
営業職
- 年齢
- 31歳
- 性別
- 男性
- 転職活動期間
- 1ヵ月
転職先で活躍するイメージを持つことで面接での対応力がアップ!
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前職
- 業種
- 人材広告
- 業務内容
- 求人広告の掲載提案営業
- 年収
- 400万円
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現職
- 業種
- 人材派遣
- 業務内容
- 人材派遣の営業職
- 年収
- 520万円
転職へのご志向、転職経緯
今回の求職者様は、大手求人メディアの代理店で業務をされていらっしゃる方で、30代を回り、キャリアを再考したいというタイミングでした。前職においては社内でもトップクラスのご実績を残されているにも関わらず、給与面の向上が見込めず、モチベーションの維持に苦慮されていらっしゃいました。また、それまで業務内容としてもさらに深くクライアントへ入り込み、コンサルティングをしていきたいとのご意向をお持ちで、総じて前向きな思いからご転職をご決意されているご様子でした。ただ、初回面談の際にはそれを解決する方法論が全くイメージがわかないという状況でした。ヒアリングを進めていくと、現在ご自身が身を置く「人材業界」における業務は大変やりがいを感じているとのことでした。
そこで、広告メディアとしての求人募集から一段踏み込んだ「人材派遣」でのキャリアアップをご提案させていただきました。企業へのコンサルティングだけではなく、派遣社員といった方へのサポートもご経験できるという業務幅の拡充を魅力に感じて頂けました。
転職活動中の不安、不安へのアドバイス
30代をまたいでの転職ということでご不安も抱えていらっしゃいました。このタイミングでの転職は、妥当性はあるのかという点です。キャリアアップは目指してはいながらも、実績を残してきていらっしゃり、居心地が良かったことも事実のようでした。そのため、いざ環境が変わることを覚悟しきれない状況でした。そこで、転職をする覚悟感を伺ったところ、そこに対しての気持ちは変わらないとのことでしたので、転職先で活躍できるイメージを持つための準備を一緒に行いました。
そこで、活躍できるイメージを持つための準備をご一緒に行いました。まず、強みの整理を行いました。すると、長期的なクライアントへのフォローと社内での後輩指導を活かしていくことが強みであるということが分かりました。また、派遣も長期的な組織コンサルティングと派遣社員への長期稼動フォローや教育が肝要な業務です。その二点をかけ合わせ、面接時の自己PRの作成をするとともに、自分自身が派遣業界で活躍できるという認識を持つことが出来ました。自分自身が業務として活かせる強みがイメージできたことで、業界への興味が再度強く沸き、気持ちをさらに強固に活動へ向かえるようになりました。
内定までの流れ
選考前から業務イメージと活躍イメージを持って臨めていたことで、無事に1次、2次面接が通過となり、程なくして最終面接の設定となりました。ただ、「なぜこの会社でなければならないのか」という質問に対して、どうしても上手く答えられず苦慮されていました。派遣会社は会社ごとの特徴が一見、見出しにくいです。ただ、それでは前に進まないので、「出来ることをしよう」とお互い、隈なく会社HP、IR情報、その他の広報サイトなどかき集められる情報を徹底的に調べました。そして、自分なりの会社への評価や考え方をまとめて面接に臨むこととしました。
結果としては、業務経験と派遣業界への動機付け、そして会社への興味と意向の高さがご評価ポイントとなり、即日内定を獲得できました。なぜ、「なぜこの会社でなければならないのか」という点を徹底的に検討し尽くしたことが、「志望度」や「熱意」として企業へ伝わったことは想定外でしたが、希望への思いが結果を動かした瞬間でした。