Tona Kumi

求職者様はインテリアの輸入品を取り扱っている商社にて新卒から3年半、在庫管理や納期調整、発注対応など貿易事務に従事されていらっしゃいました。
仕事には意欲的にかつ常に効率的に取り組まれているものの、業務内容が物流に携わっているのでモノの流れがメインとなっており、もっとお客様がどういったモノを求めているのか、消費者行動や世の中の購買意欲についてデータから学んでいきたいとお考えになり、マーケティング職にご興味をお持ちでいらっしゃいました。
また大学時代に英語を学ばれていたご経験もあったことから、英語のスキルも更に活かしていきたいとの想いもあり、ご相談をいただく運びとなりました。

マーケティング全般に対するご興味をお持ちではありますが、どのようなマーケティング手法に携わりたいのかまでは定まっていないご状況でした。
活動の初期段階では基礎的な「マーケティングとは」のお話しからさせて頂き、その上で、求職者様が何を重要視するのかを一緒に考えさせて頂きました。

未経験からのキャリアチェンジであったので、「サポートしてもらえる体制が整っている企業」かつ「ステップアップできる環境が良い」点も大事ではあるとのことでしたので、ご提案する企業についてずれが生じないように、「入社後のサポート体制」と「将来的なキャリアプラン」のお話しをしながらご支援させて頂きました。

また、今回の転職理由の一つである「英語スキルの活用」についてもキーワードとして共通認識を持ちながらご支援させて頂きました。

事前にお話ししていたマーケティング全般の知識についても更に勉強をして頂いていたおかげで、1次選考は通過でご連絡を頂くことが多い状況でした。
しかし、最終に進んだ志望度の高い2社の企業様から最終選考でお見送りのご連絡を頂いてしまい、気持ち面でも落ち込むことが続いてしまいました。

そこで今回のケースでは「最終前模擬面接対策」と「転職活動の伴走」に意識を置き、ご支援させて頂きました。
「最終前模擬面接対策」については、個社ごとの最終面接の特徴を把握し、実際にオンラインにて実施しました。
複数回実施したことにより、求職者様の得意不得意も分かり、最終面接の通過率の向上に努めることができました。

また、「転職活動の伴走」については、お見送りが続いた際に気持ち面で落ち込むことが続いてらっしゃいましたので、常に寄り添う関係性を意識いたしました。
電話・メール・LINEにて不明点、不安点はあるかどうかをこまめに確認し、転職活動を伴走いたしました。
結果、最終フェーズでは志望先に企業から高評価でご内定を頂き転職活動終了となりました。