株式会社東北村田製作所
Tohoku Murata Manufacturing Co., Ltd.
世界に先駆けリチウムイオン二次電池の量産化に成功したデバイスメーカーです。2017年9月に、東北村田製作所のグループに入り、技術開発のスピードアップを図っています。
社員インタビュー
部長インタビュー
Tohoku Murata Manufacturing's Office
株式会社東北村田製作所 オフィス紹介
株式会社東北村田製作所
3つの特色
特徴1世界的に市場が大きく拡大中
バッテリーの小型化に不可欠なのが、エネルギー密度の高い二次電池の開発です。
ニッケルカドミウム電池やニッケル水素電池と比べると、同じ体積、重量で2倍~3倍のエネルギー密度が得られるのがリチウムイオン電池です。そのため、現在ではスマートフォンやタブレット等モバイル機器に欠かせないデバイスになっています。
また、近年では新しい用途の開拓も進んでいます。太陽光発電システムの普及により、発電した電気を蓄える蓄電システムが伸びているほか、自動車をはじめとした動力駆動の分野でも注目を集めています。
特徴2世界に先駆けた技術開発で業界をリード
当社では、パイオニアとして業界をリードする技術を次々に開発しています。
例えば、美しいオリーブ色の結晶を持つ「オリビン型リン酸鉄リチウム」。構造が強固で、酸素を放出しにくいこの材料を正極に用いたことで、安全で長寿命な2次電池の開発につながりました。また、電解質についても、液漏れや発火のおそれがある液体電解質に対して、ゲル状の電解質「ゲルポリマー」を開発して、電池の薄型化、高容量化、長寿命化を促進しています。もちろん、これからも業界をリードする技術や製品の開発に力を注いでいきます。
特徴3材料開発から設計、製造、販売までの一貫体制
当社のモノづくりにおける特徴は、世界最先端の技術を開発し、設計から製造、販売まで一貫して手掛けていることです。それによりニーズをいち早くキャッチし、世の中に必要されている製品をスピーディに供給しています。また、それを製造する生産設備機器も自社で設計・製作しています。
このような一貫体制になっていることから、技術者の活躍できる技術フィールドも、化学等の知識が活かせる材料開発から製造プロセス技術、電気回路の設計、製品の機構設計、さらにはFA機器の機械設計、制御設計まで非常に幅広くなっています。
社風・職場環境
前身の会社時代に培った「Creativeな心が集い、新しい愉しさを生み出し続ける企業文化」をしっかり継承するとともに、グループ入りを果たした東北村田製作所の「世界最先端に挑戦するイノベーター」マインドを注入。各分野の技術者が組織の壁を越えて状況に応じてチームを組み、どんな困難な技術的ハードルも乗り越えていく企業風土になっています。
会社概要
世界的に市場が拡大している「リチウムイオン二次電池」をはじめとしたエナジーデバイスのメーカーです。特に、リチウムイオン二次電池については、世界に先駆けて量産化に成功した実績をもとに、スマートフォンに代表される小型電子機器から産業用機器まで、バッテリーとなる製品をグローバルに供給。近年では、再生可能エネルギーを蓄えるための蓄電システム製品も開発・製造しています。
市場の拡大に伴ってグローバル競争が一段と激しくなるなか、世界トップクラスの総合電子部品メーカーである村田製作所のグループに入り、独創的な製品を開発・製造する体制の強化を図っています。
会社名 | 株式会社東北村田製作所 |
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業種 | 民生用・工業用各種電池の製造・販売等 |
本社住所 | 福島県郡山市日和田町高倉字下杉下1番地の1 |
代表者 | 代表取締役社長 中島 規臣 |
設立 | 2017年9月 |
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