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マイナビエージェントから提案する求人企業の一例をご紹介します

株式会社SHIFT

 トップインタビュー

代表取締役社長
丹下 大
ソフトウェア・ITプロジェクトの品質向上で、IT業界に貢献する。そして、「無駄をなくしたスマートな社会の実現を」。

ソフトウェア・ITプロジェクトの品質向上で、IT業界に貢献する。そして、「無駄をなくしたスマートな社会の実現を」。

SHIFTの原点である、「標準化し、効率化する」という考え方

SHIFTを設立したのは2005年のことです。それまでは、新卒で入社した、製造業向けのコンサルティングを行う企業で働いていました。入社後、自分の力で何とか社業に貢献できないかと考えて構築したのが、製造業の工程プロセスを短縮するための仕組みです。当時、モノづくりのことがまるでわからなかったので、まず初めに「業務を効率化するためには、何が必要なのか?」を探るため、とにかく現場の職人さんに業務内容のヒアリングをすることにしました。普段は無口な職人さんも自分の得意なことを話すのは楽しいようで、結果的にさまざまなノウハウを教えてもらうことができて……当時、「おじさんキラー」の異名をいただくほどでした(笑)。

そうして出来たのが「通常40日かかる携帯電話の金型の制作を、2日で作れるプロセス」です。それまで属人的に行われていた職人技を数値として可視化し、ITツールを導入することで誰でも再現可能なものにした。標準化をしたんですね。ガントチャートを見ながらどうしたら納期を短くできるかを考え続け、ExcelのVBAを勉強しながら自分でプログラムを書きました。このアイデアによって、契約終了寸前だった大手自動車メーカーとの契約が継続。会社の売上にも大きく貢献することができましたし、「可視化し、標準化することで、効率化する」という考え方を身に付けることができたなと思いますね。

この経験が、今のSHIFTの原点になっていると思います。

ソフトウェアの品質保証における
デファクトスタンダードは、SHIFTがつくる

当社が得意とするのは、ソフトウェアの品質保証とプロジェクト全体の品質向上です。この事業に舵をきる契機となったのは、大手EC系企業から「ソフトウェアの品質保証を外注しているが、コストが高すぎる」とご相談をいただいたことでした。

前職での経験から「業務効率化の答えは現場にあり、熟練者の頭の中を分解したら解決する」と思っていたので、当初は現場のエンジニアにヒアリングをしていました。するとわかったのは、お客様は品質保証業務を外注するために3社と契約をして、テストを担当するエンジニアを常時120人抱えているということ。そのうえ一人あたりの単価は高く、派遣契約をしているということでした。

つまり、効率的にテストが行われず、派遣元の企業が儲かるような構造になってしまっていたのです。しかしヒアリングを進めると、さらにそれ以上のある事実に、たどり着いたのです。それは、「この現場にはノウハウがない」ということでした。

すぐさまお客様に、それまで契約していた3社との契約を打ち切っていただき、当社で効率的なソフトウェアの品質保証をする体制をつくることを提案しました。もちろん、当時は品質保証事業をやっていたわけではないので、ゼロベースから。そうして品質保証業務を請け負い、お客様にオンデマンドで必要なときに必要な分だけ発注していただく形に変更した結果、年間7億円だったコストは初年度に2億円に削減することができ、翌年度には1億円までコストダウンすることができました。

これが、当社がソフトウェアの品質保証・テスト事業に大きく舵をきったきっかけです。その後、さまざまなお客様からのお引き立てをいただき、当社独自のテストセンターを構築。「CAT検定」をつくったのも、この時です。テストに必要な能力を測ることのできる検定をつくり、優秀な人材だけを雇い、給料は出来高制で支払うことにしたのです。そして、各自の仕事ぶりがリアルタイムで見られるように可視化しました。すると、効率よく仕事を進めて給料を稼いでいる人に注目が集まり、みんながその手法を真似るようになって、まだ当時粗削りだった品質保証業務がどんどん効率化されていきました。

適材適所で働くと、人は輝く。「CAT検定」は、年齢・経歴など一切問わず、純粋に「テストに必要な能力」だけを測る検定です。それまで特筆した経歴を持っていないようなメンバーが、当社では優秀なテスターとして活躍している。そんな場面を何度も目の当たりにして、そう痛感しました。こういった原体験から生まれた「社員が自分の能力を活かして、活躍できる会社でありたい」という想いは、今もなお、大事にしています。

複雑化・高度化するシステムの開発現場には、「品質保証のプロ」が必要不可欠な時代

もしかしたら、「品質保証やテストといった業務は末端の仕事で、開発ができない人がするものだ」「開発者が片手間でするものだ」と思っている人がいるかもしれません。しかし、プログラムのコモディティ化によりオフショア開発が流行っていたり、オープンソース化も進んだりという潮流がある一方で、よりシステム開発の現場は複雑化・高度化が進んでいるという昨今、IT業界では、最終工程であるテスト-すなわち「品質保証の重要性」が頻繁に叫ばれています。

また、当社では、毎月20~30名の方にご入社いただいていますが、中には、私よりずっと年上でIT業界歴の長い方や、シンクタンク出身の方など、ITのプロフェッショナルである方も多くいます。そういった方たちが、今求めるキャリアこそが当社の「品質保証のプロフェッショナルというキャリア」なのです。このことからも、IT業界における「品質保証の重要性」が高まっていることがわかるかと思います。

IT業界を変革し、「無駄をなくしたスマートな社会の実現」を

プログラマーからSEになりたい、PMからコンサルタントになりたいと考えている方もいると思います。それ自体は悪いことではありませんが、携わる立場が多少変わっても、ITプロジェクトの構造自体を変革しないことには、近年取り沙汰されているIT業界における人手不足、過重労働などの現実は変わりません。それなら、今後は品質という観点から、ITに関わる全ての方がスマートに開発ができるような仕組みを一緒に作っていきませんか?それこそが、当社がいま掲げてる「無駄をなくしたスマートな社会の実現」です。詳しいことは、FY2018期初の株主総会で株主様向けにご説明した公開動画がありますので、Youtubeで検索してみてください。

何か1つでも、「自分はこの分野のプロフェッショナルなんだ」「プロフェッショナルになるんだ」と言えるようなスキルや能力、思考をお持ちの方なら、ご活躍いただける場所が当社には必ずあると考えています。

あなたの輝ける場所を、ぜひ当社で探してみてください。お待ちしております。

※左右両端はマイナビエージェント担当者です。

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