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株式会社サイバー・コミュニケーションズ

 インタビュー

データソリューション・ディビジョン
データエンジニア
T.O.さん
広告業界のデータ分析に深く関わり
広告におけるデータサイエンスの第一人者になりたい

広告業界のデータ分析に深く関わり
広告におけるデータサイエンスの第一人者になりたい

様々なデータの蓄積とデータを活用したサービスの企画・開発

私は、データソリューション・ディビジョンのデータインテグレーションチームに所属しています。このチームは、主に2つの業務を担当しています。ひとつは、広告配信に伴い発生するデータを蓄積すること。もうひとつは、蓄積したデータを活用したサービスの企画・開発を行うことです。

前者は、広告の配信ログを始めとした各種データがCCIに連携され、それらがデータベース(データウェアハウス)に取り込まれるという一連の流れを構築するというものです。最終的に各種データを利用可能な状態にするというのがゴールです。

一方、後者は、蓄積したデータを広告配信の最適化や広告主様向けのレポーティング、機械学習等に活用することで、CCIの業務改善や新たなサービスを創出する取り組みを指します。中には、既にサービス化されているものもあるため、その運用も担当する業務の1つです。

CCIが保有するデータを広告配信の最適化やレポーティングに活用

既にサービス化したものの一例に、広告主様のウェブサイトに訪れた人の特徴をレポーティングするというものがあります。広告主様の多くは、自社ウェブサイトのアクセスログからどのくらい人が訪問したか知ることができますが、彼らがどのような属性や嗜好性を持っているのかを把握することができません。これに対し、CCIで保有する多種多様なデータを掛け合わせることで、広告主様サイトに訪れる人の属性・嗜好性にどのような傾向があるのか可視化することができ、彼らにアプローチするためにはどのような広告配信が適切なのか考えられるようになります。

それに対し、現在私が取り組んでいるのは、機械学習、特に自然言語処理を広告配信や分析・レポーティングに活用したサービスの企画・開発です。広告が配信されるメディアのコンテンツや広告をクリックした際に表示される広告主様サイトのランディングページ、SNS上の投稿等は主に人間が話したり書いたりする際に使う自然言語で構成されています。自然言語をそのままの状態で分析する場合、特定のキーワードを含むか否かといったアプローチ等、分析の方法が限られてしまいます。

そこで、機械学習、特に自然言語処理という技術を活用することで、書かれている文章が持つ特徴を定量化して分析の幅を拡げつつ、より精緻に捉えるという取り組みを行っています。現在は、これをレポーティングや広告配信の最適化に活用したサービスの実現を目指して、トライアルを実施しているところです。

前職はシステムエンジニア、データサイエンティストに興味があって広告業界に転職

前職はシステムエンジニアとして、業務アプリケーションの開発や運用・保守に携わっていました。しかし、以前から企業が保有するデータから新たな価値を創出することができるデータサイエンティストという職業に興味がありました。

システムエンジニアとデータサイエンティストは、端から見ると似た職業のように見えるかもしれませんが、実際は似て非なるものです。全く関係が無いわけではありませんが、業務や必要とされるスキルセットは大きく異なります。例えば、データサイエンティストが使う統計や機械学習の知見は、一般的なシステムエンジニアには必要のないものです。

また、IT企業の多くは、今動いているシステムを止めるわけにはいかないため、どうしても現行システムの運用・保守に対しリソースを割かざるを得ません。人工知能や機械学習を始めとしたデータサイエンスの分野に本格的な研究投資をしている企業もそう多くなく、エンジニアからデータサイエンティストへの転向も簡単ではありません。そこで、データサイエンティストとして活躍することができる企業に転職しようと考えるようになりました。

当初は、業種に関わらず、データサイエンティスト職で絞り込んで転職先を探していました。しかし、データ活用の事例を収集してみると、広告業界での活用例をたくさん見つけることができました。確かに広告業界は、多種多様なデータが大量に集まる業界ですし、活用も必要とされているため、データサイエンスを行う上で魅力的だと感じました。

それでCCIに興味をもったのです。面接を受けた後、現在の上司にあたる方がわざわざ時間をとってくれて、現在の業務や今後注力する領域について説明を受けました。特に、最初はデータエンジニアとしての採用になるものの、データを扱うエンジニアリングを極める道の他、データサイエンティスト、データを使ったコンサルティングや商品・サービスの企画・開発を行う立場等、本人次第で様々なキャリアパスが描けることが分かり、自分のキャリアパスも具体的になりました。それがCCIに入社する決め手になりました。

多種多様の人の中でひとつのものを作り上げていくのがとても楽しい

今では、データサイエンティストとしてあちこちの業界を渡り歩くのではなく、広告業界のデータ分析に深く関わっていきたいと考えています。広告におけるデータサイエンスの第一人者と呼ばれる存在になりたい。簡単なことではないと思いますが、そこを目指していきたいと思います。

システムエンジニア時代と比較して、働く環境は全く変わりました。以前は周りも全員エンジニアという環境で働いていました。似たようなスキルセットを持った人たちの中で働いていたため、わからないことは同僚に聞けば解決するという環境です。

今は、同じチーム内でもスキルセットやバックボーン、現在その人が担う役割も異なるという多種多様の人の中で働いています。自分の知らないことを知っている人がたくさんいて、逆に周りが知らないことを自分が知っているという関係。互いに力を出し合いながら、ひとつのことを成し遂げていく。とても楽しい経験です。私にはこういう多様性のある職場が合っているのだということを実感しています。

もちろん、自分のスキルセットの範疇の中でわからないことが出てきた時は、周りの同僚に聞いても解決できないことも多いです。自分で調べるか、より習熟した人を探して相談しなければなりません。そこは確かに大変です。しかし、それ以上に自分の仕事に対する責任感を持つようになり、周りから受ける刺激も多い。魅力的な職場環境だと感じています。

私が一緒に仕事をしたいと考えているのは、新しいことに挑戦する意欲のある人です。先進的なデータ利活用案を考え、提案・トライアルを進めていく。そういう仕事に一緒に挑戦してくれる人と働きたいですね。挑戦的な人と互いに刺激を与え合う、そういう関係を築きたい。

CCIには、多様なデータが大量に集まります。そして、これらのデータから新たな価値を生み出すことが求められています。今、CCIでは新たなデータの活用にどんどん挑戦していける環境が整っています。データサイエンティストやデータを扱うエンジニアリングを極めたい方にとっては、これ以上ない魅力的な職場だと思います。

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