株式会社リネア
の企業・求人情報

 会社概要

【事業内容】
■銀行等の民間金融機関向けシステムの開発、及びコンサルティング業務
■金融機関向けの自社パッケージ開発

【自社パッケージ】
■市場系統合リスク管理 金融業務で特に難しい分野が市場系です。その市場系の業務を統合的に管理するシステムです。フロントの約定からリスク計算、仕訳処理までを統合的に管理します。商品カバレッジも多種多様でデリバティブ、資金、為替、有価証券、先物/先物オプションと、金融機関のメイン商品をカバーしています。
■シンジケートローン業務管理 複数の金融機関が協調して資金を貸し出す融資形態の一つで、各金融機関が独自に融資するケースに比べてリスクが分散されます。これらの融資案件から契約、仕訳、期日管理などが可能です。
（補足）：東京スカイツリーや六本木ヒルズなどもシンジケートローンによる融資で建設されています。
■AML(アンチ・マネーロンダリング業務管理) 金融機関での口座開設や外国送金におけるブラックリストとの照合を行い、反社会勢力やテロ組織への資金流入を未然に防ぐためのシステムです。大量のデータを比較する検索スピードや曖昧検索に使用する数学的ロジックが特徴です。

 会社の特色

【設立から現在までの経緯】
同社は金融パッケージベンダー出身者数名により設立されました。設立当初より、金融機関の市場系を中心とした業務を請け負う一方で、自社パッケージの開発も同時並行で進めてきた事が特徴的です。資本力の無い設立時から、VC等からの資本調達を行う事なく、金融機関向けの自社パッケージ開発を行っている企業は非常に稀です。前述の背景もあり、現在同社では、直接取引が困難な金融機関へも多数のパッケージ導入に成功しています（地銀・信金を中心に数十行）。

【競合優位性】
システム業界では最も難しいと言われている金融系において、営業展開から要件定義、設計、開発、テスト、導入、保守といった全てのフェーズのノウハウを持っています（システム構築・導入実績が豊富です）。 特に上流工程を得意とし、エンドユーザーである金融機関の方と対等に会話の出来る豊富な業務知識があります。

【今後のビジョン】
金融機関への自社パッケージ導入が着々と進行中です。大手企業のシステムが席巻する金融業界で、同社のような小さな会社のシステムが導入されることは通常は有り得ない事です。これは今までの実績・信用を積み重ねた結果であり、設立当初の目標である、「業界に風穴を開ける」という第1ステージの目標を達成したと言えます。 今後は更に自社システムの導入行を増やすとともに、新たなパッケージ開発・ソリューション展開を図っていきます。数年内には100名規模の組織にしていく予定です。

 社風・職場環境

非常に風通しの良い社風であり、代表や役員に対しても遠慮なくコミュニケーションが取れる環境です。改善すべき点はメンバーから積極的に発言し、会社も真摯に対応しています。