在宅ワークの働き方とは?5つのおすすめ職種やメリット・デメリットも解説|求人・転職エージェント

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更新日:2021/11/15

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在宅ワークの働き方とは?5つのおすすめ職種やメリット・デメリットも解説

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近年では働き方の多様化が一気に進み、「テレワーク」や「リモートワーク」といった言葉をよく耳にするようになりました。

これらは自宅をはじめとするオフィス以外での働き方のことですが、「在宅ワーク」もそのひとつです。

なかには、在宅ワークを始めてみたいけど、実際にどういった仕事があるのかわからないという方もいるのではないでしょうか。

この記事では、在宅ワークという働き方について詳しく紹介します。

また、在宅ワークとしておすすめの職種やメリット・デメリットなどについても見てみましょう。

目次

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在宅ワークは2つの働き方がある

common_827_1.jpg自宅でパソコンなどを使って仕事をする在宅ワークですが、その働き方は大きく以下の2種類に分かれます。

  • 雇用型在宅ワーク
  • 自営型在宅ワーク

2つの根本的な違いは「雇用の形態」です。

その違いに伴い、細かな異なる点も発生します。

それぞれについて詳しく確認しましょう。

雇用型在宅ワーク

「雇用型在宅ワーク」とは、企業と雇用契約を結んだうえで自宅勤務者として仕事をする働き方です。

雇用形態としては正社員、契約社員、アルバイトなどがあります。

勤務のスタイルはさまざまなです。

パソコンなどの通信機器を活用する完全な在宅ワーク(テレワーク)の勤務形態だけでなく、所属する企業によっては「午前中のみ」「週に1、2回程度の出勤」など、出勤と在宅勤務を併用するケースも。

また雇用型在宅ワークでは、仕事にかかるインターネット通信料や仕事用の椅子の購入費など、働く環境の整備にかかる費用を負担してくれる企業も存在します。

自営型在宅ワーク

雇用型在宅ワークに対し、特定の企業に所属せず、個人事業主として企業などと業務委託契約を結んだうえで業務に携わるのが「自営型在宅ワーク」です。

小規模事業者とも呼ばれ、自分で請け負う仕事を探すことはもちろん、仕事にかかる費用などもすべて自己負担になります。

業務内容は、ホームページ作成やプログラミングなど専門性の高い仕事から、データ入力作業といった短時間で完結する内職系の業務などさまざまです。

最近ではWebライターやWebデザイナーといた仕事も増えています。

在宅ワークのおすすめ職種5選

common_827_2.jpg自宅でできる仕事というと、以前までは単純作業などのいわゆる「内職」のイメージが強いかもしれませんが、近年はWebを活用した在宅ワークが急増しています。

在宅ワークの職種も広がりをみせていますが、具体的にどのような仕事があるのでしょうか。

ここでは、在宅ワークにおすすめの職種を5つ紹介します。

1.エンジニア

エンジニアの職域にはさまざまなジャンルがありますが、システムエンジニアやプログラマーは、在宅ワークに向いています

システム開発の提案から設計などを担うシステムエンジニアは、クライアントへのヒアリングや最低限のやりとりは必要ですが、基本的にはパソコンを使って自宅で作業することが可能です。

一方、客先への常駐が必要なインフラエンジニアや営業がメインとなるセールスエンジニアは、自宅で完結できる作業が少ないため在宅ワークにはあまり向いていないといえます。

2.デザイナー

洋服やチラシ、ポスターなど、デザイン関連の仕事は幅広くあります。

昨今ではインターネットの普及に伴い、ホームページのデザインをするWeb デザイナーも需要も高まっています

デザイナーは自身の能力と作業に必要なソフト、機器などの仕事環境さえ整っていればいつでもどこでも作業ができるため、在宅ワークに適した職種だといえるでしょう。

雇用型での仕事もありますが、フリーランスで仕事を手軽に受注できるWebサービスも増えているため、デザイナーとして自営型の在宅ワークを始める人も多くいます。

3.Webマーケター

検索エンジンの上位表示を狙うSEO対策やSNSでの情報拡散など、多種多様な集客手段が登場する中、マーケティングも集客手段に応じて多様化しています。

そのため、Web関連のマーケティングを専門とする職種の需要は上昇傾向にあるといえるでしょう。

Webマーケターも、パソコンとWi-Fi環境が整っていれば、場所を選ばずできる仕事です。

顧客と直接会ってやり取りしなければならないことはそれほどなく、チャットツールやオンライン打ち合わせで完結できるため、在宅ワークに適した職種だといえます。

4.ライター・編集者

近年は自社ブログやWebマガジンなどが集客手段の主流となっている企業も増加しており、そういった類のメディアが多く存在します。

また、アフィリエイト広告で収益を上げる個人ブログなどでは、記事の作成や編集を外注して大量生産することもあります

それに伴い、ライターや編集者も増加中です。

エンジニアやデザイナーほどの高い専門性を必要とせず、初心者でも手軽に始められる内容のものもあります

また、初期費用を抑えて始められる在宅ワークの代表的存在でもあるので、子育てや介護で外に働きに出ることが難しい主婦などを中心に人気を集めています。

ライター・編集者の仕事は、パソコンとインターネット環境があればどこでも始められるため、在宅ワークに適しているといえるでしょう。

5.経理系

経理をはじめとする事務系全般の仕事は、書類作成やデータ入力など、さまざまな業務のサポートがメインとなります。

事務作業は基本的に1人で行う作業が多いので、事務所以外でも行うことが可能です。

資料の受け渡しなどもメールやビジネスチャットツールを通じてできるため、在宅ワークに適した職種だといえます。

パソコンとインターネット環境に加え、セキュリティ対策や情報漏洩などを防ぐことができれば、給与管理や勤怠管理といった管理業務などの仕事の幅はより広がるでしょう。

在宅ワークができる職種の3つの条件

common_827_3.jpg前述の5つの職種以外でも、在宅ワークができるものは多くあります。

しかし、すべての職種において在宅ワークが可能かといえば、そうではありません

在宅ワークの実現には、以下の3つの条件をクリアする必要があるといえます。

加えて、インターネット環境やパソコンの所有など、自宅で仕事ができる環境を整えることも重要です。

1.どこでも仕事ができる

必要なソフトがインストールされたパソコンとインターネット環境などが整っており、1人で作業できることが在宅ワークの必須条件です。

つまり、特定の場所への出社や移動の必要がない、どこでも業務ができる環境が整えられる仕事が在宅ワークに向いている職種といえるでしょう。

反対に、製造業や建設業など専用の機器がないとできない仕事、接客業や医療・介護など顧客との接触が必須である仕事は在宅ワークには向きません。

2.直接会ってコミュニケーションをしなくて済む

直接的なコミュニケーションを取らなくても作業できる仕事は、在宅勤務に向いているといえるでしょう。

他のスタッフとの分担が必要な仕事であっても、チャットツールやメールなどを利用することでコミュニケーションが十分に取れるのであれば、必ずしも特定の場所へ出向いて仕事をする必要はありません

一方、交渉などをメインとしたコミュニケーションが不可欠な営業職などは、在宅ワークには向かない職種だといえます。

3.成果物を評価しやすい

在宅ワークは「実際にどのように働いているのか」という作業のプロセスが見えないため、評価がしづらいという欠点があります。

だからこそ、在宅ワークはプロセスよりも成果が明らかな仕事が向いているといえるでしょう。

例えば、原稿やデザインなどのようにデータで共有できるものは、成果物だけで評価の判断が可能です。

こうした職種は働く側が場所を選ばず作業できるだけでなく、雇用主にとっても従業員の評価がしやすいため、在宅ワークに向いているといえます。

在宅ワーク3つのメリット

common_827_4.jpgネット社会の構築が進む中で徐々に増加してきた在宅ワークは、2020年初旬からのコロナ禍、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、働き方の新たなスタイルとして急速に広がりを見せました

場所を選ばず1人で遂行できる在宅ワークですが、出社をせず仕事をすることには具体的に3つのメリットが挙げられます。

1.移動の時間が短縮できる

在宅ワークの一番のメリットは、自宅で仕事ができるため通勤の必要がないことといえるでしょう。

たとえば、片道1時間のオフィスへの出社がなくなれば、通勤のために使っていた1日2時間が自分の時間となります。

浮いた分を作業時間に充てる、自分の好きなことを楽しむなど、時間の有効活用が可能です。

また、天気の悪い日に傘をさして外に出る必要もなくなりますし、自動車通勤であれば道路渋滞からも解放されます。

「決められた時間に決められた場所へ行く」「満員電車や渋滞に巻き込まれる」といったさまざまなストレスから解放されることで、精神的にも負担が少なくなる点は大きなメリットです。

また自宅での作業に疲れたら、気分転換にパソコンを持って近くのカフェ行くなど、楽しみながら仕事ができるでしょう。

2.自分のペースで仕事ができる

結婚・出産・育児といった人生の転機をはじめ、配偶者の転勤・家族の介護など、ライフスタイルの変化はさまざまです。

大きな転機が訪れる際には、自分の意思とは関係なく仕事を辞めなくてはならないこともあるでしょう。

しかし主に自営型在宅ワークであれば、決まった時間での作業は求められず、自分のスケジュールで自分に合った量に仕事を調整できます

仕事に従事するための環境さえあればどこでも仕事ができるだけでなく、隙間時間を利用できるため、家事や子育てとの両立も可能です。

妊娠中や療養中であっても、体調と相談しながら働くこともできます。

在宅ワークは、ライフスタイルの変化に合わせて無理なく続けられる仕事といえるでしょう。

3.人間関係で疲れない

在宅ワークにおけるコミュニケーションは、基本的にメールやチャットツールなどを利用します。

Zoomなどを利用したオンラインミーティングを定期的に行う会社もありますが、基本的に業務は1人で行う場合がほとんどです。

したがって、クライアントや同じ仕事をしている人たちと直接会う機会はほぼなく、人間関係で悩まされることも非常に少ないといえるでしょう。

職場での人間関係の悪化は、転職の理由の上位を占めています。

在宅ワークならば、仕事を終えたあとの食事や飲み会の誘いもほとんどないため、仕事場以外でのお付き合いが苦手な人も安心です。

必要以上に人と関わらず仕事がしたい人にとって、在宅ワークは有効といえます。

在宅ワーク3つのデメリット

common_827_5.jpg働く場所も時間も選ばず、都合に合わせて仕事に集中できる在宅ワークですが、デメリットもあることを留意しなければなりません。

さまざまな自由と背中合わせに存在するデメリットは、スケジュールや健康などの自己管理に関わる内容です。

これから在宅ワークを始めようと検討している方は、以下のようなデメリットがあることをしっかり理解し、これらの打開策を見つけられるかどうかも視野に入れたうえで検討しましょう。

1.オンとオフの切り替えが難しい

人と会わずに自宅で仕事ができるという点は在宅ワークのメリットです。

しかし見方を変えると、長い時間話し相手もなく1人で仕事をすることとなり、孤独感を感じてしまうかもしれません。

また、在宅ワークは基本ずっと家の中にいるため、オン・オフの切り替えの難易度が上がります

具体的には、「開始時間になっても気分が乗らない」「食事をしてそのままダラダラと何時間も過ごしてしまう」「終わりが見えず深夜まで仕事をしてしまう」といったことがあるでしょう。

成果を上げるためにと無理をし過ぎず、仕事に集中する時間とプライベートの時間のバランスを上手に取りながら、めりはりのある生活を心がけることが大切です。

2.自己管理をしなければならない

在宅ワークは、働く場所も時間も自由が利く代わりに、自己管理が非常に重要となってきます。

上司や同僚の「他人の目」がある会社では、就業時間内にさぼりにくい環境が整えられているといえるでしょう。

しかし、在宅ワーカーの仕事時間の監視をすることはほぼ不可能なため、ある意味さぼり放題の環境です。

常に自分自身でスケジュール管理や気持ちの切り替えをする必要があります。

言い換えると、自己管理に自信のない人は在宅ワークには向いていないともいえるでしょう。

3.体を動かす機会が減る

勤務先へ出勤する必要がないことは在宅ワークのメリットのひとつですが、ずっと家で仕事をすることで外に出る機会が減ってしまう場合もあるでしょう。

運動不足に陥りやすくなるため、健康面を考えれば決してよいこととはいえません。

在宅ワークによる運動不足を解消するためにも、運動が好きな方は、オフの時間を利用してランニングやスポーツをするのがおすすめです。

また運動が苦手な方や好きではないという方も、在宅ワークは運動不足になりがちであることを理解し、簡単なストレッチや散歩などで体を動かす習慣をつけましょう

雇用型在宅ワークに転職するための3つの対策

common_827_6.jpg在宅ワークの働き方は大きく2つのパターンがありますが、その中でも、正社員として就労が可能な「雇用型在宅ワーク」へ転職を検討する方が増加しています。

自営型在宅ワークよりも保障などが手厚いことで人気を集める雇用型在宅ワークに転職するためには、どのような対策が必要なのでしょうか。

ハード面の環境を整える

ネット環境を生かした在宅ワークをするならば、パソコンの所有、周辺機器やネットワーク環境の整備が不可欠です。

作業内容に応じたソフトなども必要となりますので、雇用型であれば面接時にパソコンや周辺機器の貸与はあるか、自営型であれば何が足りないかを確認しましょう。

在宅勤務ではセキュリティ面において、出社して仕事する場合とは異なる問題が発生することもあります。

個人が所有するパソコンを使って作業する際は、最新のウイルス対策ソフトをインストールするなど、機密保持と情報漏洩の防止に努めなくてはなりません

そのほか、手芸作品のネット販売など趣味を生かした在宅ワークの場合は、創作に必要なツールもそろえる必要があります。

専門性の高いスキルを身につける

雇用型在宅ワークの職種はエンジニアやプログラマー、デザイナー、マーケターといった、専門性の高い職種が多い傾向です。

事務職などの雇用型在宅ワークもまったく無いわけではありませんが、専門性を要さない商品登録などの単純作業は自営型在宅ワークであることが大半といえるでしょう。

「手に職をつける」という言葉がありますが、専門性の高いスキルを身につけることは、転職の実現への近道にもなります。

転職活動と並行して、自らのスキルアップを目指しましょう。

エージェントに相談しながら自分に合った働き方を見出す

働き方や仕事の内容などが自分に合った職場を探すためには、どうしたらよいのでしょうか。

「雇用型在宅ワーク」といっても、完全在宅から週数日は出勤の必要がある場合など、勤務形態はさまざまです。

また、雇用型であってもパソコン貸与の有無やネットワーク利用の方法なども、企業によってそれぞれ異なります。

公開されている求人情報だけでは、数あるワークスタイルの中から自分に最も合った職場を探すことに限界を感じることもあるでしょう

そうしたときは、転職エージェントを利用することをおすすめします。

転職エージェントを利用すれば、条件や希望に合う企業探しのアドバイスを得られるでしょう。

「在籍しながら副業として在宅ワークをしたい」「在宅ワークでもサポート体制の整った環境で仕事に従事したい」など、希望に合った企業探しもしやすくなります

まとめ

common_827_7.jpg働き方の選択肢のひとつとして注目を浴びている在宅ワークには2種類の働き方があり、メリット・デメリットがそれぞれ存在します。

自宅でライフスタイルに合わせて働くことができる在宅ワークですが、今後も専門性の高い在宅ワークを中心に、需要はますます増えていくでしょう。

マイナビエージェントでは、多様な働き方を目指して転職活動をしている方のベストな転職をサポートします。

もちろん在宅ワーク以外の転職についても万全のサポート体制を整えておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

満足度総合NO.1 ※2024年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 転職エージェント 第1位満足度総合NO.1 ※2024年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査 転職エージェント 第1位

執筆・編集

マイナビエージェント編集部

マイナビエージェント編集部では、IT業界・メーカー・営業職・金融業界など、様々な業界や職種の転職に役立つ情報を発信しています。マイナビエージェントとは、業界に精通したキャリアアドバイザーが専任チームで、あなたの転職活動をサポートします。多数の求人情報の中から最適な求人をご紹介します。

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