システム監査技術者はエンジニアのキャリアを大きく広げる可能性を持つ|求人・転職エージェント

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社会の情報化が進み、人々の生活が便利で豊かになっていく一方、そうした情報システムの脆弱性や運用面のミスを原因としたトラブルが後を絶ちません。

そういった事態を回避し、情報システムの安全性を高めていくことを目的としたシステム監査技術者の重要性は年々高まっており、その能力を証明するための資格の人気も向上しています。

そこで、システム監査技術者試験の内容やその資格を活かせる職業、その取得方法について詳しく解説していきます。

システム監査技術者試験とは?

システム監査技術者試験は、経済産業省が認定する国家資格である「情報処理技術者試験」の試験区分のひとつで、情報システムを監査するための知識を問う試験です。

システム監査技術者試験の合格は、ITガバナンスの向上やコンプライアンス確保に貢献できる監査人や情報システム責任者である証明となります。

取得の難度は高く、情報処理技術者試験の中でも、最高難度のレベル4として位置付けられている難関試験です。

システム監査技術者試験合格が役立つケース

システム監査技術者試験に合格すると、どのような職業への転職で有利になるのでしょうか。2つのケースをご紹介します。

1.企業内の監査部門やセキュリティ担当の他、監査法人のシステム監査業務に有利

システム監査技術者試験に合格すると、企業内の監査部門でシステム監査業務に従事したり、監査法人で企業システムを外からチェックしたりする立場として働くのに有利になります。

企業のセキュリティ機能を高めるセキュリティ担当としてのキャリアも目指しやすくなるでしょう。システム監査技術者の資格が昇給・昇格や採用の条件になっているという大手メーカーや情報サービス会社も少なくありません。

2.エンジニアが幅広い仕事にチャレンジしたいとき

システム監査技術者試験は、エンジニアとしてのスキルと同時に経営的なノウハウも問われるため、技術者としてのスキルを磨いていきたい人はもちろん、ITを軸足にしてマネジメント寄りの仕事にチャレンジしたい人にもおすすめです。

システム監査技術者試験合格によるキャリアの広がりは、非常に大きくなります。

システム監査技術者試験の出題内容

試験は午前I・午前II・午後I・午後IIの4項目となっており、午前は4つの選択肢から1つの回答を選択する多肢選択式、午後は記述式の試験が行われます。それぞれの試験時間と出題数、回答数は以下のようになります。

  • 午前I:50分/多肢選択式/30問
  • 午前II:40分/多肢選択式/25問
  • 午後I:90分/記述式/3問中、2問を選択して回答
  • 午後II:120分/記述式/2問中、1問を選択して回答

<出題範囲>

システム監査技術者試験は、情報システムの監視や情報システムの適切な活用によって、経営を支えることを目的としているため、単なる技術者としてのスキルだけではなく、経営者としてのスキルや目線も取り入れた問題が出題されます。

  1. システム監査の計画
  2. システム監査の実施
  3. システム監査の報告
  4. システム監査業務の管理

システム監査技術者試験の難度

システム監査技術者試験は難度が高いのですが、具体的にどの程度難しいのでしょうか。
独学でも合格できる資格なのか、詳しく見ていきましょう。

難度はとても高い

システム監査技術者試験の難度は非常に高く、合格率はおよそ15%程度といわれています。合格者の平均年齢も40歳を超えるなど、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が主催する情報処理技術者試験の中でも最難関試験のひとつとされています。

年によっては、例年の合格率を大きく下回ることもあり、受験をする際には入念な準備と同時に、豊富なシステム経験もあると有利になります。

独学で合格を目指す場合は、実際の試験の出題内容を意識する

午前Iでは高度情報処理の基礎知識が、午前IIではシステム監査に関する知識が、午後ではそれらの知識を総合した能力を問う出題がされます。勉強をしていく順番は、この出題の順番に沿って行うのが効果的といえるでしょう。

出題される問題の中には、例年と同じ問題や似たものも多いため、過去に出された問題を難なく解けるようになっておくだけでも、合格率を大きく引き上げることができるはずです。

ただし、システム監査技術者試験では、小論文の作成という課題があるため、小論文対策もしっかり立てておくようにしましょう。エンジニアとしてのスキルだけでなく、文章の構成力といったスキルも問われます。

システム監査技術者試験の受験方法

システム監査技術者の試験は毎年4月に実施されており、申込期限は1月初旬から2月中旬までとなっています。インターネットと願書郵送の、いずれかで申し込むことができます。試験の一部免除規定がありますので、事前にチェックしておくと良いでしょう。

受験料

5,700円(税込)

受験資格

システム監査技術者試験には、年齢制限や受験資格はありません。

合格発表

6月下旬に合格者の受験番号が、試験を主催するIPA(情報処理推進機構)のウェブサイトに掲載されます。また、個人の成績照会をするには、受験番号とパスワードが必要です。

試験結果の通知はありませんので、自分でウェブサイトを見て確認します。なお、合格者の受験番号は、後日、官報にも公示されます。

システム監査技術者試験に合格して自身のキャリアを広げよう

システム監査技術者試験はIT業界でも屈指の難関試験であり、取得への道のりは決して容易なものではありません。

しかし、システム監査技術者試験の合格は、現職での待遇アップや転職先候補の増加など、様々なメリットがあります。

また、システム監査技術者資格を取得することは、エンジニアとしての成長だけでなく、経営的視点を持つマネージャーとしての成長も期待できるため、キャリアの可能性は大きく広がります。大きな努力に見合う価値は十分にある資格といえるでしょう。

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