岡山県はどんなところ?
昔話の桃太郎の舞台としても有名で、瀬戸内海に面し、温暖な気候が特徴的な岡山県。岡山市は日照時間が年間約2000時間と長く、 その一方で年間降水量は1100mm程度で全国有数の降水量の少ない土地である。降水量が少ない、つまり晴天に恵まれる日が多いことから『晴れの国 おかやま』とも呼ばれている。特産物としては白桃やマスカットが有名で、産業においては第2次産業の生産額割合が高くなっている。特に、水島工業地帯には日本有数の大企業の工場が集中している。
岡山県での働き方
岡山市は2009年に政令指定都市として認定された都市である。中心街にある岡山駅は東西南北の交通の要として位置しており、新幹線を使えば大阪駅までは約60分、広島駅までは約35分と非常に交通の便が良いことが特徴だ。市内では北区に走る路面電車が市民の足として重宝されており、その一方で中区、南区、東区などでは車通勤する方も多く、車社会という側面も持ち合わせている。実際に岡山で働いてみると、北区は大手企業が多く、1人暮らしが多い印象を受ける。家賃相場も1人暮らしであれば5~6万円程度で済むため、貯蓄しながらの生活も可能だ。
岡山県の転職ガイド
岡山県は山陽道の中央に位置し、東は兵庫県、西は広島県に隣接しているため、中四国地方の交通の要衝として古くから重要な位置となっていた。人口は194万人で、その中でも岡山市と倉敷市に約120万人が居住しており県の人口の約62%が集中している。三菱化学株式会社や新日本石油精製株式会社、水島製油所、三菱自動車工業株式会社水島製作所、株式会社クラレ倉敷事業所など……水島工業地帯には、石油、化学、鉄鋼など幅広い分野の高度な技術力を有する大企業の工場が集積しており、県内製造品出荷額の約5割を占めてる。