更新日:2022/11/30
女性銀行員の方が転職するとき、どんなやり方で転職すれば成功確率が上がるのでしょうか。同業種に転職するのか、異業種に転職するのかで気を付けるポイントも変わります。
ここでは転職したいと考えている女性銀行員の方に向けて、銀行員から転職する代表的な理由、同業種・異業種に転職するポイント、転職エージェントを活用するメリットについてご紹介します。
目次
銀行員から転職する場合、どんな理由があるのでしょうか。代表的な理由を3つご紹介します。
これは銀行員に限りませんが、人間関係は代表的な転職理由です。いくら仕事とはいっても、毎日通う職場の人間関係に居心地の悪さを感じてしまったら、ストレスの絶えない生活に陥ってしまいます。
また、ミスが許されない銀行での仕事だからこそチームワークはとても大切なポイントです。良好な人間関係を築けないと連係がうまくいかず、仕事もやりにくく感じるでしょう。
銀行の仕事は正確さが重要。ゼロをひとつ多く打ってしまうだけで大きなミスを招きます。毎日気を張って仕事する必要があり、人によってはプレッシャーを感じてミスが続いてしまうこともあるでしょう。
緻密な作業や正確な事務仕事が苦手なタイプの方だと、銀行員としての業務内容が合わず大きなストレスを抱えてしまいます。
銀行員は比較的高い給与を得ている傾向がありますが、同業他社と比較して労働条件に不満を感じる方もいるようです。また、年功序列の風土が根強く残っている銀行もあり、実力がある方だと不満を感じてしまうこともあります。
こうした理由から、より条件がいい同業他社や、成果主義の会社に転職したいと考える方も少なくありません。
それでは、女性銀行員が転職するならどんな転職先を選べばいいのでしょうか。
選ぶ際に注目するポイントをパターン別にご紹介します。
同業種、つまり金融業に転職する場合は、今まで培ったスキルや経験を軸にキャリアアップできる転職先を選ぶ必要があります。まずは、現在の自分が持っているスキルを洗い出し、そのスキルを活かせる転職先を探しましょう。銀行員としての経験・スキルを活かして、解決できる課題を抱えている企業を見つけるのです。
業種が一致しているなら、他の部分が異なっていても早く戦力になれます。自分が興味を持てる転職先のうち、サービス職やクライアントカスタマー職などは銀行職での対応や処理能力を活かしやすいかもしれません。
転職エージェントなどのサービスを利用して、理想のキャリアに近づけそうな業務内容の転職先を探してみましょう。
異業種に転職する場合は、まず価値観や企業理念、社風といったことが一致している企業を選ぶのがポイントです。ここがずれていると会社のビジョンと自分の理想とする仕事にもずれが生じてしまい、遅かれ早かれまた転職することになってしまう可能性が高いです。
スキル面では、同業種転職で触れた内容と同じように、銀行員時代の経験が活かせる転職先を選びましょう。
たとえば、一般顧客に金融商品を案内した経験があれば個人営業スキルが身についているため、BtoCの企業でその経験を活かせますし、長期投資する商品を扱っていたなら、定期利用する商品の案内が得意だといえるでしょう。
このように、未経験の異業種でもこれまでの銀行員経験を活かすことができるのです。
銀行員からの転職に不安を感じているなら、成功確率を上げるために転職エージェントを活用するのもおすすめです。
転職エージェントは人材のプロとして企業と求職者の間に立ち、求職者が自分では気づかなかった長所や願望などを掘り出します。求職者だけでなく、企業もどんな人材が必要かはっきりと認識できていないこともあり、転職エージェントを介さなければ生まれない出会いもたくさんあるのです。
また、異なる業界・業種の転職だと業務などのイメージが湧きにくいため、アピールポイントがずれてしまうこともありがちです。エージェントサービスを利用して、見えない企業の課題や求職者のスキルを顕在化させることによって、未経験の仕事に挑戦できる確率が一気に上がります。
採用されるための転職対策についてもしっかりレクチャーを受けられるため、難易度が高い転職もスムーズになるでしょう。
女性銀行員が転職したいと考える理由はさまざまですが、転職を成功させるための方法はいくつかに分類できます。こうした方法をしっかりと踏まえたうえで転職活動をスタートすれば、理想の転職を叶えやすくなるでしょう。
より成功率を高めるために転職エージェントも活用しながら、自分の理想のキャリアに近づく第一歩を踏み出してください。
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