
第二新卒
- 年齢
- 26歳
- 性別
- 男性
- 転職活動期間
- 1ヵ月
転職の失敗を転職で取り戻す
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前職
- 業種
- 通信キャリア・ISP・Nier
- 業務内容
- 音楽配信の営業
- 年収
- 365万円
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現職
- 業種
- 鉄鋼/非鉄金属/金属製品 専門商社
- 業務内容
- 営業
- 年収
- 369万円
転職へのご志向、転職経緯
今回で2度目の転職でした。1社目では新卒から入った住宅設備や配管を扱う商社で3年間営業としてご活躍され成績も良い数字を収めるなど、非常にやりがいを感じていらっしゃいました。ただ、残業が多く、さらにどうせやるなら営業としてもっと成長できる環境に行きたいと思い、他のエージェント経由で通信系の企業に転職をされたのですが、ご転職3ヵ月目にして環境が合わないので退職します、とご相談にいらっしゃいました。合わない理由としては成果主義の環境ということで社員同士がお互いライバルとなりコミュニケーションがない環境であること、また、これまで大事にしてきたお客さまとの関係構築、という部分で「取って来て終わり」という営業スタイルになってしまったという2点でした。大きな環境の変化から、もう営業としては向いていないのではないかという、これまで自信の大事にしていた営業としてのやりがいも見失った状態での転職相談でした。
転職活動中の不安、不安へのアドバイス
本人の希望の中で営業に対する不安から「事務」に行きたい、というのが強くなっていたため、まずは本当に営業はやりたくない仕事なのか、というところを紐解くところから話しました。学生時代からの掘り下げや、1社目を選んだ理由、またその中でやりがいに感じていたことと、1社目の転職理由であった「労働時間の改善」と「営業としての成長」は1社目の業界ではできなかったことなのか、何を叶えられれば今回転職が成功といえるのかをキーワードで書きだして一緒に考えました。
選考を進める中でも営業職に対する不安感からか「人事」や「事務」等を希望する傾向にあったため、ここで職種を変えてもしも合わなかった場合のリスク(20代半ばで3回目の転職になるリスク)をお話し、最後の転職にするにはどういう会社を選んだら良いのかを一緒に考えました。
内定までの流れ
上記不安の通り、はじめは「人事」や「総務」で複数社見ていらっしゃいましたが、なかなか書類も通過せず、また面接に行っても仕事内容かイメージできないなど、上手く進みませんでした。
そこで、改めて「これまで一番得意としてきたこと」「大事にしてきたスタイルが活かせるところ」という軸で求人をご紹介していきました。
結果、1社目の会社で扱っていた建材とお客さま先や営業スタイルが似ている鉄鋼商社を受けることとなり、やはりお互いにイメージが沸き、一次通過。通過時点で本人も一番しっくりくるしここで働きたい!となり最終面接も合格、即内定となりました。内定後には改めてお互いの認識の違いが起こらない様に条件面談も行い、本人もその場で承諾をするなど、気持ちの良い転職をすることができました。
入社後に再度ご本人に転職してどうだったか感想を伺いましたが、1社目よりさらに良い会社で最後の転職にできそうですと非常に喜んでいらっしゃいました。