インタビュー
執行役員 兼 カスタマーソリューション事業部 事業部長
稲葉元昭最先端ネットワーク技術とセキュリティ技術の両輪で
新しいビジネスへも挑戦
最先端ネットワーク技術とセキュリティ技術の両輪で
新しいビジネスへも挑戦
アドバンスドテクノロジー部では主に最先端ネットワーク技術を追求
――稲葉さんが率いるカスタマーソリューション事業部は、どのような事業活動をされているのでしょうか?
2つの部があります。ひとつはアドバンスドテクノロジー部で、主に請負業務を担当し、ネットワークの最先端技術を追求しています。
もうひとつはカスタマーソリューション部で、顧客へのIT戦略に関する技術支援を主として、これまではネットワークインテグレーションが中心でしたが、近年では情報ネットワークシステムの多様化に伴い、セキュリティ領域の技術支援にも力を入れています。
これまでは大手SIerからの請負業務が多かったのですが、近年、全社的にプライムシフトを進めていることもあり、当事業部では直接的に事業会社から案件を受注し、対応するビジネス形態へとシフトしています。
――2つの部はどのような違いがあるのでしょうか?
アドバンスドテクノロジー部では現在SDNを始めとした、最先端ネットワーク技術を追求し、その知見を元に、お客様へインテグレーションサービスを提供しています。
最先端技術に感心の深いメンバーが多く、部内での勉強会や技術検証等も積極的に行われ、一人ひとりのエンジニアが大きく成長できる環境があるとともに、社内のシンボル的存在として経験知識を社内外に発信しています。
一方、カスタマーソリューション部は、顧客の要望に応じて、現行のネットワークシステムの分析、提案、設計、構築を行っており、上流工程から実装の下流工程まで一貫したインテグレーションサービスを行っています。
また、現在はネットワークとセキュリティ機能をクラウド上で包括的に提供する『SASE』の技術習得や、それらのライセンス販売など、顧客が必要とするサービスの開発、展開を全社の統括として実施しています。
――具体的にはそれぞれどのような業務が多いのでしょうか?
アドバンスドテクノロジー部は、約2年半前から某大手人材系企業様からの、VDI(Virtual Desktop Infrastructure)基盤のネットワーク更改プロジェクトを請け負っており、プログデンスは主にはネットワーク基盤のアセスメントから、そのプロジェクトの全体PM、設計、構築フェーズを任されています。
カスタマーソリューション部は、さまざまな顧客に常駐する形でビジネスを展開していますが、現在最も注力している分野では、某大手キャリア様のセキュリティ部門に常駐し、セキュリティ製品のプロダクト担当という立ち位置で、SASEを軸とした製品検証、サービス開発業務を実施しています。
――カスタマーソリューション事業部の今後の目標はどのようなものでしょうか?
カスタマーソリューション事業部では、「プライムシフト」と「高利益体質の追及」を大きな目標として掲げ、そのために他社との差別化を狙った「最先端技術の習得」と「セキュリティ技術の習得」を進めています。
カスタマーソリューション事業部では若手を高いスキルを持つ人材に
――カスタマーソリューション事業部は若手世代を中心に構成されていますね。
若手社員の育成は全社的なミッションですので、もちろんカスタマーソリューション事業部でもそこに注力しています。
当事業部では、大規模且つ高難易度な案件が多いために、経験豊富なシニアエンジニアとともに、『良い経験の場』として若手エンジニアにも参画してもらっています。そのため、若いエンジニアであっても、短期間で飛躍的に成長してくれます。
――カスタマーソリューション事業部はどのような特徴がありますか?
最近では若手社員も多くなり、これまで以上に活動的で、友好的な雰囲気があり、何でも言い合える風通しのいい組織だと思います。どのような人にも得意とする役割はあるはずですので、そこを見つけ伸ばしてあげられるような、思いやりのある組織でありたいと思っています。
これはカスタマーソリューション事業部だけではなく、プログデンス全体の共通認識でもありますので、全社で人のマネージメント、育成には力を入れています。
エンジニアとしてもっと高いレベルに挑戦すべきと思いプログデンスへ
――稲葉さんは、プログデンスにはどのような経緯で入社されたのでしょうか?
当時からより専門性の高い技術領域を追求したいという思いが強く、以降数社のIT企業を経て、ネットワークエンジニアとしての様々な経験と高いITスキルを習得してきました。
その後、プログデンスの起業間もない時に山田さんから声をかけていただき、これまでの多くの経験とスキルを活かすことができると思い、プログデンスに転職しました。
――プログデンスに入社を決めた理由はどこにあったのでしょうか?
前職は仕事としては満足をしていましたし、むしろ順風満帆で不満はありませんでした。通信キャリアの最大手ということもあり、企業としても安定していて、携わる案件も大規模で、社会貢献という観点でも非常にやりがいのある環境でした。
そのようなとき、第一子が生まれたことがきっかけとなり、それまでのエンジニア人生を振り返ってみて、子供も生まれて仕事も順調、このまま穏やかな人生を送るという選択肢もありましたが、エンジニアとして更なる高みを目指し、挑戦すべきなのではないかと思うようになりました。
プログデンスが技術面で非常に高い評価を得ていたことは、すでに業界では知られていましたから、自分がどこまでできるか試してみたいと考えるようになり転職を決めました。その際、家族には最後の挑戦だと言って納得してもらいました。(笑)
輝いている部分を発見したい
――カスタマーソリューション事業部では、どのような人材を求めていますか?
経験を積んだシニアクラスの方は、ぜひとも積極的に応募していただきたいと思っています。また、現時点ではそこまでの経験がなくとも、自身をより高めたいと思っている若手エンジニアの方も、ぜひとも積極的に採用したいと思っています。当時の私がそうだったように、機会や環境を提供することで、若者は大きな力を発揮し、大きく成長してくれると思っています。
経験者であれば、SDNやSASEの知見を有する方や、その技術領域の実務未経験、微経験者でも、それらの技術にチャレンジしたいと思っている方とは、ぜひともお会いしたいです。また、昨今ネットワーク技術の世界では、自動化が大きなキーワードとなっていますので、それらに関連するプログラミングの技術を持った方もご一緒いただけるとありがたいですね。
――チャレンジ精神をお持ちの方には、ぜひ知っていただきたい企業の1社です。
向上心のある方にはプログデンスは合っていると思います。技術を突き詰めていきたい、大きなビジネスをしたい、それぞれに目標はあると思いますが、とにかく前進したいという思いがある方です。そういう方には仕事を任せられますし、チャンスは大いにあります。
エンジニアとして技術を追求しながら、常にビジネスの絵を描いていくようなイメージです。私も転職直後は、それまでエンジニア業務経験しかなかったので、戸惑うことも多くありましたが、いざやってみると、自分でも気づかなかった能力を見つけることができました。
もちろん、エンジニアとして技術を極限まで追求するキャリアパスも用意されています。技術を深く追求して、テクニカルマネージャーやエキスパートとなり、最終的にはCTOを目指すという道もあります。
プログデンスではどの仕事も大きな責任が伴いますが、その分、主体的に仕事に向かうことで質の高い仕事ができるようになりますし、人生も豊かなものになるのではないかと思います。
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