代表取締役インタビュー
星野裕子日本の中小企業をECプラットフォームで支える。
変化する消費者行動を着実に捉え、継続して発展していただく環境をご用意することが、当社の使命
日本の中小企業をECプラットフォームで支える。
変化する消費者行動を着実に捉え、継続して発展していただく環境をご用意することが、当社の使命
スマホの普及や新しい決済サービスの導入などで、Eコマース業界の変化のスピードが加速
日本でEコマースが始まったのが1998年といわれています。それから20年が経過し、黎明期には考えられないくらいに市場は発達しました。今ではリアルではなく、ネットで商品と出会うことが当たり前の時代。Eコマースは生活の一部となり、消費者にとっては普通にある”当たり前のもの”になりました。そして当たり前であるがゆえに、Eコマースにただ物を出せば売れる時代でもなくなりました。また、実店舗をお持ちのお客様は実店舗に来られたお客様をどうやって自社のECサイトに呼び込んでいくか、また逆にECサイトのお客様をどう実店舗に送客するか、という”オムニチャネル”が、今後の小売業界では重要課題となっています。 日本よりもEコマースが発達しているアメリカなどでは、Eコマースの担当者が取締役になっていたりと、Eコマースが会社の行く末を担う立ち位置として認識されております。市場が大きくなるにつれて日本でもEコマースの重要性が今後も高まっていくでしょう。業界の移り変わりはとても速く、特にここ数年はスマホの普及や新しい決済サービスの導入などで、変化のスピードは加速しております。
1店舗ずつ独立した形でのお店をネット上で経営、自社のファン作りをサポート
よく勘違いされますが、弊社のサービスと大手モールはビジネスモデルも異なり、競合ではございません。わかりやすく言うと、大手モールは出店型の百貨店型。一方フューチャーショップは路面店のイメージです。1店舗ずつ独立した形でのお店をネット上で経営するイメージです。大手モールがあれば、自社のECショップは不要では?と質問をいただくこともございますが、独自で自社の店を持つ1番の意義は”ビジネスリスクの軽減”です。大手モールで売り上げが上がっても、そのお客様はあくまで大手モールのお客様。仮に大手モールから撤退するとなった場合、お客様のリストも手元に残らず、また一から顧客作りを行う必要があります。モールには制限も多く、自社の売り方を実現できないことも多々あることや、モールのセールに振り回され、自社独自の戦略が立てにくいというビジネス上の課題もあります。
今の時代、安くていいものは、いつでもどこでも変えます。
大事なのはセンスや美意識、そして哲学を伝えることです。共感してくれる”自社のファン作り”が不毛な価格競争から脱する唯一の手段です。そのファン作りをサポートするのがフューチャーショップです。ファン作りのための機能追加や提案を惜しみなく行っており、他社には真似できない強みとなっています。
必要な機能は標準搭載またはオプションで網羅、狙った層にマッチした機能を日々開発
お客様からの要望はたくさんいただきますが、個別案件の受託開発は行いません。あくまでECプラットフォームである「futureshop」の開発を行い、必要な機能は標準搭載またはオプションで網羅出来るようにしております。機能に関しては他の競合他社との差別化はイタチごっこになりますが、「用意したあらゆる機能を使って、商材やその企業様にあった消費者とのコミュニケーションのストーリーをどう提案するか」というのが大事でありサービスのキモです。また、稼働店舗数は他社と比較すると桁違いに少なく、現在は2350店舗です。しかしながら、流通総額はあまり変わらない。1店舗あたりの売上が桁違いに高く、ほぼ100%法人顧客です。その理由はターゲットとしている層が明確で、一番当社のプラットフォームの価値を感じていただききやすい、狙った層に対してよりマッチしたEコマースに必要な機能を提供すべく日々開発を進めているからです。
また、弊社には開発メンバーと同じくらいサポートメンバーが在籍しています。サポートが毎日お客様とお話し、お客様の悩みをリアルタイムで聞いているので、それをサービス開発にフィードバックします。製品を、「課題⇒サポートが聞く⇒フィードバック⇒サービスの質が良くなる⇒」の好循環を繰り返すことができています。
サービスが1つしかないことが魅力、社内コミュニケーションが活発で社員に一体感
サービスが1つしかないこと、それが魅力です。1つのサービスで成り立っている会社ってなかなかないですよね。会社全体で1つのサービスを開発し、営業し、サポートをするので、その分多部署とのコミュニケーションがすごく活発です。他社ではなかなか感じられない一体感があります。また、年間流通額が968億円なので蓄積されているデータ量は膨大。今後は社内に蓄積されているデータを活かし、よりお客様のファン作りをサポートする機能の開発を行っていく予定です。
単に売る営業ではなく、お客様の課題解決提案が仕事
エンジニアはもちろんですが、営業も「モノ作り」が好きな人を歓迎します。弊社では営業は単に売る仕事ではないと考えています。お客様がご要望されるECサイトをスクラッチで開発する受託開発ではないため、できることと、できないことがあります。しかしながら、多くの場合において、お客様の課題は当社のプラットフォームに乗っていただいた方が解決できます。課題を整理し、お客様の成長ストーリーを提案し、場合によってはお客様に業務フローを変えていただく。そこまでするのが当社の営業の仕事です。私たちはただECサイトのプラットフォームをレンタルしているのではなく、Eコマースの未来を作る仕事だと考えています。日本の中小企業をECプラットフォームで支え、インターネットが主戦場となっても、安心安全しかも最新の環境で、存分にビジネスを展開していただけるようにする。その結果、消費者は画一的でないあらゆる企業が仕掛けたあらゆる価値ある魅力的なモノやサービスに、ネットで出会うことができるのです。営業は、いかにお客様と一緒に未来を想像し、創造するために何ができるかを考えられるかが最も重要なのです。
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