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株式会社プログデンス

 インタビュー

カスタマーソリューション事業部 カスタマーソリューション部 マネージャー
米田北斗
ITインフラの「自動化」で新たな未来を切り拓く
アプリケーション開発の全行程を担い、お客様への貢献度がすぐに分かる醍醐味

ITインフラの「自動化」で新たな未来を切り拓く
アプリケーション開発の全行程を担い、お客様への貢献度がすぐに分かる醍醐味

お客様のITインフラの「自動化」がテーマ

――まずカスタマーソリューション部の事業内容をご説明していただけますでしょうか?

私の所属するカスタマーソリューション部では、これまで社内で手掛けてこなかったような技術や、時代に合わせた先進的な取り組みを通じ、プログデンスの新たなサービスやビジネスの創出を主として行っております。

そのなかで、運用自動化市場は年間平均17.4%の拡大市場で、且つ、ブルーオーシャンな領域でもあることから「ITインフラ自動化推進プロジェクト」を新たに立上げ、ネットワークの自動化を目的としたプログラマビリティの向上や、システムインフラ運用の自動化といったビジネス推進を行っております。

――自動化をテーマにするようになった経緯を教えていただけますでしょうか。

現在のネットワーク、サーバーシステム、クラウド環境では、APIの公開が当たり前となっていますが、実際のITインフラの運用現場では、従来通りGUIやCLIによる属人的な運用が続けられています。

その為、多くの企業でシステム運用におけるヒューマンエラーや運用コストの肥大化が問題となっています。

各企業でもAPIの存在は認知しているものの、実際の運用現場ではそれらを扱える人材がおらず「自動化したいができる人がいない」「どのように自動化するのか(方法が)わからない」という問題が散見されています。

そのような問題を解決する為に、プログデンスがこれまでに培った高度なネットワークインテグレーション技術と開発力(プログラマビリティ)を組み合わせた「ITインフラ自動化推進プロジェクト」が発足しました。

自動化には「明確な効果が表れる」という喜びがある

――具体的にはどのようなプロジェクトに携わっているのでしょうか?

現在私が携わっている案件は、ある業界最大手の企業ITインフラの運用を自動化するプロジェクトです。

まず始めに運用コンサルタントという立場で、既存システムのアーキテクチャを理解し、そのうえで現在のシステム運用における問題点を洗い出します。それをもとに、「非属人的な最適化された自動化運用フロー」を提案します。

実際にコンサルタントしてお客様のシステム運用を分析すると、多くの工程で「人の手」が介在する作業が多く、それに起因したヒューマンエラーの発生や作業工数の増加といったいくつもの問題が顕在化してきます。

そこからが私の真骨頂なのですが(笑)、まずコンサルタントという視点で、

・「この部分は自動化することにより効率化が図れる(=コスト削減)」

・「この部分は自動化することによりヒューマンエラーを抑止できる(=精度の向上)」

これらを見極めたうえで、つぎにアプリ開発者という視点で、自動化の構想を実現するためのアーキテクチャや技術を検討し、実装することで「非属人的な最適化された自動化運用フロー」を実現しています。

――システムを自動化するやりがいとはどのようなものでしょうか?

「明確な効果が表れる」という点です。

一般的なITインフラの運用では、人が構成情報を収集し、Excelなどで台帳管理を行ったり、手動で機器の環境設定や、セキュリティパッチを実装したりするなど、数多くのプロセスで人の手が介在します。
そうした、マンパワーで行っている作業プロセスを自動化するのですからその効果は絶大です。

例えば、特定の通信許可を機器に設定する際、従来は人が1つ1つ手順書を作成し、それに従い人が設定を行っていましたが、AnsibleとPythonを組み合わせて自動化したところ、約50%の工数削減を実現しました。
初期のステップでこれだけの効果が表れるのですから、自動化がもたらすメリットがいかに大きなものであるかはお分かりいただけるでしょう。

また、要件定義から設計、実装、その後の効果測定までを行い、その結果にもとづいてさらなる自動化を実現する(PDCA)。その為、単発の案件にとどまることなく、永続的にお客様に寄り添い、共に事業課題を解決できる点も大きなやりがいといえます。

同時に高度なスキルやお客様との折衝・調整能力においても高いレベルが求められる為、多岐に渡る経験を積むことができ、エンジニアとしてのスキルの向上と自身の市場価値を高めることにもつながります。

アプリ開発からさらなる飛躍を求めてプログデンスに入社

――なぜ、米田さんはプログデンスに入社しようと思ったのですか?

もともと私は前職でアプリ開発エンジニアとして基幹システムの開発に携わっており、そこで約5年間にわたって(アプリ開発の)経験を積む中で、要件定義から設計、実装、テスト、リリース、保守にいたるまでの包括的な開発を経験することができました。
年齢的にも35歳を迎えようとしていたころ、更なるステップとして、アプリ開発以外のスキルを身につけることが自らの可能性を大きく広げると考えていました。

そこで出会ったのがプログデンスでした。

プログデンスはネットワークやサーバーなどITインフラに強い会社でありつつ、SI(System Integration)事業も展開していることから、アプリ開発で培ったスキルを活かしながら新たな領域にチャレンジし、スキルの幅が広がる可能性を感じ応募しました。

――初めての領域への挑戦ということで、苦労はありましたか?

はい。そもそも「ネットワークやサーバーって何?」というところからのスタートでしたから、最初から苦労の連続でした(笑)。

なるべく早くそのハンデをリカバリーしようと自主的に勉強を重ね、その一環として「CCNA(Cisco Certified Network Associate)」を取得しました。

その上で既存のNI(Network Integration)案件に関わりながら実践を通じて必要なスキルを覚えていった感じですね。「実践に勝る経験なし」で、実際のプロジェクトを通じて得られた経験・知識はやはり非常に大きなものがありました。

大きな市場となる自動化はプログデンスの未来を切り開く分野

――プログデンスで「ITインフラ自動化事業」を先頭に立って牽引してきた立場として、目指す未来についてお聞かせください。

ITインフラ自動化事業を主導する立場として、これまでのプログデンスにはなかった形でITインフラへのアプローチの可能性を示すことができたと自負しています。

ITインフラ運用の自動化は市場でも大きなニーズがあり今後さらなる成長が見込まれています。(2026年111億円市場規模)ITインフラ運用の自動化とプログデンスがもつ既存の技術領域と事業内容は親和性が高いことから、この事業を成長させることで、シナジーが生まれ、プログデンスの事業領域の拡大とともに企業成長を加速させることができます。

――この記事をお読みになっている未来の仲間に対して、自動化という新しい技術領域にチャレンジする魅力をアピールしていただけますか?

先にも述べた通り、自動化という技術は目に見えてその効果が表れやすい点に魅力があります。お客様からの評価もダイレクトに得られ、自分が手掛けたシステム開発によってお客様の事業が成長し、満足していただけることは非常に大きな魅力であると感じています。

また、自動化は「ゼロからのモノづくり」であり、要件定義から設計、実装、その後の効果測定と、それに基づく新たな提案まで、すべてを自身でリードしていくことができるのも大きなやりがいです。

自動化は段階を踏んで推進していくもので、お客様との関係も長期間にわたることが多く、事業成長のための欠かせないパートナーとして頼られ、全ての要望を実現できた後、感謝の言葉をいただけることはエンジニアとしてとても幸せなことです。

自動化に取り組むことで得られる喜びやエンジニアとしての成長は非常に大きなものがありますので、ぜひ、みなさんがこれまでに培ってきた経験を「自動化」という新たな技術領域で活かし、私たちと一緒に今後の価値を創造していきましょう!

「インフラ運用自動化事業参考企業HP:https://www.progdence.co.jp/business/infrastructure-automation/

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