「ニッセイ情報テクノロジーのコンサルタント、何が魅力!?」座談会
第2回「コンサルタントとして働くやりがいとは?」
年金という日本の生活インフラを支えている使命感年金という日本の生活インフラを支えている使命感
日本生命のシステム構築で培ったノウハウを活かし、保険・共済、年金、ヘルスケアをはじめ、幅広い領域に向けたコンサルティングサービスで実績を築いているニッセイ情報テクノロジー。今回、同社の公共年金事業部でコンサルタントとして活躍する3名に、同社でコンサルタントとして働く魅力について座談会形式で語っていただきました。皆さんがコンサルタントを志した経緯をお聞きした前回(第1回)に続き、第2回では、皆さんの仕事内容やコンサルタントとして働くやりがいについてお聞きしました。
◆参加者プロフィール
関野 浩司(せきの こうじ)さん
金融系(主に生命保険)のシステム開発会社に入社。生命保険の営業販売システムのシステム開発に PM/PL
の立場で従事。開発経験を活かしシステムコンサルタントの仕事をしたくニッセイ情報テクノロジーに入社。
永島 力弥(ながしま りきや)さん
システム開発会社で主に WEB
システムの設計・開発を担当。システムエンジニア(SE)として開発・運用の経験を経て、発注者のシステム開発支援としてお客様を支援する立場で業務に従事したいと思い、ニッセイ情報テクノロジーに入社。
落合 哲也(おちあい てつや)さん
公共系 SIer に入社。約7年間、地方自治体向けパッケージソフトの導入・開発・保守・運用に従事した後、公共系業務をより深く学びたい、システム調達フェーズにも携わりたいとの思いから、ニッセイ情報テクノロジーに入社。
――関野さん、永島さん、落合さんは、いずれもニッセイ情報テクノロジー(以下、NISSAY IT)の公共年金事業部でコンサルタントとして活動されています。皆さんの具体的な担当業務についてお伺いしてもよろしいでしょうか。
関野さん:おっしゃる通り 、3人とも公共年金団体をお客様としたコンサルティング業務に従事しています。 その中で私は、年金個人情報に関連するシステムの調達業務を担当してきました。「システム調達業務」とは、発注者(公共年金団体)の立場からシステムの要件を定義し、最適な開発ベンダーを選定して、システム開発を委託するまでのプロセスを指し、NISSAY IT の公共年金事業部における代表的なコンサルタント業務の一つです。 現在は、加入者が年金情報を手軽に確認できるネットワークサービス部分のシステム調達業務をメインに担当しており、ここでは調達後の開発支援なども含め包括的なコンサルティングを行っています。
永島さん:私は、公共年金団体様向けに、申請から承認までのワークフロー自動化システム開発における調達およびシステム開発支援業務をメインに担当しています。 私の場合は前職を退職する前に携わった民間保険システム開発プロジェクトを通じて、新規契約から収納、契約更新に至る一連の業務プロセスを理解しており、公共年金領域においても共通するプロセスが多いことから、前職で培った経験を活かしやすいようにと、上司が現在の案件へアサインしてくれた経緯があります。 それだけに、NISSAY ITでのシステムコンサルティングという新たなフィールドに飛び込んでも、あまり大きなギャップや戸惑いといったものは感じませんでしたね。
落合さん:関野さん、永島さんが比較的大規模なシステムに関する調達・開発支援であるのに対し、私は主に公共年金団体の職員様が業務の中で頻繁に用いる「ツール」に係る調達・開発支援を担当しています。 一口に「ツール」と言っても、徴収関連や滞納関連、届書印刷はじめ多種多様な機能のツールが300以上もあり、それらの一つひとつを理解した上で発注要件をまとめ、調達を行う必要があります。 また、これらのツールを統合してシステム化を行う計画もあり、そちらの検討なども職員様と共に行っています。
――皆さんは、コンサルタントという仕事のどんな部分にやりがいや喜びを感じていますか?
関野さん:コンサルタントという立場だからこそ、お客様と非常に近い関係で仕事ができることが一番の喜びです。しかも公共年金団体という国民の生活を支える職員の方々と一緒に仕事をすることができ、自分の仕事に対して、そうした方々から直接「ありがとう」と感謝の言葉をかけていただけることに、非常に大きなモチベーションを感じています。 発注者支援の一つである調達業務は、私のキャリアの中でもNISSAY ITでしか経験できない非常に貴重なもので、この仕事を通して専門性を高めていけることにも大きなやりがいを感じています。
永島さん:私も、お客様から直接「ありがとう」と言われることに大きなやりがいを感じています。そして仕事で一つひとつ実績を重ねていくことで信頼関係が深まり、ちょっとしたことでも「永島さん、これなんとかならないかな?」と気軽に相談してもらえるようになる。そこまで信頼されると、俄然この仕事はおもしろくなっていきます。 あとは「調達から開発、運用まで、全てのフェーズの超上流工程を担える」という点も、NISSAY ITならではの魅力です。そして何より、私たちの仕事は、国民生活の基盤である「公共年金」を支えるものであり、社会から永続的に必要とされているという使命感が持てます。こうしたやりがいは、他社ではなかなか味わえないものではないでしょうか。
落合さん:私の場合は「お客様との一体感が味わえる」という点にやりがいを感じています。私が前職でSEをしていた際、関わっていた自治体にコンサルティング企業が入っていましたが、契約時の見積もり精査や工数積算、コスト管理が主な業務であり、システム要件や開発にはほとんど関与していませんでした。 一方、現在の仕事では、契約前の調達フェーズから、契約後の開発支援、そしてリリースに至るまでの広範なプロセスをサポートできるため、お客様と一体となってプロジェクトを進めている実感が得られます。これもNISSAY ITに転職したからこそ味わえるやりがいだと思っています。
――公共年金領域でのコンサルテーションは、高度な知識や専門性が要求されるお仕事だと思うのですが、そうした専門知識はどうやって習得されていったのでしょうか?
落合さん:NISSAY ITのコンサルティング事業本部では、コンサルタント経験がある人はもちろん、コンサルティングに初めて従事する人向けにしっかりとした育成体制が用意されていますので、安心してコンサルタントの世界に飛び込んでいくことができました。 具体的には、コンサルタントとしての基礎を学ぶ新規コンサル技能取得支援にはじまり、中堅以上に向けたコンサルティングメソドロジにもとづくスキル強化プログラム、そしてハイレベルコンサル育成研修といった、コンサルタントに特化したカリキュラムが揃っています。 個人的には入社して最初に受講した導入研修が良かったですね。コンサルタントという、これから自分が仕事をしていく領域について一から説明してもらい、知識を深めることができたのはもちろん、何よりも「システム調達」という、それまでの自分にとっては未知の領域の業務についてもしっかり教えてくれたので本当に助かりました。
関野さん:私の場合は一定レベル以上のキャリアと実績を積んでからの転職だったので、入社時に落合さんのような個別研修は受けていません。ただNISSAY ITには、ITSSレベルに準拠して細分化されたコンサルタントランクがあり、ランクに応じて必要な業務知識や問題解決能力などが定められ、それに対応した研修を受けられるので、コンサルタントとしての底上げを図っていきやすい環境が整っています。 研修も、業務知識やテクニカルなものだけでなく、コンサルタントに必要なマインドや立ち振舞いなどに関連したカリキュラムもあるので、私のような一定レベルの経験を積んでからコンサルタントを目指す方も、安心して飛び込んでいける環境があります。
永島さん:私は関野さんより後に入社しましたが、コンサルティング事業本部内でコンサルタント向けの基礎研修が整っていたほか、ニッセイグループ共通の一般研修なども用意されており、それらを受けることで必要な基礎は一通り身につけることができました。 私も2人と同様、コンサルティング未経験で入社したので、業務のイロハから学べる事業本部での基礎研修は本当に助かりましたね。 また、公共年金事業に特化した研修も用意されていて、公共年金の基礎知識やお客様である公共年金団体様の業務理解、当社と年金事業の関わり、公共年金事業部内での業務内容まで事細かに教えてもらったので、比較的早い段階でコンサルタントとしてのマインドを形成できました。 そのため、いざお客様先へ赴いて仕事をする段階になっても、慌てふためくことなく、自分のやるべきことを明確に意識して仕事に取り組むことができたと思っています。
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