20代の転職で失敗回避! 失敗を回避する5つの方法|求人・転職エージェント

メニュー

更新日:2021/07/31

転職全般

20代の転職で失敗回避! 失敗を回避する5つの方法

20s_failure_00.jpeg

社会人としてのキャリアを歩み始めたばかりの20代。自分の将来を考えて、キャリアアップのための転職をすること自体は悪いことではありません。

しかし、その転職に失敗してしまって、再度転職先を探すということを繰り返していると、転職の当初の目的であるキャリアアップから外れていってしまいます。明確な理由がないまま、短期間で複数回の転職を繰り返していると、新しい転職先を探すことも難しくなっていきます。失敗しない転職をするためにも、事前の準備を怠らないようにしましょう。

ここでは、20代の転職活動において、失敗してしまう理由とその失敗を回避するための方法をご紹介します。

目次

満足度総合NO.1 ※2024年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 転職エージェント 第1位満足度総合NO.1 ※2024年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 転職エージェント 第1位

よくある20代の転職失敗例

20s_failure_01.jpeg

転職市場でのニーズが高い20代が、転職に失敗してしまったと考える理由にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、20代の転職における、よくある失敗例をご紹介します。

転職先の社風が合わない

企業によって社風や雰囲気は異なります。

「給与が高いから」「仕事内容が魅力的だから」といった理由だけで転職先を選ぶと、社風が合わずに苦労することになってしまう可能性があります。

チームワークを活かして働くのが好きな方が、個人主義の社風の企業で働くと居心地が悪いと感じるでしょうし、仕事とプライベートを分けたい方が、飲み会の多い企業に入ってしまうとストレスを溜めてしまいます。 転職によって仕事内容や待遇面はキャリアアップできたとしても、社風が合わずに辞めてしまう方は後を絶ちません。
このような失敗をしてしまわないためにも、クチコミサイトや転職エージェントなどを活用して、事前に社風を調べておく必要があります。

仕事内容のミスマッチ

憧れの仕事にキャリアチェンジしたものの、想像していた仕事内容とは異なるというケースも、失敗例としてよくあります。

仕事内容に興味が持てない場合、スキルアップに力を注ぐことが難しく、仕事に本気で取り組めなくなってしまいます。さらに、毎日の仕事が楽しく感じられないと、再度転職を考えるようになってしまいます。

企業を選ぶ際は、採用サイトや会社説明会などで具体的な仕事内容を調べ、自分の適性や興味にマッチしているかを十分に確認しましょう。

また、企業によって年次や役職などで任せられる仕事が異なるため、将来的にどのようなキャリアを築けるのかという点もチェックしておくことが大切です。

ブラック企業に転職してしまった

転職は通常、前職よりも理想的な条件や待遇を求めて行うものです。しかし、ブラック企業に転職してしまったという声は多く聞かれます。

長時間労働かつ薄給で働かされてしまったり、パワハラやセクハラなどが横行していたりする企業に転職すれば、失敗したと思うのも当然のことです。特に、前職をとにかく辞めたいという思いが強く、きちんと企業分析を行わずに転職先を決めた場合、このようなケースに遭遇することが多いようです。

ブラック企業に転職した結果、追い詰められて判断力が鈍り、再度ブラック企業に転職するというループに陥らないよう注意しましょう。

前職を辞めたことを後悔する

転職してみたものの、「前職のスキルが活かせない」「前職の社風のほうがマッチしていた」「転職先での人間関係が悪い」といった理由で、前職を辞めたことを後悔してしまうケースもあります。

転職前までは嫌だった仕事内容や社風も、転職して比較できるようになってから、その良さに気付くこともあるでしょう。「前職のほうが良かった」という思いを抱いていると、仕事に集中できずスキルアップへの意欲がわかないため、再度転職を考えたくなることもあります。

納得できる転職を行うためにも、情報収集を行ったりキャリアプランをじっくり考えたりして、冷静に転職活動をする必要があるのです。

20代で転職を失敗する3つの理由

20s_failure_02.jpeg

20代で「転職に失敗した」と感じる理由は、次の3つに大別できます。自分にあてはまるところがないかどうか、過去の考え方を見返してみてください。

1. 辞めるために転職をする

転職理由のひとつに、「今の仕事を辞めたいから」というものがあります。

こういった理由で転職を志すこと自体は、それほど珍しいことではないでしょう。しかし、「今すぐにでも新しい会社を見つけて転職したい」と考えている場合は注意が必要です。

転職先の吟味をせずに、「今の会社以外ならどこでも良い」と思ってしまうことがあるからです。

たとえば、「今の仕事は給与が低い、生活が苦しいのでもっと給与が高いところに転職したい」と考えていたとしましょう。この場合、給与面だけを見て、別の会社への就職を決めてしまうことがあります。

しかし、実際には労働時間が極端に長かったり、給与の大半がインセンティブで思ったほど稼げなかったりといったこともあるでしょう。これでは、転職した意味がありません。

また、給与面では問題がないものの、「人間関係が非常に悪い」「仕事に魅力を感じられない」など、他の理由で「もう一度転職したい」「失敗した」と思ってしまうこともあります。ネガティブな理由での転職の場合、急いで次の会社を決めてしまいがちですが、安易な転職は失敗の元になってしまいます。

2. 十分に情報を集めず転職してしまう

やりたい業界や希望の職種の求人を見つけたときに、反射的に応募をしてしまう方がいますが、これはおすすめできません。

新卒での就職活動では、複数の会社にエントリーシートを送り、何社も並行して選考を進めることになりますが、中途採用の場合は、一社一社、十分に吟味してから応募する必要があります。

情報収集が十分でないまま、勢いで転職してしまうと、転職失敗のリスクが高まります。社会人経験がある20代の方であれば、自分の仕事上の適性や、どのような職場を求めているかといったことはすでに理解できているかと思います。

何もわからずに応募していた新卒採用のときとは、状況が異なるのです。

3. 自分の将来をしっかり考えていない

転職は、自分自身のキャリアビジョンを叶えるために行うべきものです。自分が将来何を目指したいのかがはっきりしないまま転職先を決めてしまうと、キャリアの一貫性がなくなってしまいます。

自分のキャリアをどのように積んでいくかは、社会人として過ごす上で非常に重要なことです。しかし、キャリアプラン自体は、その時々の状況によって見直しをすることもあります。

実際の職務経験やプライベートの状況に合わせて、キャリアプランを引き直すのは悪いことではありません。

しかし、キャリアのゴールがぶれてしまうと、それまでに築いてきたものが、十分に活かすことができなくなってしまう可能性もあります。最終的なキャリアビジョンを達成するための道筋は流動的であっても、目指すべき目標は一貫しているべきです。

自分が何になりたいのかはっきりしていないという方は、転職を機に、自分の社会人としての人生をあらためて考えてみてください。

20代の転職失敗を回避するための5つの方法

20s_failure_03.jpeg

20代の転職を失敗させないためには、十分な下調べや準備が必要です。ここでは、転職を考えたときに実践してほしい、5つの方法をご紹介します。

1. 自分のキャリアを客観的に見つめ直す

自分自身がこれまでに築いてきたキャリアについて、あらためて見つめ直してみましょう。これは、キャリアプランを考えるときにも役立ちます。

このとき、実際のキャリアと自分自身で認識しているキャリアにずれがないかどうかチェックすることも大切です。

自分では「何のキャリアもない」と思っている方でも、第三者の意見を聞くことで新たな視点が生まれることがあります。転職エージェントのキャリアアドバイザーとの面談などを利用して、キャリアの棚卸をしましょう。

2. 転職先の情報を集める

求人情報を見ているだけでは、転職先が実際にどのような会社なのかを十分理解することはできません。実際に働いている方の口コミや具体的な仕事内容、社員の平均年齢、職場環境、残業時間などを調べてみましょう。

自分が実際に働いているところをイメージしてみると、希望しているキャリアを積むことができる仕事かどうか判断しやすくなります。うまくイメージできないときは、情報収集が足りていないか、自分の希望に合致した企業ではないかのどちらかだといえます。

3. 転職先に応じた志望動機やスキルシートを用意する

いくら自分自身の希望を固め、応募企業を吟味したとしても、その企業から必要とされなければ転職を果たすことはできません。不採用が続くと、だんだんと妥協して、本当に希望している業界や職種以外を視野に入れざるをえなくなってきてしまいます。

このような事態を防ぐためには、希望の転職先に採用されるだけの魅力あるアピールをする必要があります。自分自身の持っている経験やスキルのうち、転職先から求められているのはどのようなことなのか考えてみてください。

また、転職先の業務に役立てられそうなスキルがあるときは、積極的にそれをアピールし、就職後、スキルを活かしてどのような仕事をしていきたいのかを伝えましょう。

4. 勢いで行動しない

希望に合致しそうな求人情報を見つけたときも、十分な検討をせずに応募することは控えましょう。

そもそも、「転職をしたいとなんとなく思っている」という程度の状況で、転職活動をスタートさせてしまうのは危険です。転職をするときは、どのようなスケジュールで進めるのかについて考えるようにしてください。

新卒での就職とは違い、転職活動においては、現在勤めている企業の引き継ぎや退職に関するスケジュールについても考慮しなければいけません。また、仕事を辞めてから本格的に転職活動をするのか、仕事を続けたまま転職活動をするのかも決める必要があるでしょう。

もちろん、人によってスケジュールは変わります。転職がすぐに決まった場合、3ヵ月かかった場合、半年かかった場合など、複数のケースについて考えておくことで、慌てずに転職活動を進めることができます。

5. 転職エージェントを利用する

転職エージェントは、転職についてのノウハウを豊富に持っています。非公開の求人情報はもちろん、それぞれの業界の特徴や企業情報にも精通していますから、成功するための転職のアドバイスが受けられます。

個別のキャリアコンサルティングを受けることもできますし、自分自身のキャリアを踏まえた上でのアピール方法についても教えてもらえますから、転職活動を有利に進めるための大きな助けとなるでしょう。

「20代の転職で失敗した!」と思ったら

20s_failure_04.jpeg

事前の準備を十分に行うことは、転職に失敗するリスクを軽減させるために役立ちます。しかし、それでも転職の失敗をゼロにすることはできません。いくら綿密な調査をしたとしても、実際に働きだしてみなければわからないこともあるからです。

失敗してしまったと思ったときに一番良くないのが、焦ってすぐに次の転職を目指すことです。20代のうちに何度も転職を繰り返していると、だんだんとキャリアアップがしにくくなってしまうでしょう。

入社直後は「失敗した」と思っても、しばらく働き続けてみることで、仕事のおもしろさに気付けることもあります。慌てて辞めるのではなく、まずは目の前の仕事と向き合ってみてください。仕事内容や人間関係に不満がある場合は、転属願いを出すという方法もあります。

もし、それでも転職したいという場合は、なぜ自分が失敗してしまったのかをあらためて考え、同じことを繰り返さないように対策をとる必要があります。

また、自分だけで転職を決めてしまわず、信頼できる第三者や専門家の意見も取り入れるようにすると良いでしょう。

20代の転職失敗を回避するために転職エージェントを利用しよう

20s_failure_05.jpeg

転職のプロである転職エージェントは、転職スケジュールの策定やキャリアプランの作成、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策など、転職を幅広くサポートしてくれる存在です。

転職エージェントを利用することは、気付いていなかった自分の特性や新たな企業情報を知るきっかけにもなるでしょう。転職エージェントを賢く利用して、「失敗した!」と後悔しない転職を目指しましょう。

執筆・編集

片桐 千尋

株式会社マイナビ所属。キャリアアドバイザー歴3年。前職はITベンチャー企業にて採用担当、新規サービス企画、営業と幅広く経験。その後マイナビに入社しキャリアアドバイザーに転身。前職の幅広い職種の経験や、SE、デザイナーと仕事をしてきた経験から、様々な分野やポジションの業務内容、悩みを理解できることが強み。

SNSシェア

注目コンテンツ