
女性
- 年齢
- 32歳
- 性別
- 女性
- 転職活動期間
- 1ヵ月半
30代の転職。経験・スキルを活かしたキャリアアップ
-
前職
- 業種
- 小売_専門店
- 業務内容
- 接客(店長)
- 年収
- 350万円
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現職
- 業種
- 不動産管理
- 業務内容
- プロパティマネジメント
- 年収
- 400万円
転職へのご志向、転職経緯
1社目はインテリア雑貨の販売接客を経験され、2社目は飲食店(カフェ)の店長をご経験されている32歳の女性でした。
店長という役職故に休日出勤や残業が多くプライベートの時間が確保できず、年齢を考えると今後体力的に続けられるか不安という転職理由でした。
そのような状況の為、今回の転職は「環境改善」のためというどちらかというと後ろ向きの内容であり、その理由からご本人の希望は「事務職」でした。
しかし経験を深掘りしていくと、1社目を選んだ理由は「商材への興味」、2社目を選んだ理由は「店舗運営を経験し企画立案力や発信力を培いたい」という前向きな気持ちが根幹にあることが見受けられ、果たして事務職への転職がご本人様に適した転職であるかどうかを慎重に考える必要がありました。
転職活動中の不安、不安へのアドバイス
即戦力性を求められる転職市場の中で、30代の業種・職種チェンジは非常に難しく、且つ事務職への有効求人倍率を考えると内定を勝ち取れる可能性は低いということが懸念事項でした。
事務職を希望する理由は「ワークライフバランス」や「デスクワーク」という環境改善に繋がる条件がメインであることから、事務職にはこだわらず、「小売業界での経験」を活かし「環境改善」に繋がる仕事はないかと考えたところ、「商業施設のPM(プロパティマネジメント)」という職種を提案させていただきました。
この仕事は商業施設の運営・管理を行う職種であり、これまでの店長経験の中で培ってきた「店舗運営」、「マネジメント」、「販売促進」、「商業施設との調整業務」等、親和性が高く、同時に労働環境の改善も叶います。 ”経験を活かしたキャリアアップに繋がる転職”として提案させていただいたところ、ご納得され、応募に至りました。
内定までの流れ
30代という年齢を考えると、「何がしたいか」ではなく「何ができるか」という即戦力性を強く求められます。
その為、これまでの経験の中で培ってきたスキルと応募企業が求めるスキルの共通点を一緒に整理していきました。
具体的に、売上を時間帯別に割り出し顧客動向を求める「分析力」、生産性アップに繋げる「オペレーション立案力」、50名近くのスタッフをまとめる「マネジメント力」等、活かせるスキルが複数出てきた為、応募段階から職務経歴書の中に盛り込みました。
また面接時においては、上記の経験に対しての具体的な実績及びエピソードを加えアピールしました。 このような自己分析と企業分析を通じて、これまで苦労を重ねて培ってきた経験を活かせることがご本人の自信に繋がり、結果として第一志望の大手商業施設のPM職として内定獲得に至りました。