第3回「職場の雰囲気や同僚はどんな感じ!?」

日本生命のシステム構築で培ったノウハウを活かし、保険・共済、年金、ヘルスケアをはじめ、幅広い領域に向けたコンサルティングサービスで実績を築いているニッセイ情報テクノロジー。今回、同社の公共年金事業部でコンサルタントとして活躍する3名に、同社でコンサルタントとして働く魅力について座談会形式で語っていただきました。最終回となる第3回では、ニッセイ情報テクノロジーの会社の雰囲気や同僚、皆さんの今後のキャリアなどについて話していただいた内容をご紹介します。

◆参加者プロフィール
関野 浩司(せきの こうじ)さん
金融系(主に生命保険)のシステム開発会社に入社。生命保険の営業販売システムのシステム開発に PM／PL の立場で従事。開発経験を活かしシステムコンサルタントの仕事をしたくニッセイ情報テクノロジーに入社。

永島 力弥(ながしま りきや)さん
システム開発会社で主に WEB システムの設計・開発を担当。システムエンジニア(SE)として開発・運用の経験を経て、発注者のシステム開発支援としてお客様を支援する立場で業務に従事したいと思い、ニッセイ情報テクノロジーに入社。

落合 哲也(おちあい てつや)さん
公共系 SIer に入社。約7年間、地方自治体向けパッケージソフトの導入・開発・保守・運用に従事した後、公共系業務をより深く学びたい、システム調達フェーズにも携わりたいとの思いから、ニッセイ情報テクノロジーに入社。

――この記事をお読みになっている方々にとって、業務内容と同じくらいに気になるのが社風や同僚だと思うのですが、皆さんが感じるニッセイ情報テクノロジー（以下、NISSAY IT）の社風や人間関係はどんな感じなのでしょうか？

永島さん：「新しく入ってきた人に優しい風土が根付く会社」というのが私の感じるNISSAY ITの社風です。特に公共年金事業部はメンバーの多くがキャリア入社ということもあってか、排他的な雰囲気や新卒入社組とキャリア入社組との間に壁があるといったことは一切ありませんし、外の世界を経験してきている人も多いことから、物事に柔軟に対応できる雰囲気があります。

何より、誰かが困っていたらフォローする相互扶助の考えが根付いているのはNISSAY ITの誇るべき企業文化だと思っています。実際に私も、以前担当した案件が苦労の連続で、関野さんにはかなり助けられました。この場を借りて、あらためて御礼申し上げます(笑)。

落合さん：そんな社風の会社なので、私も入社後すぐ会社の雰囲気に馴染むことができましたね。

関野さん：個人的には、「役職や社歴に関係なく、誰とでも気軽にコミュニケーションを取れる」という風通しの良い雰囲気が気に入っています。ほぼ全員が同じフロアにいますので、自然と助け合い、活発にコミュニケーションを取り合いながら、常に良好な人間関係の中で仕事に取り組むことができています。

永島さんが言う通り、誰かが困っていたら、それを放っておくようなことはまずありません。そうした人間関係の良さがベースにありますので、公共年金事業領域のコンサルティングという、公共性が強く責任も重い仕事にも安心して取り組むことができるのです。

落合さん：たしかに、上位層の方であっても、気構えることなくフランクに話せるのはNISSAY ITの良いところですよね。私が転職するとき、日本生命とは関係のない会社から来たということもあって、はじめは馴染めるか心配でしたが、全くの杞憂でした(笑)。

入社直後で強い緊張を感じていた中、部門長クラスの方が積極的に話しかけてくれたり、気を遣ってくれたりしたことで、すぐに職場の雰囲気に慣れることができました。

永島さん：加えて、NISSAY ITには社内外の活動に自分で手を挙げて参加できるユニークな制度もあります。

例えば、私の場合、地域貢献活動の一環として子どもたちにプログラミングを教えているのですが、この講師役は社内で公募され、それに応募するかたちで講師として子どもたちと接することができます。子どもが好きであることや、教えることが好きという理由もありますが、普段のコンサルタント業務の中でプログラムコードに触れる機会がほとんどないこともあり、プログラマー時代に培ったスキルを忘れないためにも、子どもたちにプログラミングを教えながら、私自身もそこから新たな学びを得ることを心がけています。

そうした活動から、子どもたちがITという仕事に興味を持ってくれれば嬉しいですね。

関野さん：私はリーダー的な役割を担っていてなかなか業務以外に手が回らない状況が続いているのですが(笑)、社内外活動に誰もが自由に手を挙げることができ、いろいろな活動に参加できるのはNISSAY ITの一つの魅力だと思っています。

落合さん：私は社内活動として、今年から社友会(※)の支部委員に選ばれ、7月に実施したNISSAY ITの創立25周年記念イベントをはじめ、社員同士が親睦を深めるイベントの企画・運営を支援する活動を行っています。

(※社友会 …社員相互の親睦を図り、福利厚生や労働環境整備を通じてNISSAY ITをより良い会社にしていくための組織活動)

社友会では初めてお会いする方も多く、年齢や経歴も様々ですが、皆さん親しみやすく話しやすい方ばかりなので、楽しみながら活動に取り組むことができています。私は入社後すぐに公共年金事業部に配属されたこともあって、他の事業部の方々と関わる機会があまりなかったので、そうした場を通じて本部や他の事業部の方々と親睦を深められているのはすごく良いことだと感じています。

――大変働きやすい環境の中で活躍されている皆さんですが、今後はコンサルタントとしてどんなキャリア像を描いていますか？

落合さん：私はメンバーの一員として案件を担当している段階なので、まずは次なるポジションとしてリーダーを目指したいと思っています。そして、いずれは自分のチームを持って、お客様の課題により高いレベルで応えられるコンサルタントになりたいです。

関野さん：私は2人よりもキャリアが長いことから、これまで大小のチームを引っ張ってきました。それを踏まえてあらためて感じることは、「やはり現場でお客様と接している時間が一番楽しい」ということ。お客様により高いレベルで貢献し、喜んでいただくために年金業務を隅々まで理解し、「関野がいないとこの業務は成り立たない」と言われるような存在になることが目標ですね。

永島さん：私が今、最も磨きたいのはマネジメントスキルです。昨年、プロジェクトマネジメントの専門資格であるPMP(Project Management Professional)を取得したこともあり、より高度なプロジェクトマネジメントを実践できるマネジャーへと成長することが当面の目標です。この仕事では、お客様だけでなく、開発を委託する多くのパートナー企業と連携する必要があることから、パートナー企業側もより大きなメリットを感じられるよう、コストやスケジュールを最適化しながらプロジェクトを管理できるようになりたいですね。

――最後に、この記事をお読みになり、NISSAY ITでコンサルタントとして働くことに興味を抱いている方々にメッセージをお願いします。

関野さん：「コンサルタント」と聞いて、身構える必要はありません。もちろん、専門知識はあった方が良いですが、それ以上に大切なのは、計画力や段取り力、折衝・調整力、コミュニケーション力といった人間的なスキルです。

物事を計画的に進めることができ、周囲の人と円滑にコミュニケーションが取れる人であれば、コンサルタントとして活躍できると思います。技術や知識は後から身につけることもできますが、人間的なスキルは経験を通して磨かれていくものです。

そのため、「コンサルティングの経験がない」「大規模な開発経験がない」ということは、コンサルタントになる上でのハンディキャップになることはありませんので、本記事をお読みになり、少しでもNISSAY ITに魅力を感じてくださったのなら、ぜひ、飛び込んできてください。

永島さん：この仕事は、お客様の立場に立って、お客様と共に考え行動できる共感力と柔軟性が大切です。コンサルタントは多くのステークホルダーと関わる仕事で、そこでは様々な目的や意図が絡み合うことになるので、臨機応変に対応できる調整力も不可欠です。これらの能力に自信がある！ という方と、ぜひ一緒に仕事がしたいですね。

落合さん：関野さん、永島さんが言う通り、お客様はもちろんのこと、現場では様々な人々と関わる機会が多いため、コミュニケーション能力が特に重要です。お客様、社内の仲間、パートナー企業の方など、業務で接する人々と積極的にコミュニケーションを取り合いながら、円滑に調整を図っていける方なら、たとえコンサルティングの経験がなくてもきっとNISSAY ITで活躍できるはずです。そんな方のご応募をお待ちしています！

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(編集後記)

「ニッセイ情報テクノロジーのコンサルタント、何が魅力!?」座談会、いかがだったでしょうか。皆さん、記者の質問に対してにこやかにお答えいただき、大変楽しい座談会となりましたが、お三方の一つひとつの発言の背景に、これまで積み上げてきた実績と、ニッセイ情報テクノロジーでコンサルタントとして働く中で培った自信と使命感が垣間見えたのが印象的でした。

ぜひ本座談会を読まれた方々が、ニッセイ情報テクノロジーのコンサルタントになりたい、と思っていただけましたら幸いです。