更新日:2024/07/30
Uターン転職で重要なのは事前準備です。まずは自分自身の経歴の棚おろしと、家族を含めた今後の希望の優先順位付けを行うようにしましょう。
この記事では、Uターン(Iターン、Jターン)転職のやり方について解説していきます。
目次
そもそもUターン転職とは、出身地(故郷)を離れて仕事をしている方が、地元に戻り再度就職をすることをいいます。
最近では地方出身の方が大学時代を都市圏で過ごし、そのまま就職したものの、地元に戻るために転職するケースが多くあります。
よく混同されがちなものに「Iターン」「Jターン」があります。それぞれUターンとは異なる用語になります。
それぞれ、都会と地方で働く際の生活スタイルや環境、業務内容などが異なるため、様々な目的を持ち「U・I・Jターン」転職をされる方がいます。
事前準備の第一歩は情報収集です。各自治体が出している地域情報サイトなどで家賃、通勤時間、物価などを調べましょう。
現在の年収から希望年収を算出する方が多いですが、大都市と地方では年収も大きく異なることも少なくありません。他方で、東京から地方へのUターンの場合、仮に年収100万円ダウンしても同水準の生活を営めることも十分考えられます。同水準で生活をしていくためには、まずは情報を集め、自分自身の希望条件の整理に役立てることが大切です。
実際の転職活動は、具体的に8つのステップに分かれて行われます。
こちらについては以下の記事で詳しく説明しているので、「そもそも転職活動ってどのような流れで行うの?」ということが知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
特にU・I・Jターンでは、退職から入社する際に転居をすることが多いと思います。通常の転職活動で行われる引継ぎ作業に加えて、引っ越しまで含めた入社日の逆算を行いましょう。入社直前になってからの入社日変更は、企業側にも迷惑がかかりますので、早めの確認が重要です。
また、4月入社、10月入社などの"転居する人が多い時期"は良い物件がなくなることもよくあります。できる限り早く不動産会社と打ち合わせを行い、物件を抑えるようにしましょう。
続いては、具体的にどういった対策が必要なのかについてご紹介していきます。具体的には、以下の3つが重要となります。
一つひとつ、具体的に解説していきます。
Uターン転職では、生活が今までと大きく変わることがあります。
物価、家賃、通勤などを考慮すると、仮に年収が100万円ダウンしても、生活水準は変わらないという話も少なくありません。まずは地域情報の収集と現状の比較し、生活の質がどれだけ変わるのかを調べておくことが大切です。
Uターン転職は時間との闘いです。面接を受けながら「どんなキャリアにしようか」と悩んでいるようでは、どれだけ時間があっても足りません。
転職活動の最初にどういう方向性にキャリアを築きたいのか、またUターン先でそういったキャリアを描けるのかなどを事前に転職エージェントに確認するようにしましょう。
転職活動は、自分ひとりでするものではなく、家族と話し合いながらするものです。
住む予定の場所では、スーパーはどこにあるのか? 誰がどの家事をするのか? 子どもがいるご家庭は、保育園、習い事への送り迎えはどうするのか? などを事前に確認しておきましょう。
求人票には、勤務地、就業時間などが記載されていますので、入社後の生活を考えて、応募先をご家族と話合いの上、決めるようにしましょう。
今回の記事では、Uターン(I・Jターン)のやり方についてご紹介してきました。
結論としてお伝えしたいのは、地方への転職で最も大切なことは、情報収集であるという点です。しかしながら、都心の企業だとしても難しいのが企業研究です。ホームページを見ただけではわからない情報も多く、一人で調べるには限界があります。
そこで利用したいのが転職エージェントです。転職エージェントは直接企業とつながりがあるため、その会社や周辺地域のリアルな情報を持っています。地方へのターン転職を検討されている方は、情報収集のためにも転職エージェントを利用してみてはいかがでしょうか?
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