更新日:2022/11/30
女性のキャリア形成にはいろいろと悩むことが多いと思います。
結婚をすると、家庭で家事の分担は女性のほうに負担がくることが多く、本当はもっと働きたくても残業を自由にすることも難しくなる人も多くなります。
子どもを授かると、1~3年程度お休みを取り、復帰後も以前のように自由に働くこともできなくなります。
定年退職後に両親のサポートを借りながら、仕事に取り組むにも限界があります。本当に妊娠前のように働くには、10年近く要することもあります。
そこで今回は「ライフイベントを考えた長期的な就業」についてお話します!
目次
女性は社会人になってからどんなライフイベントが発生する可能性があるのでしょうか。一度整理しておきどういったキャリアを形成すべきかの参考していただけますと幸いです。
まず、結婚し一緒に住み共働き世帯になると、家事の分担を考えないといけません。今までは両親がしてくれていた、自分自身の家事だけをしておけばよかったものが、パートナーの分もしなくてはいけなくなる可能性もあります。
決して一人ですべての家事をする必要はなく、パートナーと何の家事をどの曜日はどちらがするかを話し合いましょう。
最初に決めておかないと、気が付くと自分がすべての家事をしているなんてこともあるかもしれません。(これはお互いが長期的に共働きでいるための話し合いなので、パートナーのためにもなるので、しっかり分担してもらいましょう)
少し話は変わりますが、総務省が出している労働力調査によると、平成元年には800万人を割っていた共働き世帯が、平成29年では1,188万人にまで増えており、平成の間に共働き世帯は約1.5倍にまで増えてきました。
「夫は外で働き,妻は家庭を守るべきである」という考え方も徐々に女性進出を背景に薄れつつあるのかもしれません。
これからの時代はむしろ「一生共働きで生活していく」という前提で仕事選びをした方がいいかもしれないです。
家事の分担が決まって、共働きを始め落ち着いてくると家族計画もあり、子どもを授かることもあるでしょう。
産休や育休を経て復帰をするスケジュールを考えることもあるかと思いますので、その際はどんなことを考えないといけないでしょうか。
産休中は実家に帰るのかどうか、保育所はどこがあるのか?(必ずしも第一希望の家から一番近くの保育園に通えるとも限りません。)
送り迎えは誰がする? 家事の分担はこのままでいいのか? もう実家の近くに転居したほうがいいのか? など考えることは多くあると思います。
今お勤めの会社と相談して、何時から何時までなら働けるのかを産休前に整理してお話しておきましょう。
現職の会社に産休や育休の話をすると、その取得を認めてくれないケースや会社の女性先輩社員が全員結婚すると会社を辞めているといったこともあります。
そういったケースは自分自身の理想のライフプランを実現するために転職をするという選択肢もあります。
(会社に訴えかけて、なんとか産休を取得することを認めさせるということもできるかもしれないですが、今後一生勤めると考えた時に居づらくなるかもしれません)
女性の転職者を積極的に受け入れている会社は女性の産休、育休に対して理解、サポートがある会社が多く、最初は年収が下がろうとも長期的な目線で見ると働きやすいケースが多くあります。
しかし入社後いきなり産休を取るということはできない会社が多いと思います。入社後1~3年で取得できるケースが多いので、少し早めにご転職のスケジュールを立てるようにしましょう。
転職のスケジュールやライフプラン、キャリア形成についてお悩みの方は、ぜひ一度我々にご相談ください。
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