更新日:2024/04/05
緊張する面接の質疑応答が終わると、ついホッとして気が緩んでしまいますが、退室も面接の一部です。退室の仕方一つで、評価がプラスにもマイナスにもなることがあります。
入室や質疑応答の練習やイメージトレーニングばかりに注力しすぎて、退室の練習がおろそかになってしまう人もいますが、しっかりと準備した上で面接日を迎えるようにしましょう。
ここでは、面接時の退室の際のマナーや言葉、退室後について解説いたします。
目次
面接が特に苦手な方は、転職エージェントと対策を練りましょう。
退室や退室後も面接の一部と考えるようにしましょう。
面接官は質疑応答が終わって退室する姿まで見て評価します。
面接内容が良かったとしても退室の際の挨拶やマナーがなっていない場合は、それだけで悪い印象を与えてしまい、選考結果に影響を与える可能性があります。
言葉を準備することはできても、所作に関しては素が出てしまうことが多いです。
面接のために練習してきたと思われないぐらい自然なものとなるように、日頃から意識して取り組むことが必要です。
では実際はどのような点に注意すればよいのでしょうか。
退室時の言葉や動きについて、注意しておくべきポイントを確認していきましょう。
面接が終了してから退室までの流れは以下の通りです。
ドアを開けて退室する際は、面接官の方を向いて、ドアを閉めるようにしましょう。
背中を見せながらドアを閉めることはNGです。また面接の退室の際には、上記の言葉を添えないと、マナーが出来ていない悪い印象を与えてしまう可能性があります。
また、何らかの事情で遅刻して面接が始まった場合は、退出の際に「本日は、面接時間が遅くなってしまい誠に申し訳ありませんでした。」と、再度謝罪の言葉を述べると良いでしょう。
ドアの開閉の仕方も気を付けるようにしましょう。
開閉の所作も大きな動作になり過ぎないように最後は面接官の方に向きながら静かに閉めます。
特に音には気をつけるようにしてください。
基本的に面接室は静かであるため大きな音は面接官を驚かせることにもなります。ドアが軽いものもありますので、閉めた時に音が出ないようにゆっくりと閉めるようにしてください。
面接が終わって退室してからも、応募企業の社員に会う可能性が高く、対応一つで評価が悪くなる可能性があるので気を付けるようにしましょう。
面接ではなく、退室や退室後の行動やマナーで評価を下げてしまわないよう注意が必要です。
面接が終わって退室してからも、面接を行ったフロアを出るまでは、たくさんの社員とすれ違う可能性があります。すれ違う人には「こんにちは」と挨拶をするようにしましょう。
選考を進めている面接官の中には、一般社員から意見を聞く人もいます。
一般社員の方が名前まで知っていることはあまりないものの、「この人はとても印象が良かったです」と面接官に言ってくれる可能性もありますし、その逆もしかりです。
また、退室後の様子を観察していることもありますので、姿勢を正して元気良く挨拶をしていくようにしましょう。
退室したからといってすぐにスマホの電源を入れないようにしましょう。
企業に関連する社員ともすれ違う可能性があります。面接が終わった途端にスマホを取り出して操作している所作は、あまり良い印象を与えません。
電源を入れた瞬間に電話などがかかってきて着信音が流れるといったことも避けたいところです。
マナーがなっていないと見られてしまうかもしれないので、建物を出るまでスマホの電源は入れないように注意しましょう。
建物を出たからといって油断してはいけません。建物を出た瞬間にネクタイを緩めたり、髪をほどいたり、電話し始めたりするのも控えておきましょう。
建物付近にも応募企業の社員がいる可能性がありますし、面接官のいる部屋の窓から見える可能性もあります。気が緩んだ姿を見せてしまうと、面接の評価が良かったとしても、「面接の姿は嘘だった」と思われ、評価を悪くすることもあります。
面接の日に限っては、受けた会社を離れるまで服装などを乱すことないよう気を付けるようにしてください。せっかくの良い面接も、退出後の行為で評価を落としてしまっては元も子もありません。
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