面接で特技を聞かれた時に 高評価となる回答とは?【例文あり】|求人・転職エージェント

更新日:2021/01/13

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面接で特技を聞かれた時に 高評価となる回答とは?【例文あり】

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面接では、スキルをアピールすることに加え、面接官に好印象を抱いてもらうことで合格率をアップさせることができます。面接官から趣味や特技を聞かれたときは、「読書です」と一言で終わりにするのではなく、自身の趣味や特技について興味を持ってもらえるよう、わかりやすく伝える姿勢が大切です。
無意味に言葉数を増やすのはマイナスですが、端的な回答ばかりでは「会話力が低い」と評価が低くなってしまうおそれがあります。とはいえ、趣味や特技を聞かれたときに、どう回答すればいいのか迷ってしまう方もいるでしょう。
ここでは、面接で趣味や特技を聞かれる理由や、好感を持たれる答え方について解説します。

目次

面接で趣味や特技を聞かれる4つの理由

まずは、面接官が趣味や特技を聞く理由について見ていきましょう。

1.人柄を知るため

本質的な人間性や潜在的な資質は、趣味や特技に表れやすいものです。
たとえば、釣りなど根気が必要な趣味を持つ人は、仕事においても根気良く粘り強い働きができると推察できます。また、チームプレーが欠かせないスポーツやボランティア活動を趣味にしていれば、コミュニケーション能力や協調性が高いと考えられます。

2.分析能力や説明能力を知るため

企業は組織であり、相互のコミュニケーションによって業務が成り立ちます。そして、円滑なコミュニケーションをとるには、課題や問題を分析して本質を理解し、的確に相手に説明する能力が欠かせません。
これらの能力が欠けていては、いくら高いスキルを備えた人物でも、組織で活躍することは難しくなります。
面接官は応募者が趣味や特技のおもしろさを正確に分析できているか、また、他者に正確に説明できるかといった点をチェックしています。

3.企業や仕事への適性を知るため

趣味や特技から本人の個性が見えてくれば、それが自社の気風や業務内容に合うかどうかを判断することもできます。
たとえば、「読書が趣味で、幼い頃から本を手放さない子供だった。読書記録を中学生のときからつけ続けている」と回答した場合、コツコツとした作業や根気強い作業が得意で、仕事を途中で投げ出さずに続ける力が高いと採用担当者は考えるでしょう。

4.会話のきっかけを作るため

自分の好きなことや得意なことについて話すのは、誰にとっても楽しいもの。応募者がリラックスして受け答えができるよう、面接官はアイスブレイク代わりに趣味や特技についての質問をするケースもあります。

面接での特技はアピールポイントになる?

面接官が応募者の趣味や特技について質問をするとき、相手の人間性や特性を探ろうとしていることがあります。趣味や特技の回答内容によっては、面接官にアピールできる場合があるでしょう。
趣味や特技は、応募企業の仕事に関係するものであればベターといえますが、無理に関連付けて回答を用意する必要はありません。応募企業とは関係のない趣味であっても、仕事で活かせる特性をアピールすることは可能です。
たとえば、「ジョギングが趣味で毎朝走っている」といった回答をすれば、継続力や意思の強さをアピールすることができます。継続力や意思の強さは、あらゆる仕事で必要になるものであり、業界を問わずアピールポイントとなる可能性が高いです。

趣味や特技を答える際の6つのポイント

続いては、面接官から趣味や特技を聞かれたときに好印象を持ってもらえるような、趣味や特技の答え方のポイントを6つご紹介します。

1.嘘をつかない

趣味や特技の質問に限りませんが、自分を良く見せようと話を大きくしたり、さらには嘘をついたりということは避けましょう。
「旅行」や「読書」「映画鑑賞」などは、趣味としては無難なものですが、だからといって嘘をついてしまうと、面接官に「最近ではどこに旅行に行きましたか?」などと突っ込んだ質問をされ、答えに詰まることもあります。
多くの応募者と会話してきた面接官であれば、応募者が嘘をついていることがわかってしまうでしょう。嘘をついていることがわかれば、面接の評価も下がってしまいます。

2.応募先企業に応じた答え方を意識する

前述のとおり、趣味や特技は気軽な質問ですから、無理に仕事につなげる必要はありません。しかし、「粘り強い」「協調性がある」といった要素は、趣味にも仕事にも共通の強みとなるものです。
趣味や特技を語る上で、自分の長所や業務上の強みを伝えることができれば、高評価につながるといえます。

3.伝え方を工夫する

応募先企業によっては、趣味の内容が問題視される可能性があります。特に、堅い企業や業界では注意が必要です。
「アイドルの追っかけが趣味で、有給は全てライブのために使用しています」といった答えは、あまり良い印象を持たれない可能性があります。追っかけをしていることが事実だとしても、「音楽を聴くのが趣味で、応援している歌手がいます」と、控えめに伝える工夫をしましょう。

4.趣味や特技になった理由を添える

趣味や特技を回答する際に、「読書です」「ランニングです」など一言で答えてしまうと、会話が続きません。好きになったきっかけは何か、どれほどの熱心さで楽しんでいるのかなど、簡単な補足は必要でしょう。
下記のように、読書が趣味になった理由やどのように継続しているのかという点を丁寧に説明すれば、自身の性格や特性をわかりやすく伝えることも可能です。

「趣味は読書です。幼稚園生のときに祖母に買ってもらった絵本が気に入って、それ以来、多くの本を読んできました。学生時代は毎月10冊、社会人になってからはペースダウンしていますが、それでも月に5冊程度は読んでいます。今も休日は読書を楽しんでいて、3年前からは読書記録用のブログを運営しています」

5.ネガティブな印象を受けられがちな内容は避ける

法律違反ではなくても、ネガティブな印象を持たれやすい趣味や特技は、出さないほうが賢明です。
たとえば、競馬・競輪などのギャンブル、パチンコ・麻雀、飲酒などは、趣味としてはポジティブに受け止められないのが一般的です。関連業界へ転職する場合を除き、アピールしないほうがいいでしょう。
また、アニメ、ゲームなどは、個人の殻に閉じこもりがちに見られることもあり、企業の社風によっては注意が必要です。

とはいえ、伝え方や具体的な内容によって、相手の受ける印象が変わることもあります。たとえば、お酒が趣味だという場合でも、「ソムリエ資格を持っている」「ワイナリー巡りが好き」という人と、「家で晩酌をするのが好き」という人とでは、印象は大きく異なります。
常に、「面接官がどう受け止めるか」を意識して話す内容を決めることが大切です。

6.簡潔にまとめる

自分の好きなことはついつい長く話してしまいがちですが、趣味や特技は面接の主要な質問ではありません。簡潔にまとめて答えるようにして、あまり長々と話を続けすぎないように注意しましょう。

趣味や特技がない場合の3つの対処法

「趣味や特技といわれても、何も思い付かない」という人もいるでしょう。しかし、「特に、そのようなものはありません」と答えてしまっては、身も蓋もありません。このような場合は、次の3つの方法を試してみてください。

1.普段、何気なくやっている習慣が趣味と言えないか考えてみる

日頃、当たり前のように行っていることの中に、趣味に該当するものがないか考えてみましょう。
「料理」や「掃除」といった家事、「インテリアコーディネート」「散歩」「空の写真を撮る」など、自分の毎日の行動を振り返って、習慣になっていることの中に趣味といえるものがないか、探してみましょう。

2.会話が弾む話題やテーマを思い返してみる

好きなことを話すのは、誰にとっても楽しいものです。友人や家族と話すとき、どんな話題で会話が盛り上がっているか、思い返してみてください。自分が何について楽しく話しているかを知れば、自然と何をするのが好きなのかも見えてきます。

3.人から褒められた経験を思い出してみる

特技といえるようなものが思い付かないという方は、人に褒められた経験がないか思い出してみてください。会社で「デスクがいつもきれいですね」と言われたことがあるなら、特技として「整理整頓が得意」と答えることができます。

面接で特技を話す際の流れ

続いては、面接で特技を尋ねられたときの回答の流れを、項目に分けて見ていきましょう。
自分の得意なこととなると、ついつい話したくなってしまいますが、面接時間は限られていますので、簡潔に、かつ面接官に伝わるように話すことが肝心です。

1.簡潔に回答する

私の特技は◯◯です。

2.理由とエピソードを述べる

◯◯が得意になったのは□□だからです。もう◯◯年、続けています。◯◯大会で入賞しました。

3.特技を通じて得たものと、仕事との関連をアピールする

この特技を通じて、◯◯が大切であることを学びました。仕事の上でも役立っています。

面接で特技を聞かれたときに効果的にアピールするときの例文
最後に、面接で趣味や特技を聞かれたときの回答例をご紹介します。

<回答例>

特技はギター演奏です。中学生の頃、兄の影響で洋楽を聴き始め、ギタリストに憧れて弾き始めました。
高校・大学時代は友人とバンドを組み、ライブイベントを企画・主催していました。
各メンバーの音を聞いて調和を図ることができるという点は、実生活や仕事で役立っていると感じることがあります。

<解説>

音楽を聴くだけでなく、演奏をするのも好きという人は多いのではないでしょうか。しかし、単に「学生時代はバンドをやっていました」というだけでは、訴求力が足りないでしょう。
「ライブイベントを企画・主催した」ということから、目標に向かって自発的に行動できることがうかがえますし、「各メンバーの音を聞いて調和を図ることができる」ということから、協調性や公平な判断力などを読み取ることができます。
無理に仕事に結び付ける必要はありませんが、その趣味や特技が仕事に役立つ面を持っているなら、しっかりアピールするべきでしょう。

面接対策はマイナビエージェントにご相談を

趣味や特技を面接で聞かれたときは、基本的に、自分の好きなことについて素直に答えれば問題ありません。しかし、ある程度の準備をしておかないと、一言だけの返答になってしまうなど、失敗してしまう可能性があります。趣味や特技の回答の仕方など、入念な面接対策を行っておきたいという方は、マイナビエージェントにご相談ください。
マイナビエージェントでは、各業界に精通したキャリアアドバイザーが模擬面接などを行っています。面接対策の他、求職者の皆様の転職活動全般をサポートさせていただきます。

執筆・編集

八木 光

大手総合人材サービス企業にて人材派遣や人材紹介を担当。様々な業界、職種の転職支援を経験し、マイナビに入社。入社後は営業職やマーケティング職の転職サポートに尽力している。幅広い業界や年代の転職支援をした経験から長期ビジョンを見据えた多角的なアドバイスが強み。若年層へのキャリア形成へ定評がある。

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