接客業の志望動機の書き方 アピールできるスキルや実績|求人・転職エージェント

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更新日:2021/09/14

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接客業の志望動機の書き方 アピールできるスキルや実績

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接客業の志望動機として、企業から好感を持たれる文章とは、どのようなものなのでしょうか。
今回は、特に接客業の志望動機を書く際に意識しておきたいポイントを、例文と併せてご紹介します。
接客業に応募する際にアピールしやすいスキルや実績もまとめていますので、志望動機を書く際の参考にしてください。

目次

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接客業とは?

接客業とは、顧客と直接対面してサービスを提供する業務を指し、形のないサービスを提供するサービス業の一種です。代表的な接客業として、小売店の店員や、飲食店のウエイトレス・ウエイター、美容師、カラオケ店の店員、受付などがあります。

具体的な仕事内容は取扱商材によって異なりますが、どの場合でも、店や企業を訪れた人に適切なサービスを提供し、おもてなしをするという点は共通しているといえるでしょう。

接客業の志望動機でチェックされる3つのポイント

接客業の志望動機で、採用担当者にチェックされやすいポイントは主に3つです。
相手が何を知りたがっているのか、どんな点を評価するのかを理解して、期待に応えられる志望動機を書きましょう。

1.接客業への適性

接客業の志望動機でチェックされるポイントとして、最初に挙げられるのは適性です。
接客業は、どんな仕事であっても、必ず直接顧客と対面して関わることになります。そのため、そもそも人と接することが好きかどうか、丁寧な対応ができるかどうかといった点が確認されます。

2.具体的な仕事内容への適性

次に、具体的な仕事内容、実務への適性があるかどうかもチェックされるポイントです。
同じ接客業でも、実際の仕事内容はそれぞれの取扱商材や社風等によって大きく異なります。志望動機が本当に自社の仕事に合っているかどうかは、選考の大きなポイントとなるでしょう。

3.将来性

現在、その仕事を志望している理由だけでなく、将来的にどのようになりたいかというビジョンについても確認されます。企業は、その人材が自社で長く働いてくれるかどうかを意識して採用を行うものです。
将来的にその企業で活躍するビジョンが描けているかどうか、また、そのビジョンが自社の人材育成計画と合致しているかどうかが、採用の際の重要なチェックポイントになります。

接客業の志望動機の書き方の5つのポイント

接客業の志望動機を書く際に、意識しておきたい5つのポイントをご紹介します。
いきなり志望動機を書き始めようとしても、何から手を付けたらいいのかわからない場合もあるでしょう。
無理して書き始めるのでなく、どのようにまとめるべきか、まずは紹介する5つのポイントをご確認ください。

1.まずは結論を書く

接客業に限らずどのような職種においても、志望動機を書く際は、結論ファーストが基本です。「◯◯なため、志望しました」と、簡潔に志望理由をまとめましょう。
最初に結論を書くことで、志望動機の要点を理解してもらいやすくなります。採用担当者の負担が減り、スムーズに読み進めてもらえますし、冒頭部で主眼を設定すれば文章全体の構成も作りやすくなるでしょう。

2.他の企業ではなくその企業を選んだ理由を書く

接客業の中でも他の企業でなく、その企業を選んだ理由を明確に伝えましょう。
接客業の志望動機として書いてしまいがちなのが、「人と接するのが好きなため」という理由です。しかし、ただ人と接したいだけであれば、その企業以外の接客業でも構わないということになってしまいます。
接客業全体についてだけでなく、数多くある企業の中からその企業を選んだ理由、その企業に対して感じた魅力を伝えられるようにしましょう。

3.具体的なエピソードを織り込む

具体的なエピソードを織り込むことも大切です。志望動機は、具体的であればあるほど説得力が増します。
たとえば、企業を選んだ理由として「御社の経営する居酒屋が好きなので」というよりは、「御社の居酒屋が好きで、特にポテトサラダの味が他のチェーン店と異なり、接客も丁寧ですばらしいため毎週通っている」というほうが、その企業のサービスを評価していることがわかり、説得力があるでしょう。

4.自分のスキルをどう活かせるかを書く

志望動機を書くポイントとして、自分のスキルをどう活かせるかを書きましょう。
企業は、自社で活躍してくれる人材を採用したいと考えるものです。経験やスキルを明確に伝えることで、「この人なら自社で活躍してくれそうだ、長く貢献してくれそうだ」と感じてもらいやすくなります。

志望動機は自己PRが目的ではありません。しかし、採用者は、自社で活かせるスキルがないかという点にも留意して志望動機をチェックします。
自分のスキルや実績の活かし方を伝えることは、意識して行うべき効果的な手法なのです。

5.将来の展望を書く

入社後、どのような将来を思い描いているのか、自分なりのビジョンを最後に伝えてまとめるのが、志望動機のひとつの模範形式です。
入社後の長期的なビジョンや目標を提示することで、長く勤めるつもりがあるということをアピールできます。また、人材育成の構想や計画とマッチングするか、企業にとっての判断材料となるでしょう。

接客業の志望動機でアピールしやすい実績・スキル3選

接客業の志望動機でアピールしやすい実績やスキルは、大きく3つあります。
接客業は、未経験からでも比較的飛び込みやすい業界ですが、接客経験がある場合は、積極的にアピールしましょう。その他、コミュニケーション能力や語学力も、プラスの判断材料になる可能性が高いスキルです。
ここでは、それぞれのスキルをアピールする際のポイントをまとめました。

1.接客業の経験

接客業の経験がある場合は、積極的にアピールしましょう。勤務形態は、正社員ではなくアルバイトであっても問題ありません。「接客業経験があります」というだけでなく、接客業の勤務を通してどのようなことを感じ、学び習得したのか、それをどう活かせるのかがわかるように書きましょう。

2.コミュニケーション能力があると感じてもらえるエピソード

接客業の経験がなくても、チームで仕事をした経験や営業経験、サークル団体等での経験などの中に、コミュニケーション能力の高さを感じさせるエピソードがある場合は、織り込んでもいいでしょう。

ただし、接客業で特に求められるのは、初対面のお客様や既存顧客と、円満なコミュニケーションを図る能力です。チームを引っ張るリーダーシップや、複数人のトップに立ちプロジェクトを遂行する能力は、いずれ役立てることができるかもしれませんが、アピールするポイントとして外れる可能性があります。人と円滑な関係を築ける点、協調性がある点をアピールしましょう。

3.語学能力

語学能力をアピールする際は、具体的にどのように活用できるのかイメージできるエピソードを交えることがポイントです。外国人のお客様への接客が多い企業を志望する場合は、語学能力が求められます。
志望する企業にもよりますが、語学能力は、単純にTOEICの点数を書くだけでは伝わりにくいものです。
「日本語が話せない留学生を家に招き、もてなした経験」など、外国語での接客にまつわるエピソードや体験を伝えるといいでしょう。

志望動機の例文

接客業を志望する際の志望動機について、未経験の場合と経験がある場合の例文をご紹介します。
志望動機では、本人の熱意や心構えを伝えることが何より大切です。最後には、自分の言葉で誠意を持ってまとめることが必要になります。そのためにもまず例文を押さえ、活用できるようにしましょう。

未経験者の志望動機

御社のショップを訪れた際、店員の方の接客に感動し、私もそのような対応で人を笑顔にする仕事がしたいと考えたため、志望しました。
昔から御社の商品が好きで、長く通信販売を利用していました。1年程前、たまたま近所に御社のショップができたため足を運んでみたところ、通信販売ではわからない細かい説明をしていただき、さらに応援したい気持ちが強くなりました。特に必要な物を必要なときに提案してくれる販売姿勢には、深い感銘を受けたことを覚えています。
私がもらった喜びと笑顔を、御社の一員として多くの方に伝えていきたいと思っています。

経験者の志望動機

インバウンド需要に特化した店舗展開をしている御社で、接客業経験と語学力を活かしたいと考え、志望いたしました。
学生時代、ファストフード店でアルバイトをしていましたが、このとき、言葉の壁に悩むシーンが幾度かありました。そこで、海外のお客様にもスムーズなご案内ができるよう、語学研修や語学教室に通い、語学力を高めていきました。結果、海外留学生のチューターとしても活躍できるようになり、向上心の大切さを実感しております。
この経験を活かして、より多くの訪日外国人の方のサポートをしていければと考えています。

接客業の志望動機に悩んだらマイナビエージェントにご相談ください

マイナビエージェントでは、書類作成のアドバイスや面接対策を実施しております。
業界や転職事情を熟知したキャリアアドバイザーに相談することで、自分ではわからなかった問題点に気付けるというのは、よくあることです。接客業への転職を検討しているが、志望動機の書き方に悩んでいるという方は、ぜひご相談ください。
応募書類作成のアドバイス、志望動機の書き方や、スキルの棚卸方法に関するアドバイスも行っていますから、活用していただければ幸いです。

執筆・編集

マイナビエージェント編集部

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