Web業界
コロナ禍の中でもWeb業界の中途採用ニーズは引き続き高い傾向にあり、積極採用中する企業もあります。Webエンジニア、スマートフォンアプリエンジニア、Webディレクター、Webデザイナーを中心に幅広い職種で募集が行われている模様です。
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引用:IT人材白書2019
Web領域の中途採用マーケットでは、採用ニーズは引き続き高い状態にあるといえます。最近の傾向としては、比較的経験者層が求められているようです。当然すべての企業に当てはまる訳ではありませんが、新卒採用や中途採用が上手くいった会社では、こうしたケースが生じているようです。
中途採用は活発で、IPOを視野に入れたコーポレート部門の強化、新規プロダクトを作るためのリードエンジニア、エンジニアを取りまとめる開発ディレクター、UXを制作にしっかりと落とし込めるクリエイター、ユーザーの満足度を更に上げるカスタマーサクセス職など、あらゆる領域で積極的に採用が行われる傾向にあります。
また、大手Web系企業も自社で新たなサービスを立ち上げある場合も多く、中途採用が急務という企業もあります。キャッシュレス決済サービスやシェアリングビジネス、サブスクリプションなどに加え、今後もあらたなサービスが登場することでしょう。
以下では、注目ポイントを弊社キャリアアドバイザーが解説します。 -
Point01
2020年9月以降のWeb業界採用状況は、比較的経験者層を求める傾向が見られます。
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Web領域の中途採用マーケットは、令和に入ってからも採用意欲の高さは変わらず高い状況が続いているようですが、その中でも比較的経験者層を求める傾向が見られます。
その他の特徴として、様々な企業の人事・在籍エンジニアの方によると、「ただ技術力を伸ばしたいだけ」の方は、あまり好まれない印象ということです。技術力を“一つのツール“としてとらえ、持っている技術力を駆使して「こんなサービスを作りたい」「ユーザーにサービスを届けたい」といったプロダクト視点が重視される傾向にあるようです。このあたりは今後も中途採用において重要になってくる事が予想されます。
とはいえ、中途採用は活発といえるでしょう。IPOを視野に入れたコーポレート部門の強化、新規プロダクトを作るためのリードエンジニア、現エンジニアを取りまとめる開発ディレクター、UXを制作にしっかりと落とし込めるクリエイター、ユーザーの満足度を更に上げるカスタマーサクセス職など、全領域で積極的な採用を行う傾向にあります。
また、他業界に比べ「転職回数」はさほど気にされないようです。むしろ、複数の会社で実績を積んだ経験が「強み」と取られる企業もあるようです。ですが、「誰でも採用」という事はなく、①技術力がしっかりしていること②やりたいことが明確なこと③開発力以外の強みがあること(コミュニケーション力、サービス企画力等)がポイントとなることも多く、ここは業界特有といえるでしょう。 -
Point02
各社が既存ビジネスに変わる「新規サービス」の立ち上げが増える傾向にあります。
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これまで業界で名を馳せていた大手Web系企業も、自社で新たなサービスを立ち上げる企業もあり、中途採用が急務といった企業も存在するようです。既存ビジネスのみで安定した売上を作れる企業はないと言えるかもしれません。
各社ともに自社のリソース最大化や他社との業務提携など様々な手を尽くす傾向にあり、他社には出来ないサービスをつくるのに注力する企業もあります。キャッシュレス決済サービスやシェアリングビジネス、サブスクリプションなどに加え、今後も今までにないユーザー体験ができる様々なサービスが現れてくる可能性が増えています。
求人数は多い傾向にあり、転職希望者にとって有利な状態でかもしれません。
有利な状況と見えるかもしれませんが、変化に対応出来る柔軟な考えを持つことが大切になります。
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