3月といえば何?行事・食べ物・花など会話のネタになる風物詩を紹介

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3月は寒さが和らぎ、春の訪れを実感する時期です。そんな3月にはさまざまな行事や旬の食べ物がありますが、3月と聞いてまず思い浮かべるものは何でしょうか?本記事では、「3月といえば〇〇」と多くの人がイメージするような3月の風物詩を、それぞれのカテゴリに分けて詳しく紹介します。会話やスピーチのネタとしても使えるので、ぜひ最後までご覧ください。

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1 3月はどんな月?

3月は徐々に気温が上がり、春の息吹を感じられる月です。そんな3月の風物詩を見る前に、まずは3月の呼び方と気候について詳しく解説します。

1.1 3月の呼び方

3月は和風月名で「弥生(やよい)」と呼ばれます。「弥生」の語源は「木草弥生月(きくさいやおいづき)」=「木や草がますます生い茂る月」という説が有力です。寒さが和らぎ、草や木が芽吹いてくる様子を表した言葉と言えるでしょう。

また、3月には「弥生」のほかにも以下のような呼び方があります。

  • 嘉月(かげつ)
  • 禊月(はらえづき)
  • 花見月 (はなみづき)
  • 夢見月(ゆめみつき)
  • 早花咲月(さはなさきつき)
  • 春惜月(はるをしみつき)
  • 雛月(ひいなつき)
  • 暮春(ぼしゅん)
  • 桃浪(とうろう
  • 竹秋(ちくしゅう)

1.2 3月の気候

日本海側の降雪は次第に少なくなり、強い南風(春一番)が吹くこともあります。日中は日差しが暖かく感じられるものの、朝晩の気温は低いことが多く、昼夜の気温差が大きくなるのも3月の特徴です。

21日頃の春分を過ぎると次第に暖かさが増して、関東より西側の地域では桜が開花し始めます。ただし、一気に春とはいかず、一時的に寒さが戻る花冷えの日があったり、雨や曇のぐずついた天気が続いたりすることもあります。

なお、全国の3月平均気温は以下の通りです。

札幌東京大阪福岡那覇
上旬 -0.8℃ 7.9℃ 8.6℃ 9.5℃ 18.2℃
中旬 -1.1℃ 9.5℃ 9.8℃ 10.9℃ 19.1℃
下旬 2.8℃ 10.5℃ 11.1℃ 12.0℃ 19.9℃

【出典】国土交通省|気象庁「過去の気象データ検索 1991年~2020年」

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2 ずばり3月といえば何?

「3月」と聞いて真っ先に思い浮かべるものは何でしょうか。「3月といえばこれ」と多くの人がイメージするものとしては、以下のようなものが挙げられます。

  • ひな祭り
  • 卒業式
  • ホワイトデー

3月といえば、やはり「ひな祭り」を思い浮かべる方が多いようです。また、多くの地域で桜が開花することから、「桜」や「お花見」も3月の風物詩となっています。また、「卒業式」や「ホワイトデー」も3月の定番行事です。

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3 3月の行事・イベントといえば

ここからは、「3月の〇〇といえば」という内容で3月の風物詩を紹介します。まずは、一般的なものと仕事に関するものに分けて、3月の行事・イベントを見ていきましょう。

3.1 3月の一般的な行事・イベント

3月の一般的な行事・イベントには以下のようなものがあります。

日にち行事
3月1日~14日 修二会
3月3日 雛祭り、桃の節句
3月6日頃 啓蟄
3月8日 国際女性デー
3月20日頃 春分
- 卒業式、春休み

3.2 3月の仕事に関する行事・イベント

厚生労働省が公開する「行事・会議の予定」に3月開催のイベントはありませんが、多くの企業が決算を迎え、新年度に向けて慌ただしさが増す時期です。一般企業における3月の主な業務については以下で説明します。

【出典】厚生労働省「行事・会議の予定」

・3月に行う主な業務は?
一般的な企業では、3月になると以下のような業務が行われます。

  • 決算処理
  • 実地棚卸
  • 売掛金の回収
  • 入社式の準備
  • 新入社員の配属先決定
  • 定期人事異動の発表
  • 新入社員や異動社員に関わる準備
  • 就業規定の見直し
  • 会社案内の改訂

3月は決算の月であり、月末には資産の残高を明らかにする実地棚卸を行います。また、来月に迫った入社式の準備、新入社員の名札や名刺の手配、新年度に向けた就業規則の見直しなどの業務も行われます。

【関連記事】「【新入社員の自己紹介】失敗しないためのポイントや例文を紹介」

【関連記事】「人事異動は何のため?目的やフロー、拒否できるケースを徹底解説!」

・3月に転職する場合のスケジュールは?
3月に転職活動を始める場合の一般的なスケジュールは以下の通りです。

3月:キャリアの洗い出し、退職規約の確認、求人情報の収集、転職エージェントへの登録など
4月:応募先の絞り込み、書類の作成、応募・面接など
5月:転職先の決定、退職の準備、引き継ぎ書の作成など
6~7月:退職、転職先へ入社

3月から転職を始めると、6~7月頃の入社となるのが一般的です。ただし、「年度内に採用人数を確定させたい」という企業もあることから、場合によっては比較的早く転職先が決まる可能性もあります。

また、比較的ライバルが少ないことも3月から転職を始めるメリットです。もしも、3月までに転職を完了させたいという場合は、11~12月頃から準備を始めましょう。

【関連記事】「冬転職のススメ!「冬の転職」を成功させるポイントをチェックしよう」

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4 3月の食べ物といえば

3月に旬を迎える食材や、特別な日に食べる行事食には以下のようなものがあります。

野菜 春キャベツ、新玉ねぎ、うど、からし菜、かぶ、ふきのとう、せり、セロリ、ブロッコリー、三つ葉、ニラ、わけぎ、わらび、たけのこ
果物 甘夏、デコポン、はっさく、いちご
魚介 さより、しらうお、鯛、ほうぼう、わかさぎ、あおやぎ、あさり、かずのこ、ひじき、わかめ
行事食 ちらし寿司、はまぐりのお吸い物、菱餅、ひなあられ、白酒、ぼたもち、おはぎ

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5 3月の花・草・木といえば

3月に花をつけたり見頃を迎えたりする花・草・木には、以下のようなものがあります。

桜、菜の花、桃、チューリップ、たんぽぽ、水仙、玄海ツツジ、アカシア、木蓮、すみれ、こぶし、カタクリ

6 3月の季語といえば

3月の手紙や俳句で使える季語には、以下のようなものがあります。

時候 春分、啓蟄、春社、如月、彼岸
天文 初雷、春一番、初電、酒星、雪の果
地理 春出水、雪間、雪解雫、彼岸潮、雪解、流氷、水温む、残雪、雪しろ、雪崩、残る氷、氷解
生活 雛あられ、雛流し、進級、入学試験、卒業、春場所、春休、白酒、桃の酒、一日正月、種井
行事 桃の節句、雛祭、春分の日、お水取り、道明寺祭、涅槃会、灰の水曜日、赤彦忌、大石忌、利休忌
動物 初蝶、燕、彼岸河豚、孕雀、雪代山女、引鴨、引鶴、熊穴を出づ、鳥帰る、雁帰る、白鳥帰る
植物 たらの芽、土筆、韮、蒲公英(たんぽぽ)、分葱、蕨、大蒜、雪柳、海老根、枝垂桜、彼岸桜、初桜、初花、木蓮、紫雲英(げんげ)、辛夷(こぶし)、薇(ぜんまい)、双葉、春大根

3月の季語については、以下の記事で詳しく解説しています。3月の季語を使った有名俳句や時候の挨拶も紹介しているので、あわせてチェックしてください。

【関連記事】「3月の季語を一覧でわかりやすく紹介!有名俳句や時候の挨拶も」

7 他の月の「〇月といえば」

各月の風物詩をまとめた「〇月といえば」の記事は下記で紹介しています。こちらもぜひ参考にご覧ください。

他の月の「〇月といえば」
1月 > 2月 > 3月 >
4月 > 5月 > 6月 >
7月 > 8月 > 9月 >
10月 > 11月 > 12月 >

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8 まとめ

「3月といえば何?」と聞かれて多くの人がイメージするものは、「ひな祭り」「桜」「卒業式」などです。そのほかにも、3月を代表する行事、食べ物、草花、季語は数多くあるので、豆知識として覚えておくと会話のきっかけが作れるでしょう。

また、3月に開催される会議やイベントのスピーチを頼まれたときも役立ちます。ぜひ、本記事で紹介した3月の風物詩を、会社やプライベートで活用してください。

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