【回答例文あり】英語面接のポイントを徹底解説!効果的な面接対策とは?|求人・転職エージェント

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更新日:2024/04/15

面接

【回答例文あり】英語面接のポイントを徹底解説!効果的な面接対策とは?

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この記事のまとめ

  • 英語面接では英語力のレベルはもちろん、コミュニケーション力や英語での自己アピールができるかどうかが見られている。
  • 面接に向けての準備では、企業研究や経歴の見直し、専門用語の意味の確認など幅広い対策・練習が必要。
  • テンプレ的な例文を暗記することよりも、質問の意図をくみ取り自身の言葉でアピールすることで、好印象を与えられる。

面接の練習は、転職活動の一環として欠かせません。「面接」と一言でいっても、企業や業種によりその内容はさまざまです。通常のものとは異なる面接として代表的なのは英語面接ですが、面接官は英語面接により、何を図ろうとしているのでしょうか。

この記事では、英語面接の対策をする際のポイントを解説します。また、英語面接までにしておきたい準備、よくある質問と回答の例文などもご紹介していますので、英語面接を受けることが決まっている方はもちろん、受ける可能性があるという方もぜひチェックしてポイントを押さえましょう。

目次

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面接官は英語面接で何を見ている?

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英語面接を実施する企業として代表的なのは、外資系企業です。また、業務上英語を使用する機会が多い部署や役職を希望する場合も、英語面接が実施されることがあります。

英語面接では一定レベル以上の英語力があるかどうかを判断されますが、面接官が見ているポイントはそれだけではありません。英語力の高さよりも重視されるのは、コミュニケーション力です。コミュニケーションに問題がないかどうかが見られるのは、日本語の面接と同じだといえます。

さらに、質問に対する返答の内容外国語による面接でもビジネスマナーを忘れず応対ができるかといった点も、英語面接では見られていることを忘れないようにしましょう。

英語面接で勘違いしがちなこと

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英語面接を受ける場合に、転職希望者が陥りがちな勘違いには傾向があります。ここでは、よくある3つの勘違いをまとめました。正しい知識を持って、英語面接に挑みましょう。

完璧な英文を話すことが重要だと考える

英語面接では、完成された英文をスムーズに話すことが大切だと思っている方もおり、あらかじめ用意・暗記した英文を朗読する方も少なくありません。しかし、ただただ暗記した文章をアウトプットするのでは、面接官とのコミュニケーションは不自然になってしまいます。

面接では一定レベル以上の英語力があるかどうかも審査されますが、コミュニケーション力がなければ会話は成り立ちません。質問に対して完璧な英文を一方的に伝えるのではなく、会話のキャッチボールをしながら回答することが重要です。

何よりも英語力が重要だと考える

「英語面接=流暢な英語が大切」だという勘違いをする方もいますが、模範的な英文、発音は練習によってある程度は習得できます。日本語での面接同様、英語面接でよく見られているのは、その人の人柄や持っているスキルです。

まずは自身のよさをアピールできるよう、面接に向けた対策をしましょう。そのうえで、美しい英語で会話ができれば尚よいといえます。

海外での経験が重要だと考える

英語面接をするということは、業務においても英語のスキルが求められる場合が多いため、留学や海外での生活があり、ネイティブな環境で過ごした経験があることが重要だと考える方もいます。しかし、英語を扱う職業だからといって、必ずしもこうした経験が求められるわけではありません。

実際、外資系の会社で帰国子女や留学経験のある方ばかりが働いているかといわれればそのようなことはなく、むしろ日本の文化や思想を大切にしている方が多い傾向です。「経験がないから」とあきらめず、面接で自身の持つよさや英語力を最大限に発揮できるよう努力をしましょう。

英語面接で好印象を与えるためのポイント

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英語面接で面接官は、コミュニケーション力や英語力、その人の人柄やよさなどを判断します。面接官によりよい印象を与えるために押さえておきたいポイントは、次の3点です。ポイントを押さえながら練習を重ね、面接に挑みましょう。

姿勢や身だしなみに注意する

いくら面接の内容がよくても、背中を丸めて自信なさそうにしている、清潔感のない見た目をしているのでは、好印象を与えることはできません。面接の際は、服装はもちろん、持ち物や髪型、爪や靴など細部にまで気を配り、見た目を整えましょう。

また、背筋を伸ばし堂々と応対をすること、会話中は面接官とのアイコンタクトを大切にすることも、相手に与える印象を大きく左右します。自信を持って面接に臨むには、英語面接に向けた対策をしっかりと行い、当日までに不安要素を取り除いておくことも重要です。

的外れな対応をしないようにする

面接時は、「この質問で、面接官が何を知りたいか」をよく考え、回答することも大切です。ただ質問に対する模範的な回答をしても自身のよさをアピールできませんので、キャッチボールをしながら「質問の意図」をくみ取り、的外れな回答を避けるよう心がけましょう。

ちなみに、質問が聞き取れない場合や、面接官が何を求めているかがいまいち分からない場合には、恥ずかしがらずに聞き直すことをおすすめします。それによって評価が下がることはありませんし、むしろ質問からかけ離れた回答をしないことのほうが重要です。

英語力よりも内容でアピールする

転職先で英語を使用するシーンが多い場合、英語面接における英語力も重視されます。もちろん高い英語力があったほうがよいですが、そちらにばかり気を取られてしまい回答の中身が薄くなる、自身についてあまり語られていないようでは意味がありません。

英語力よりも「回答の内容」を重視するには、しっかりと面接の準備をする必要があります。何をアピールしたいか、どういった言い回しで語るとよいかなどを英語で整理し、練習しましょう。

また、英語面接ではコミュニケーション力の高さも判断されます。ただ考えた英文を暗記するのではなく、会話をしながら自己アピールをする、自然な会話で要点を伝えられるよう練習することも大切です。

英語面接までにしておくべき準備とは?

英語面接が決まったら、面接当日までにさまざまな準備・練習が必要です。履歴書や職務経歴書を見直し、「どのようなことを聞かれるか」を想像しましょう。そして、質問に対して回答したい内容をまずは日本語で考え、英文を組み立てるとスムーズです。

英文を考えるなかで、分からない言葉や専門的な単語が出てくることもあるでしょう。単語は調べるだけでなく、その意味も英語で説明できるようにしておくと、面接での失敗を軽減できます。

書類や英単語の見直しができたら、実際に言葉に出しながらの面接練習も繰り返し行いましょう。

英語面接で聞かれやすい質問と回答例文

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英語面接では模範的な回答を求められるわけではないとはいえ、面接でよくある質問と回答というものは存在します。

ここからは、英語面接で聞かれやすい内容、そして回答の例文を見ていきましょう。

「あなた自身について教えてください」

自身の経歴について英語で回答を求められることは最も多いので、出身大学や職務経歴について整理しておきましょう。過去の業務成績や受賞歴、保有資格などでアピールできるものがあれば、この質問をされた際に答えることをおすすめします。

質問:あなた自身について教えてください

(英文:Tell me about yourself.)

回答例:私は〇〇大学を卒業後、▲▲株式会社で5年キャリアを積みました。現在の会社ではトップセールスマンの一人です。昨年は功績が評価され、本社から表彰されました。

(英文:After graduating from 〇〇 university, I built my career at ▲▲ company for 5 years. At the current company, I've been one of the top sellers. Last year, I was commended by the head office for my achievement.)

「あなたの長所を教えてください」

自身の長所や短所は、日本語面接でも聞かれる機会が多くあります。長所を羅列するような回答の仕方ではなく、なぜ長所だと思うのか、長所が生かされた具体例なども一緒に答えると、相手に伝わりやすいでしょう。

質問:あなたの長所を教えてください。

(英文:What is your greatest strengths?)

回答例:私の長所は、チャレンジ精神が旺盛なところです。得意なことや好きなことだけにこだわることなく、積極的に挑戦できる人間だと思います。私はもともと文系でしたが、将来のビジョンが明確になってから浪人し、理系の学部に進学しました。そのおかげで、現在の会社で働くことができています。

(英文:My strength is that I have a strong spirit of challenge. I am a person who can actively challenge not only what I am good at and what I like. When I was in college, I was a liberal arts student. After I had an idea of what I wanted to do in future clearly, I transferred to a science major. Therefore, I am able to work for my current company.)

「あなたの趣味は何ですか?」

仕事に関連する話題以外にも、人間性を知るために趣味や休日の過ごし方を問われるケースも少なくありません。趣味や好きなことが複数ある方は、面接官に興味を持ってもらえる、好印象を与えるようなものを選ぶとよいでしょう。

質問:あなたの趣味は何ですか?

(英文:What are your hobbies?)

回答例:私の趣味は読書です。学生時代から現代文学が好きで、特に東野圭吾や湊かなえ、松本清張などの作品をよく読みます。ほかにも外国文学や近代文学など、幅広いジャンルの作品が好きです。就職をしてからは業務に関わる専門書も読むようになりました。スリルを味わったり、知らない世界に入り込めたり、新たな知識を得られたり、どの本もいまの自分を形成するのに非常に役に立っていると思います。

(英文:My hobby is reading books. I prefer to read a contemporary literature since I was a student. My favorite books are written by Keigo Higashino, Kanae Minato, and Seicho Matsumoto. I also like foreign literature and modern literature. After I got a job, I started to read business books for practical purpose. Every book I read have a fun to get a thrill, to know new world, to learn new skills. I believe these experiences keep to help shaping my identity.)

「なぜこのキャリアを選んだのですか?」

キャリアを選んだ理由を聞かれた際には、きっかけや理由に加え、どのように仕事に取り組みたいかという、未来のビジョンも伝えることが大切です。面接官に「入社後にどのような働きをしてくれるか」について前向きな気持ちが伝われば、印象もよいでしょう。

質問:なぜこのキャリアを選んだのですか?

(英文:Why did you choose your particular career path?)

回答例:現在の上司の働きを見て、私も多くの人を笑顔にできる、喜んでもらえる製品作りに携わりたいと思ったのがきっかけです。御社では、より自分の理想に近い研究・開発ができるのではと思っています。いずれは管理職を目指しており、そのためにコーチングやプロジェクトマネジメントなどに関する勉強もしています。

(英文:My current boss is expert of product planner and a mentor to me. While spending time with my boss, I also wanted to be the person who can earn high customer satisfaction with my produced products. When I read your company information on your website, I thought your company is the best environment for studying advance skill and product development. If it is possible, I want to apply to management position in future. Therefore, I am also studying coaching and project management.)

「弊社を選んだ理由を教えてください」

自社を選んだ理由が明確でない人の採用を前向きに検討する企業は多くないため、志望理由は特にしっかりと伝えたいところです。英文を考えるには、企業研究をきちんと行うことも求められます。

質問:弊社を選んだ理由を教えてください。

(英文:Why would you like to work for this company?)

回答例:私はお客様の笑顔や喜びの声を生で聞けるような環境で働きたいと思っています。御社の経営理念に共感したことはもちろん、お客様との定期的な交流の場があること、お客様の声を積極的に経営に取り入れていることなどを知りました。長年、現場で働いた経験を御社で生かせると確信しています。

(英文:I want to work in an environment where I can communicate with customers directly. Not only did I sympathize with your company's management philosophy, but I also knew that there is an opportunity for interaction with customers, and you are actively incorporating customer feedback into your roll out products. I want to be a part of this business as its grows, and I know my experience in product development would help your company.)

まとめ

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外資系企業や英語を使用する企業・部署では、転職の際に英語面接を実施するケースは少なくありません。英語面接では一定レベルの英語力があるかどうかだけでなく、英語で円滑なコミュニケーションが取れるか、志望理由や自身についてのアピールができるかなども見られています。

英語面接の前には準備や練習を行い、万全な状態で挑みましょう。

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執筆・編集

マイナビエージェント編集部

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