第一印象・好感度について|求人・転職エージェント

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更新日:2021/09/07

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第一印象・好感度について

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ビジネスシーンにおいても面接においても、第一印象や好感度は非常に大切です。仕事の場では印象が悪ければ、相手が話を聞いてくれないこともあります。印象を良く見せることは、ある種ビジネスマナーのひとつです。ここでは、面接の合格率を少しでも上げるために、第一印象を良く見せるためのポイントについて解説していきます。

目次

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面接での第一印象・好感度によって採用結果が変わる可能性もある

第一印象が良いかどうかで、面接官の候補者へ対する興味が変わってきます。面接に限らず、多くのシチュエーションで、第一印象が良くて得することはあっても、悪くて得することは少ないでしょう。どんな内容を話しても、印象次第で受け取り方も変わってきますので注意が必要です。

面接では、なぜ第一印象・好感度が重要なのか

第一印象や好感度は面接において非常に大事です。面接官が受ける第一印象は、採用後には社内や社外の人やクライアントが受ける第一印象と、ほとんど同じ可能性があるためです。第一印象が悪いと、取引先にも不快な思いをさせてしまう可能性があります。また、面接に合格したいと強く思うのであれば、印象良く見せようと普通は考えます。印象が悪いと「うちの企業への志望度は低い」「合格のための準備をしていない」と思ってしまいます。

面接官が採用する人は、多くの場合「企業に適正がある」「熱意がある」「能力がある」人です。第一印象を見ることで、「うちの企業の◯◯社員に似ているから合いそうだな」「姿勢も良く声も大きくて熱意がありそうだな」など、ある程度判断することができます。

また第一印象でその後の回答への興味も変わってきます。良い印象を持ってもらえれば、面接をスムーズに進められ、内容もポジティブに受け止めてもらえる可能性があります。

面接官の印象に残るために第一印象を良くするポイント

面接で第一印象を良くするには、さまざまなことに気を付けなければなりません。ちょっとした注意や訓練で身につけられるものもあるので、日々意識しておきましょう。ここでは、特に第一印象を良くするために必要なポイントを紹介します。

清潔感のある身だしなみ

面接官とは初対面ですので、見た目で第一印象の多くが決まってしまうことがあります。身だしなみに清潔感があることで、悪い印象を持たれることはありません。髪型、スーツ、シャツ、靴、カバンなど、シワや汚れがないものを使うようにしましょう。男性はネクタイに気を遣うようにしたほうが良いでしょう。女性はメイクをナチュラルメイクにし、爪先にまでこだわりましょう。

面接という場において、身だしなみが整っていないと、「取引先企業などが相手でも、同じような身だしなみで対応してしまう」と不安に思われてしまいます。ビジネスにおいて、身だしなみが整っていることは最低限のマナーのひとつです。シワや汚れがあると「仕事ができなさそう」「この人とは仕事をしたくない」など、信用を得ることができません。人に不快な思いを与えないように気を遣うことができない人は、仕事も雑だと思われてしまいます。

スーツやシャツ、ネクタイは面接日までにクリーニングに出してキレイにしましょう。カバンや靴に関しても、キレイに磨き、糸のほつれなどにも目を光らせてください。また香水は基本的にNGです。清潔感のある身だしなみで臨むことにより、好印象を持たれ面接で印象に残る可能性があります。

美しく姿勢を正す

猫背などで普段から姿勢が悪い人は、特に背筋を伸ばすことを意識して面接に臨みましょう。姿勢が良い悪いだけで、面接官が受ける印象が大きく異なりますし、回答の説得力も変わってくる可能性があります。身だしなみ同様、姿勢が与える印象は非常に大きいです。姿勢が正しいと「自信がありそう」「堂々としている」「熱意がありそう」「志望度が高そう」など、比較的良い印象を持つ可能性があります。逆に姿勢が悪いと、「自信がなさそう」「頼りなさそう」「嫌々面接を受けてそう」など、悪い印象を持つ可能性が高くなります。

姿勢を正すのは、立っているときだけではありません。座っている際も、背筋を伸ばし、背もたれに背中を預けないようにしてください。深く座りすぎて背中を預けていると、マナーがなっていないと思われます。椅子に浅めに座り、前傾姿勢でも、仰け反るわけでもなく、真上にピンと背筋を伸ばしましょう。男性は、両膝の間に、こぶしひとつ入るほどの空間を作り、つま先は並行に揃えます。両手はそれぞれの膝のうえに、軽くこぶしを作って置きましょう。足を開きすぎると、悪い印象を与えますので注意が必要です。女性は、両膝をくっつけ、そのまま両脚を揃えます。両手は、重ねて膝の上に置くようにしてください。

表情は明るく笑顔で

初めて人と会う時、最も目がいく部分が相手の表情です。どんな内容の話しをしていても、相手の表情が暗ければ、良い印象を受けることはありません。逆に明るく活き活きとした表情で話していたら、良い印象を受ける可能性があります。緊張する場とは言え、面接の場で自分のことをプレゼンする際に表情が暗いと、「採用しても暗い表情で仕事をする人」と思われてしまいます。

営業、接客、開発、人事など、どんな職種の人でも、表情が暗いと社内社外関わらず、相手は「この人大丈夫かな」と不安になってしまいます。これでは、会社という組織の中で仕事をしていくことは難しいでしょう。緊張する場で明るい表情を作ることが苦手な方は、模擬練習をたくさん積むか、表情の作り方の練習をするしかありません。良い表情で面接を行うことにより、好印象に思われ面接官の印象に残る可能性があります。

敬語や丁寧な言葉を使う

敬語を使った丁寧な話し方は、ビジネスマナーとして当たり前のことです。面接官は、当然のようにチェックをします。どんなに熱意があり、志望動機が良くても、話し方に難があれば採用の可能性が極めて低くなる場合があります。面接の場で敬語が使えない場合は「マナーを知らない人」と思われてしまうためです。

企業としても、取引先に不快な思いをさせてしまう可能性がある人や、社内の人と円滑にコミュニケーションが取れない可能性がある人は、採用を見送られてしまうかもしれません。常にキレイな敬語を使って話すことができれば良いですが、敬語が苦手な方はせめて「〜です」「〜ます」などは徹底するようにしましょう。多くの模擬面接を通して、目上の人に言葉遣いのチェックをしてもらうと良いでしょう。

言葉遣いがキレイな人は、「誠実」「社外に出しても問題ない」など、好印象を持たれる可能性が高いです。話す内容が良くても、話し方が良くないと、伝わり方も変わってきますので注意するようにしましょう。採用後も敬語は必要になるので、早くから正しい言葉遣いで話すクセづけをしていくことが大切です。

大きな声で語尾までしっかり話す

大きな声で語尾までしっかりと話すことで、聞き手である面接官は好印象を持つ可能性があります。声が小さいと、何を話しているか聞き取りにくく、自信がなさそうに見えてしまいます。そのため、話す内容にも説得力がなく伝わってしまうことがあります。面接官は、面接で一緒に働きたい人を選んでいます。自信がなさそうな人は、取引先などにも悪い印象を与えてしまう可能性があるため、一緒に働きたいと思われることは少ないでしょう。強く印象づけるのは、最初の自己紹介の場面です。面接の第一声は重要になりますので、特に意識して話すようにしましょう。

ビジネスシーンでは、自信というのは大きな武器になることもあります。普段大きな声を出せない人は、面接は緊張でさらに委縮してしまうかもしれません。何度も模擬練習を行い、大きな声で語尾までしっかりと話す練習を行いましょう。声が大きいことで「熱意がありそう」「志望度が高そう」とも思われる場合もあり、面接官の印象に残る可能性があります。

執筆・編集

宇佐美 毅

株式会社マイナビ所属。エージェント歴15年。キャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザー双方を経験し、現在もプレイングマネジャーとして、15年間絶えずアドバイザー業務を続けており、IT/メーカー/商社/サービス/医療業界と多岐にわたる転職支援実績があります。常に先入観をもたずに面談し、その方にとって最適なキャリアプランをご提案しています。

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