
関西エリア
- 年齢
- 25歳
- 性別
- 男性
- 転職活動期間
- 1ヵ月
新卒の就職活動で苦戦した私が、最高の転職ができた理由
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前職
- 業種
- ソフトハウス
- 業務内容
- プログラマー(業務系)
- 年収
- 350万円
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現職
- 業種
- パッケージベンダー
- 業務内容
- プロジェクトリーダー候補
- 年収
- 450万円
転職へのご志向、転職経緯
今回の転職で解消したい悩みは2点。1点目は、ワークライフバランスが全くと言っていいほど整備されていない点。新卒の就職活動で周りが大手有名企業の内定を獲得する波に乗り切れず、苦戦した末に勝ち得た内定先に入社したものの想い描いていたエンジニアライフとは大きく異なり、1人で客先常駐するプロジェクトへの配属は当たり前で終電帰りは月に数回あるほど忙しい日々。土曜日も時々出社していることも珍しくなく、学生時代の友達ともあまり連絡を取れないほどに忙殺されておりました。
2点目は、スキルの向上が入社以来、3年間実感できていない点。開発業務自体は嫌いではなく、むしろ学生時代は情報系学部を選んだほどシステムには興味を持っておりました。しかし、3年間パッケージの機能追加部分のプログラミング作業の繰り返しで、開発環境はころころ変わり自信が持てる開発言語がない状態。このままこの会社で一生エンジニアとして成長していけるのか?という漠然とした不安を最近持つようになっておられました。またユーザーの声を全く聞けない環境にもやり甲斐を感じられておらず、いつかはユーザーとの折衝もしてみたいと考えておいででした。
社会人3年もうすぐ経とうという今しかチャレンジできないのではないかと思い転職を決意されました。
転職活動中の不安、不安へのアドバイス
■転職活動中の不安:
新卒の就職活動の時に上手く話が出来ず、なかなか内定を勝ち得られなかったことが最大の不安要因。社会人になってから目立った成長もない中、「自分が今よりもいい会社に本当に転職できるのか?」疑いを持っており、発言一つ一つに自信がないご様子でした。
■不安へのアドバイス:
転職活動では、コミュニケーションスキルだけではなく前職での経験やスキルがより重要。自分の経験とスキルを整理して強みを認識して面接に臨むようアドバイスいたしました。それでも自分の強みがわからないご様子だったので、経験を一つ一つ振り返り次の会社でも活かせるスキルを棚卸し、それを言語化して伝えられるようになり自信を持ってもらえるまで面接対策をいたしました。
内定までの流れ
応募先の企業の軸は2つ持つようにいたしました。1つ目はユーザーに1番近い立ち位置と言われる事業会社の社内SEのポジション。開発はあまりすることはないがユーザーの声がダイレクトにくるやり甲斐や、ずっと同じ勤務先だという安心感から応募を決めていただけました。もう1つは顧客に対して直接システム開発を行ういわゆるプライムベンダー。理由は、最初はこれまでの経験を活かした開発から加わっていき、徐々にプロジェクトマネージャーにまでステップアップしていけことです。
社内SEは5社受けるも全てスキル不足を理由にお見送りをいただいていた状況でした。必要とされている顧客折衝もしたことがなければ、強みとしている様々な言語での開発スキルを活かすこともできないポジションなのだからこそ難しかったのだと思います。しかし、プライムベンダーは逆に5社応募し、4社面接、2社内定と新卒の就職活動では考えられないほどの結果を勝ち得ることができました。
面接後に聞かされた話では、開発力やシステムへの興味関心などが評価され今後の伸び代に期待されておりました。今までのパッケージの機能追加の開発スキルも活かせることから2社内定をもらった内の自社パッケージを持っているプライムベンダーへの転職を決意。また自社内開発のため、労務をきちんと管理されワークライフバランスの整った環境で長期的に成長していけるイメージを持てる転職となりました。