も高くなるからです。ここでは、面接が苦手な方におすすめの対策方法を5つご紹介します。
元々緊張しやすい、あがり症である場合は、まずは気持ちを和らげることを考えましょう。「誰にでも起こること」「緊張によってパフォーマンスが上がっている」などと考え、自分の気持ちを受け止めます。
面接官に、自分が緊張していることを言葉に出して伝えてしまうのもひとつの手です。面接官も「面接は緊張するもの」と思っていますので、寛容に対応してくれることがほとんどです。また、緊張していることがマイナス評価につながることはありません。
普段よりゆっくり話すと、緊張を緩める効果があります。緊張していると早口になりがちですが、それでは伝えたいことがうまく伝わらない場合もありますし、そう考えることで、ますます緊張に拍車をかけてしまいかねません。意識してゆっくり話すことにより、気持ちを落ち着かせ、考えをまとめる時間を確保できます。
自分より年齢が上の方と話すことに慣れていないために、緊張する方もいます。これは、年上の方とのコミュニケーションに慣れていくしかありません。普段から、さまざまな年齢層の方と接する機会を作るとよいでしょう。
また、年配の面接官が怒った表情に見える、にらまれているように感じることがあるかもしれませんが、これは年齢を重ねることで、目の周りの表情筋を動かさなくなったり、口角が下がりがちになったりするからといった理由によることが多いといえます。必要以上に意識せずに、普段どおりに話すことを心掛けましょう。
面接官の表情が険しい、こちらも見ないでメモをとっているなど、面接官の小さな動きを深読みして不安になることもあるかもしれません。しかし、面接官の態度にはたいした意味はないので気にしないようにしましょう。
また面接は普段の会話とは違うものなので、面接官が話を聞いてうなずいてくれなかったからといって、不採用が決まったわけではありません。面接官の気持ちが採用に傾いたときは、かえってうなずくことなく、じっと話の内容に耳を傾けている場合もあるようです。
面接官の動きや態度は気にせずに、自分が伝えたいことに集中しましょう。
元々話すのが苦手な方は、面接官の質問に対して正解を返そうとする必要はありません。必ずしも上手に話し、正しい答えをすれば採用につながるわけではないからです。むしろ正しい答えを出そうとすると緊張をより高め、黙り込んでしまうかもしれません。
答えが思いつかない場合は、「勉強不足で申し訳ありません」などと、すぐ口にしたほうが好感を与えることもあります。
十分な事前準備をしていたのに、話し始めると自信を失ってしまいそうな場合は、先に結論を言い切ってしまいましょう。結論を伝えたうえで、その理由やいきさつを説明していくと、言いたい内容に迷いが出ることなく、スムーズに話を進められます。
また猫背で前屈みの姿勢でいると、体が小さく見え、声はこもってしまい聞き取りにくくなりがちです。わざと胸を張るくらいに意識して姿勢をよくすると、声も通り自ずと自信にあふれた印象を与えます。
「さまざまな対策を取っても、うまくいきそうにない」と、とにかく面接への苦手意識が強い方もいるのではないでしょうか。答えられそうな質問でも、苦手意識を持っているだけで、うまく話せなくなる場合があります。ここでは、苦手意識を克服するために事前にできることをまとめました。準備を念入りにしておきたい方は、チェックしてみてください。
苦手意識を持つ理由のひとつに、「自分は面接の常識を知らないのではないか」という不安が考えられるでしょう。このような不安がある方は、あらかじめ面接のマナーを押さえておくことをおすすめします。
上記のように、面接中以外にも気をつけておくべきマナーはいくつかあります。時間に余裕がある方は、このような情報も頭に入れておくと、緊張が少し和らぐかもしれません。
何も分からない状態より、面接の流れを把握しておいたほうが、苦手意識を克服できる可能性は高くなるでしょう。一般的な面接の流れは、以下のとおりです。
<面接の流れ>
このような面接の流れをイメージし、それぞれのステップごとに頭に入れておくべき項目をピックアップします。時間軸で準備しておけば、本番も混乱することなく冷静に対応できるでしょう。
基本的な質問はある程度、想定できます。どのようなことを聞かれるか、それに対してどのような答えを返したらよいかを事前に考えておくことが大切です。
ただ、面接はあくまでも会話です。想定される答えを丸暗記していても、自身が思っていたような言い回しではない言葉で質問されたら、頭が真っ白になってしまうかもしれません。
そこで、「志望動機」「自己PR」「企業情報」を項目別に、箇条書きで要点をまとめておき、質問のパターンのシミュレーションをしておくとよいでしょう。
面接の最後に、「何か質問はありませんか」と聞かれるケースは少なくありません。逆質問は応募意欲を把握したり、コミュニケーション能力や社風との相性を判断したりするために実施されています。
面接官からの質問にうまく答えられる自信がない方は、自分をアピールするチャンスになる逆質問への準備を念入りにしておきましょう。ただし調べたらすぐ分かることや、面接官がすでに話したことを繰り返すような質問は、マイナスの印象を与えてしまいます。
「◯◯の資格を保持していますが、御社で活かせるポジションはありますか」など、自分の強みを主張しつつ、面接官へもよいイメージを与えられるような質問をいくつか考えておきましょう。
本番を想定し、面接の流れを意識した練習を重ねるのもおすすめの方法です。面接の雰囲気に慣れていなければ、緊張が高まりさらに苦手意識を強くしてしまいます。質問への回答や逆質問が準備できたら、近くの人に面接官の代わりをしてもらうなどして模擬練習に挑戦してみましょう。
時間に余裕がある方は、本番を想定した練習を複数回実践しておくと、さらに安心です。
面接への苦手意識が強い方は、専門のキャリアアドバイザーへ相談してみる方法もおすすめです。マイナビエージェントは転職支援サポートが充実しており、面接対策も受けられます。
<マイナビエージェントで受けられる面接対策>
面接後のフィードバックも行っているため、二次面接や他社面接ではさらなるレベルアップも期待できるでしょう。
面接への苦手意識がある方は、その原因を知りひとつずつ対処しておくことで、ある程度克服できます。また本番をベストな状態で迎えるためには、本番を想定した準備が必要です。しかし初めての面接など、対策の取り方が分からない方には、マイナビエージェントへの相談をおすすめします。
専門のキャリアアドバイザーから具体的なアドバイスがあり、本番後のフィードバックも充実。二次面接や他社面接時の参考にもなります。面接の苦手意識を少しでも減らした状態で迎えられるように、マイナビエージェントで準備を進めましょう。
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