株式会社東北村田製作所
社員インタビュー
生産技術担当M.Hさん ｜ （2017年入社）海外でも活躍できる技術者をめざして
もっともっと力を磨いていきたい。
海外でも活躍できる技術者をめざして
もっともっと力を磨いていきたい。
子育てのしやすい環境を求めて転職を志向
大学では機械工学を専攻していました。そのため、就職活動はメーカーを中心に活動し、最初は社員数150名ほどの自動車部品メーカーに就職。人員配置の関係で、生産設備の制御設計を担当することになったのです。専攻とは違う技術領域で、最初はとまどいもありました。でも、先輩技術者のもとでイチから制御プログラムに関するスキルを習得。自分で制御設計を担当した設備が、思ったとおりに稼働する仕事のおもしろさを実感することができるようになったのです。
このように仕事自体には、やりがいを感じられるようになったのですが、家庭の事情から転職を考えるようになりました。結婚して子どもが生まれたことで、子育てをしやすい環境への転居が必要になったのです。そこで、転居先として思い立ったのが、妻の実家に近く、暮らした経験もある福島県でした。
技術者としてのやりがいがを魅力に感じ入社
転職先として候補にあがったのは、タイミングよく生産技術者を募集していた当社と、電気工事会社の2社でした。電気工事は、前職時代に電気工事士の資格を取得していたので、資格が活かせると思ったのです。でも、詳細に就業条件等を調べていくと、電気工事は、現場に行っての仕事になるため、拘束時間が長くなり、家族と過ごす時間が少なくなってしまいます。これでは、あまり転職する意味がありません。
一方で、当社の場合は、前職時代に培った技術スキルが発揮できる仕事です。しかも、製造している製品がスマートフォン等に使われる暮らしに身近なリチウムイオン二次電池です。当社は、そのパイオニアとなるメーカーであり、求められるリチウムイオン二次電池がますます高度化していることを考えると、将来性も十分あるように思われたのです。また、バッテリーの生産設備は、以前の会社のモノと比べ非常に大規模なプラントになっていて、技術者としてのやりがいも大きいと感じることができたのです。
画像検査システムの構想設計で奮闘中
入社後は、約1カ月間にわたって入社時研修を受けました。座学で、リチウムイオン二次電池に関する知識を身に付けたり、工場見学で現場の仕事の流れをつかんだりしました。その後、現在の部署に配属。先輩技術者がチューターに付き、実践のなかで、当社における生産技術のスキルを学んでいるところです。具体的には、画像システムで不良品を見つけるための構想設計に取り組んでいます。世の中には、画像検査システムが数々ありますが、果たして当社の製品でもできるのか。また、できるとすれば、どんな方法があるのか。一筋縄ではいかないテーマですが、先輩方のサポートもあって、どうにか一応の構想をまとめることができました。現在、それがベストなのか、もっとブラシュアップできる点がないかどうかなどを検証中です。
加えて、実感したのは、グローバルメーカーであることです。当社は、中国とシンガポールに生産拠点があるのですが、たくさんの職場メンバーが中国やシンガポールに出張で行っています。私も機会があれば、海外で活躍してみたいですね。そのためにも、生産技術者としての力をもっともっと磨いていきたいと思っています。
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