更新日:2024/04/12
以前は時間の確認といえば腕時計、壁時計が当たり前でしたが、現在は時間の確認をスマートフォンや携帯電話ですることが多くなりました。しかし、ビジネスシーンでは腕時計をつけていることがマナーだという考え方はまだまだ根強く残っています。また、時間を守るという意識の表れだという考えを持っている人もいます。そのため、面接時には腕時計着用で向かうことが最適と言えます。ここでは面接における、腕時計の知識について解説していきます。
目次
腕時計は面接に向かう移動時間中の時間の確認など、面接に遅れないようにするために必要なアイテムです。基本的に1日で電池が切れることはありませんし、スマートフォンや携帯電話とは異なり、人と話しているときにさりげなく時間を確認できます。そして、両手がふさがっているときにも時間を確認しやすいのでビジネスでは実は役立つ存在です。
転職の面接で腕時計を身につけていることは必ずしも必要とされていませんが、あくまでも「社会人としてのマナー」であるという根強い考えが役職や年齢の高い層を中心にまだある可能性はあります。また、面接会場でスマートフォンや携帯に触れていると、ゲームや他のことをしているという誤解を招くこともありますので時間の確認は腕時計でするようにしたいものです。
腕時計を身につけることで面接官から好印象を受けようと思っても、身につけているときのしぐさや振る舞い、身につけている腕時計のデザインによってマイナスイメージになってしまうこともあります。せっかく腕時計を身につけるなら、面接が自分にとって良い方向に進むように以下のポイントに気をつけましょう。
日ごろ腕時計をちらちらと見てしまう癖がある人には注意してもらいたいのが、面接中に腕時計を見ることです。面接で緊張するあまり、目線を腕時計に送ってしまいがちな人がいます。面接官からみると面接に集中していない、次の予定を気にしているなどとみなされ、印象が下がってしまいます。もし腕時計を無意識に見てしまう、触ってしまう癖がある場合は、普段から意識してやめるよう心がけるようにしましょう。
腕時計を身につけていてもジャケットを着ていると袖に隠れますし、面接官はそれほど腕時計に注目していないと思うかもしれません。しかし、腕時計にも避けたい色があります。腕時計の色はゴールドと黄色は選ばない方が無難です。中でもゴールドは、目に触れただけで印象が良くないと感じる面接官も多い可能性があるので、万が一間違えて着けて面接会場に行ってしまった場合は外してしまった方が無難でしょう。面接で身につける腕時計の色は銀色や黒などの地味な色が良いとされています。
鮮やかな色の腕時計も避けたいもののひとつです。スポーツウォッチには緑や赤、青、黄色などのビビッドカラーのものが多くありますが、派手な色は「だらしない」「ビジネスマナーをわきまえていない」という印象を与えてしまうかもしれません。普段スポーツをしているときに身につけている人は面接用にシンプルなビジネス用のものを揃えるようにしましょう。
キャラクターものの腕時計は身につけている人に子どもっぽい印象を与えてしまいます。ビジネスシーンで身につけるものなので避けましょう。もしキャラクターものしか持っていない場合は腕時計を身につけず面接に臨んだ方が良いでしょう。
身につける腕時計には気をつけたいポイントがいろいろありますが、面接に臨む時に腕時計が必須というわけではありません。そのため、腕時計を身につけていないからといって不採用になることもありません。しかし、面接官からの印象やビジネスマナーとしてはつけていた方が良いでしょう。あまり面接のケースでは考えられませんが、特に半袖を着用しているときは腕時計をしておいた方が良いでしょう。身につけることができるときはふさわしいものを身につける、ということを実践していきましょう。
面接を受ける以上、面接官から好印象を得たいからといって高価な時計を準備する必要はありません。高級ブランドのものは、かえって印象が悪くなる可能性もあります。たとえ親からの形見などであっても、一般的には面接の時に高級腕時計はあまり好ましくありませんので、他のものを着用するようにしましょう。国内ブランドでも低価格でシンプルかつ清潔感のあるものがたくさんあります。高価なものでなくても十分なので、面接用にひとつ持っていると安心です。
文字盤は見やすくてシンプルなものがおすすめです。そのため文字盤の色や時針の色は白や黒、青のいずれかを選ぶと安心です。女性は落ち着いたデザインでシンプルな色のものがたくさんあるので、自分の印象にぴったりのものを選びましょう。
時計のベルトは金属、革がありますが、面接で身につける際にはどちらでも構いません。革はこまめな手入れが必要になりますが、風合いが良いのが特徴です。色は黒か茶を選びましょう。金属の場合はシルバーのステンレスかスチールを選びます。もし季節ごとで金属と革を使い分けたいなら夏は金属、冬は革を身につけると良いでしょう。
腕時計にはアナログとデジタルがありますが、できれば三針またはクロノグラフのものを選びましょう。デジタル時計はビジネス用にはあまり向きません。カジュアルなイメージなどから、ビジネスシーンに適しておらず、非常識で幼稚なイメージをもたれる可能性もあります。また、ストップウォッチやアラームなど時計以外の不要な機能あるため、ふさわしくないとみなされるようです。特にスポーツウォッチの多くはデジタルが採用されていますが、面接には身につけていかないようにしましょう。
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