【女性管理職向け】ブランクからの仕事復帰 キャリアダウンしないためにやるべきことは?|求人・転職エージェント

メニュー

更新日:2023/12/07

女性

【女性管理職向け】ブランクからの仕事復帰 キャリアダウンしないためにやるべきことは?

womanwill_1629.jpg

新型コロナウイルスの影響や、育児休暇など、さまざまな理由から、現在休職または求職中という人も多いと思います。そんな人たちにとって、悩ましいのは、次の仕事へのステップ。ブランク期間が長引くほど、次の一歩がなかなか踏み出しにくくなるからです。

でも、ブランクをプラスに捉え、キャリアアップのための時間に充てれば、仕事復帰もスムーズになるはず。今回はブランク期間に学べる、おすすめの資格をご紹介します。

目次

女性の転職をサポート マイナビエージェント女性の転職をサポート マイナビエージェント

ブランク中に気をつけたいこと、心がけたいこと

「夜更かし」「昼に起きる」など、ブランク期間の生活次第では、生活リズムが大きく崩れてしまうことも。復帰後、心身に負担をかけないようにするためにも、できるだけ会社員時代と同じサイクルで生活することを心掛けましょう

復帰に向けて、忘れがちなのが身だしなみの準備。仕事が決まってから、「服が入らない」「髪の毛がボサボサ」「鞄にカビが...」と慌てないように、週に何度かは、会社員時代と同じメイクや服装で外出してみるのもおすすめです。

育児休暇から仕事へ復帰する人は、育児と仕事を両立するためのリサーチを。保育園についてはもちろん、緊急時の預け先や、地域の子育て支援サービスなどをリストアップし、登録などの手続きを。食材宅配業者、家事代行サービス、家事の負担を軽減する家電についても、調べておくことをおすすめします。

働いている先輩ママに聞くなどして、今後の生活をイメージしながら進めましょう。最も大事なのは夫との育児・家事の分担について。時間があるときにしっかり話し合っておくことです。

自分の得意分野でキャリアアップになる資格をとる

ブランク期間は、スキルアップのチャンスです。時間を無駄にせず、これまで培ってきた知識や経験を自分のスキルとして活かせる資格習得に取り組みましょう。

いまの時代、スクールに行かなくても自宅で学べる、通信教育やe-ラーニングの利用がおすすめです。

キャリアコンサルタント

相談・助言などで、キャリア形成をサポートするする専門家。企業では、人事部門、健康管理部門などと関連して、従業員のキャリア形成の課題や環境改善を支援する役割を担います。

資格試験は学科試験と実技試験に分かれて、年に3~4回実施。合格率は25%前後。

TOEIC

ビジネスのグローバル化が進むなか、就職条件や昇進の基準として、広く利用されるのが、TOEIC® L&Rテストのスコア。リーディングとリスニングの能力を測る試験で、合否ではなくスコアが評価基準に。

満点は990点で、730点~860点のBランクで「ビジネスで英語が活かせるレベル」と認められます。

ファイナンシャル・プランニング技能士(FP技能士)

年金や保険、資産運用、税制、住宅ローンなど、お金に関する専門知識を有する資格。技能検定には、1級、2級、3級の3つの等級があり、それぞれに学科試験と実技試験があります。

金融業でのキャリアアップを望む人は、2級FP技能士以上の取得でより有利に

証券アナリスト

金融・資本市場の専門家と企業のIR部門やファンドマネージャー、投資コンサルタントといった金融のスペシャリストとしての資格です。企業価値の向上に直結する仕事で、企業のIR部門や商社、メーカなどでも活用できる資格です。

一次試験合格レベルでも資格として履歴書に記載できます

キャリアチェンジを目指すなら、この資格がおすすめ

新型コロナウイルスがきっかけで、仕事に対する意識にも変化が見られます。

これまでとは別の仕事についてみたい人は、ブランクをきっかけに、別の分野での資格を狙ってみるのもあり。免許制の仕事なら、ブランクを気にせずアプローチできるメリットも。

保育士

常に人手不足に悩んでいる施設が多い保育士。子育て経験がある場合は即戦力になるため転職しやすい傾向に。

保育士試験は年に1度ですが、特別な地域で3年間のみ働くことができる「地域限定保育士」という資格も。3年経過後は普通の保育士として全国で働くことが可能になります。

食生活アドバイザー、管理栄養士など、食に関連する資格

新型コロナウイルスの影響で、免疫力を上げる食材が品薄になるなど、栄養面からの予防を気にかける風潮が高まる中、注目の集まる資格です。食生活アドバイザー、管理栄養士など、食に関連する資格は、これからの時代に活用しやすい資格と言えるでしょう。

ウェブ解析士、ITパスポートなど、IT系に関する資格

テレワークに適応する業界として、IT系に関する資格の人気が高まっています

具体的には、リモートシステムの運用で必要な、情報セキュリティの知識が取得できる「情報セキュリティマネジメント」、ホームページのアクセス解析データ、市場動向、トレンドなど、さまざまなマーケティング情報を解析する「ウェブ解析士」、情報セキュリティに関する知識、企業コンプライアンス・法令遵守に貢献する正しい知識など、ITに関する幅広い知識がバランスよく習得できる「ITパスワード」などがあります。

まとめ

ブランク期間を経ての仕事復帰は誰もが不安になりますが、その間に得た学びが明確であれば、面接でも職場でも自信を持ってアピールできるはずです。

キャリアアップはもちろん、日々のモチベーションの向上のためにも、資格取得などで自分の能力を磨く努力を怠らないようにしましょう。

女性の転職をサポート マイナビエージェント女性の転職をサポート マイナビエージェント

執筆・編集

株式会社回遊舎

“金融”を専門とする編集・制作プロダクション。 お金に関する記事を企画・取材から執筆、制作まで一手に引き受ける。金融・経済関連を中心に、ビジネス、女性のキャリアアップ、起業のノウハウなども幅広く取材・執筆している。代表酒井富士子の近著に『知りたいことがぜんぶわかる!つみたてNISA&iDeCoの超基本』(Gakken)、『マンガと図解でよくわかる お金の基本 高校生から理解できる資産形成&金融知識』(インプレス)、『おひとりさまの終活準備BOOK』(三笠書房)ほか。

SNSシェア

注目コンテンツ