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証券業界は、業界全体の規模は縮小傾向にあるものの、ネット証券が著しい伸びを見せています。
コロナ禍による採用控えも落ち着き、転職市場は以前同様の動きを見せています。
証券業界の最新動向と、証券会社への転職を成功させるために
知っておくべき情報をご紹介します。
ABOUT
証券会社は、株式や債券、手形、小切手などの「有価証券」を扱う会社のことで、
有価証券の売買の取次ぎや引き受けなどを行います。
近年は投資ブームも相まって、ネット証券会社を中心に業績を飛躍的に伸ばしています。
証券会社の最新動向についてご紹介します。
近年、証券業界はネット証券会社が飛躍的に成長しています。特にコロナ禍により、その動きが加速。対面型の営業を行っている従来の証券会社は、いずれも苦戦を強いられています。
実際、2021年3月期の営業収益を見てみると、店舗型の大手証券会社の多くが減益となっています。
「業界動向サーチ」によれば、2020年-2021年の証券業界の業界規模(主要証券会社37社の営業収益の合計)は3兆8,214億円となっています。過去10年の動きを見ると、2014年までは業界規模が上昇しているものの、それ以降は上がったり下がったりを繰り返しています。業界全体の成長率はマイナス1.8%(直近3年間の平均)となっています。
次に、ネット証券会社に絞って見ていきましょう。2020年-2021年のネット証券業界の業界規模(主要対象企業5社の営業収益の合計)は5,278億円で、前年度を大きく上回っています。成長率はプラス12.5%(直近3年間の平均)で、この数字からもネット証券会社の活況がお分かりいただけると思います。
RECRUITMENT TRENDS
一時期はコロナ禍により採用を縮小する証券会社もありましたが、
現在は回復傾向にあり、コロナ禍前とほぼ同様まで近づいています。
証券会社の求人・転職動向について詳しく見ていきましょう。
証券会社の転職市場は、業績が好調なネット証券会社を中心に活況を呈しています。
コロナ以前からIT化やDX化の推進を加速させている企業が多く、プロジェクトマネージャーやエンジニア職の採用が増加傾向にありました。国内資本の証券会社ではM&Aなど投資銀行業務が好調であり、該当部署の増員が積極的に図られてきました。
一時期はコロナの影響を受けて採用を縮小させる傾向にありましたが、その後、採用温度感が回復し、現在はコロナ禍前に近づくくらいまで戻りつつあります。
職種別に見ていくと、最も回復傾向にあるのがコールセンター職です。これは、コロナの影響で対面での営業が難しくなり、非対面の営業ニーズが高まりつつあるためです。また、事務職も一定数求人が戻りつつあります。こちらは、コロナによる採用控えの反動が主な原因として考えられます。
業界に精通したアドバイザーが、
最新の転職動向をお伝えします
MERIT
証券会社に転職すると、以下に紹介する3点のようなメリットを得ることが期待できます。
また、経営者など普段は出会う機会が少ない人に出会えたり、
そうしたお客様とのやりとりを通して高い営業スキルを身につけることもできます。
証券会社は成果主義の側面が大きく、日頃の成果がそのまま評価に繋がりやすい業界です。
特に営業職は売上の数値や日頃の売買で会社にもたらした利益がそのまま自分の評価となるため、成果がそのまま給料に直結するやりがいがあります。
世界情勢や国内動向、各企業の情報は目まぐるしく更新され続けているため、社員には新しい情報を常に手に入れておくことが求められます。
働き続けることで新しい情報を学ぶクセがつき、結果としてビジネスにおける感性を磨くことができます。
金融商品を商材とする証券会社においては、金融知識を身につけなければお客様の要望にきめ細かく対応して成果を上げることはできません。
業務を通して株式や金融に関わる知識を広く習得することで、プライベートのお金の運用や資格取得などにその知識を役立てることができます。
JOB DESCRIPTION
証券会社の職種は、「営業職」「専門職」「バックオフィス」の3つに大別できます。
それぞれの職種の仕事内容についてご説明します。
営業職は、企業や各種団体を顧客とする「法人営業(ホールセール)」と、個人の顧客に金融商品の提案をする「個人営業(リテール)」に加えて、「IFA法人の営業職」があります。
企業や団体等の顧客に対して、資金調達や資産運用の提案、アドバイスを行います。銀行の法人営業が主に現金による融資を提案するのに対して、証券会社の法人営業は顧客の株式や社債などの引き受け、M&A支援やIPO支援などを行って資金調達をサポートします。
個人のお客様に株式や投資信託、債券などを販売します。「年金を運用したい」「相続した資産の効果的な資産運用を知りたい」など、お客様ごとに異なるニーズに対応し、金融商品に関する深い知識に加えて金融市場の動向も見極めながら、適切なご提案を進めていきます。
中立的な立場から顧客に資産運用の提案を行う「IFA(独立系ファイナンシャル・アドバイザー)」として、顧客の資産状況や資産運用の方針などをヒアリングして資産運用の提案を進めていくほか、相続対策や事業承継など金融に関する相談に応じます。
証券会社に勤務する専門職は、ディーラーやトレーダー、エコノミスト、証券アナリストなど多数あります。
ディーリング業務を専門的に行う金融専門職です。ディーリングとは、金融機関が自社の資金を元手に為替・債券・スワップ・コモディティー・株式などを売買すること。ディーラーはディーリングによって、利益を追求します。
顧客に株や債券などの取引に関する情報を提供するほか、顧客の依頼に応じて取引を行います。機関投資家などを顧客とする「セルサイド」とのトレーダーと、ファンドマネージャーを顧客とする「バイサイド」のトレーダーがいます。
経済分析のエキスパートとして、各国の景気や金利・為替の変動、金融市場の動向など、マクロ経済(規模の大きな経済状況)について情報収集・分析し、今後の経済状況に関する予測を提示します。
株式や債券など証券に投資する際の判断材料となる情報の収集・分析を行います。例えば株式の場合、財務諸表などから経営状況を分析するほか、決算説明会への出席、経営陣へのインタビューなどを行って、投資判断の材料となる情報をまとめます。
個人や法人のお客様と取引を行う営業職を「フロントオフィス」と呼ぶのに対して、事務全般を担う職種を「バックオフィス」と呼びます。証券会社におけるバックオフィスの仕事は、以下のようなものが挙げられます。
口座開設に必要な書類の送付や口座開設の手続き、各種報告書の作成など「口座開設」に関わる業務や、有価証券や契約書など「重要書類の管理」などを行います。
あなたに合った業界・職種を
一緒に見つけましょう
ANNUAL INCOME
証券会社の平均年収
約535万円
マイナビエージェントの調査によれば、「証券会社」の平均年収は、535万円となっています。これを年代別に見ていくと、20代が462万円、30代が835万円。さらに、男女別に見ていくと、20代男性が498万円、30代男性が911万円、20代女性が427万円、30代女性が727万円という調査結果が出ています。
男性・女性共に年代による平均年収の伸び幅が非常に大きく、男性は400万円以上、女性は300万円もの開きがあります。証券会社は離職者が多いと言われていますが、これは、高度な営業スキルや成功体験を活かして積極的に転職活動に臨んでいる方が多いことの現れとも言えるでしょう。
なお、「証券会社」は、同じくマイナビエージェントが調査した「金融・コンサルティング」の年収ランキングにおいて、第1位の「監査法人」、第2位の「コンサルティングファーム・シンクタンク」に続いて第3位に位置しています。金融・コンサルティング全体の平均年収は421万円ですから、「証券会社」は業界内においても高い年収が期待できることがわかります。
UNEXPERIENCED
未経験で証券会社に転職することは可能ですが、年代が上がるにつれてハードルが高くなります。
未経験者を積極的に採用している職種に応募するなど、対策を考えて転職活動を行うことが大切です。
職種を問わず、未経験で証券会社に転職したいのであれば、ポテンシャル採用を狙うことをおすすめします。30代以降になると即戦力として経験者を求める傾向にありますが、20代であれば未経験者でもポテンシャルを評価して採用される可能性があります。
前職で得た経験や知識を整理して、転職先の金融機関でどのようなスキルを活用できるか、事前に整理しておきましょう。
証券会社の法人営業は、さまざまな業種・業界のお客様を顧客とします。そのため、前職で法人営業の経験がある方は、その知識を転職先の証券会社で大いに活かすことができます。証券会社での経験がない方でも、前職での法人営業経験を活かして証券会社に転職することは十分に可能です。
未経験からの転職も、
マイナビ金融エージェントにお任せください
QUALIFICATION・SKILL・EXPERIENCE
証券会社へ転職する際にはどのようなスキルや資格・経験があると有利なのでしょうか。
面接や志望動機を考える際の参考としてもご活用ください。
株式や債券などの金融商品は、外務員資格を所持していないと販売することができません。
そのため、入社前に資格を取得していれば転職に有利に働く可能性があります。
外務員資格には一種と二種の2種類がありますが、証券会社に転職するのであれば信用取引なども扱える一種の取得がおすすめです。
公益社団法人日本証券アナリスト協会が認定している資格で、証券投資の情報分析の技能が身についていることを証明する資格です。
試験の難易度自体はそれほど高くありませんが、マークシートの一次試験と筆記の二次試験を受ける前にあらかじめ指定の通信講座を17か月間受講しなければならないため、資格取得まで1年半以上の期間がかかります。
2級FP技能士に合格しAFP認定研修を終了することで取得できる資格です。
「金融商品に対するアドバイスのスペシャリスト」であることを転職の際にアピールできると同時に、お客様からの信頼度も高まります。
証券会社で活躍するためには、事実に基づいた分析力と状況に応じたスピーディーな判断力の両方が必要です。
情報の入れ替わりが激しい業界である以上、必須かつ重要な資質であるといえます。
分析に基づいて冷静に先を見通したスケジュールを立てられる計画力と、その計画を完遂できる継続力も大切です。
株式の売買は長期的な見通しを持って行うものが多いため、目先の結果にとらわれて失敗を積み重ねてしまうのではなく、ブレずに計画を継続できる人材が重宝されます。
REASON・MOTIVATION
証券会社は「好待遇が狙える」といった理由から、経験者・未経験者問わず人気の業界です。
証券会社への転職を成功させるうえで大切になる「志望動機」をしっかりと整理することで、
他の求職者と差をつけることができます。
経験者の転職は、過去の経験を活かせることから、年収アップやキャリアアップなどを期待することができます。
志望動機をまとめる場合は、以下の流れに沿ってまとめていくことをおすすめします。
志望動機をまとめることで、転職に対する想いやキャリアのビジョンなどを改めて整理することができるでしょう。
まずは、「なぜその証券会社を選んだのか」について整理しましょう。面接でも、「なぜ同業他社ではなく、当社を志望しましたか」といった質問を受ける可能性があります。応募先の証券会社に対して感じた魅力を、自分なりの言葉でしっかりまとめておきましょう。
証券会社には営業職や専門職、バックオフィスなど、さまざまな職種があります。証券会社特有の専門性を求められる職種が多く、転職活動にあたって職種や業務内容に対する理解」は不可欠です。「経験者だから、特に業務理解は不要だろう」と暢気に構えるのではなく、常に最新の金融動向をチェックするなど努力を怠らないようにしましょう。
最後に、応募先の証券会社が求める人物像と、皆さん自身がこれまでの経験で得たスキルを照らし合わせてみましょう。求める人物像については、求人情報やコーポレートサイトなどに掲載されています。両者を照らし合わせることで、応募先企業でどのようなスキルや経験を活かすことができるか見えてくるでしょう。
企業によっては採用サイトを持っているところもあります。求める人物像に加えて、採用担当者のメッセージなども読むと、より具体的に「どのような人材を求めているか」が把握できるでしょう。
なお、求人情報やコーポレートサイトに求める人物像が掲載されていない場合は、企業理念や経営理念などをチェックすることをおすすめします。その企業がどのような価値観を持っているのかがわかるからです。理念に共感できれば、その企業が求める人物像に近いということになります。
好待遇を期待できる証券会社は、未経験から人気の高い業種です。
未経験で証券会社への転職を目指す場合は、前職での経験をしっかりと深掘りし、
応募先の証券会社で活かせるスキルがあるとアピールすることが大切です。
未経験の場合、採用担当者は「なぜ、証券会社を志望したのか」といった疑問を抱きます。なぜなら、同業界へ転職したほうが、過去の経験を活かせるからです。じっくり自分の心と向き合って、「なぜ、今いる業界から証券会社への転職を考えるようになったのか」を振り返り、整理しておきましょう。
次に、「なぜその証券会社を選んだのか」について整理します。応募先の証券会社について調べるのはもちろん、同業他社についても調べ、比較することで、その会社ならではの魅力が見えてくるでしょう。その魅力を、自分なりの言葉でしっかりまとめておきましょう。
未経験で証券会社への転職を目指す場合、応募先企業での具体的な仕事内容について理解するのは、決して簡単なことではないかもしれません。けれど、採用の確率を高めるうえでも、職種や業務に対する理解は不可欠です。求人情報や企業の採用サイトなどを熟読して、業務理解を深めておきましょう。
最後に、応募先の銀行が求める人物像と、皆さん自身がこれまでの経験で得たスキルを照らし合わせてみましょう。
未経験者の場合、「転職先で活かせるスキルや経験があるか」といった視点を持つことがポイントになります。例えばコミュニケーション力やヒアリング力などのヒューマンスキルは、あらゆる業界で必要とされます。
「業務理解」を踏まえて、志望する証券会社で業務に携わる姿をイメージしてみましょう。これにより、「これまで培ったスキルをどう発揮できるか」を具体的に整理することができるでしょう。
CAREER・CHANGE JOBS
証券会社で一定の経験を積んだ後、どのようなキャリアや転職先が拓かれているのでしょうか。
ここでは、証券会社で得た経験やスキルを活かせるキャリアや転職先についてご紹介します。
証券会社で業務経験を積むことで、営業スキルや信頼構築力、金融・経済に関する知識などを習得できます。
証券会社の営業職は、顧客の資産状況に応じて最適な金融商品を提案・販売します。そのため、コミュニケーション能力や交渉力、プレゼンテーション能力、目標達成力など、営業スキル全般が身につきます。
顧客との信頼構築力もまた、証券会社に勤務することで磨かれるスキルです。企業の経営者や富裕層を相手にすることも多く、日頃から顧客と十分にコミュニケーションを取りながら信頼関係を構築してきた経験は、あらゆる業界の企業が求めているスキルと言えるでしょう。
ディーラーやトレーダー、証券アナリストやエコノミストなどの専門職として活躍してきた方は、金融・経済に関する深い造形と知識が備わっています。これらの知識は、金融業界全般で活用することができます。
銀行は、証券会社と同様に「お客様の資産調達や資産運用をサポートする」ことを使命としています。銀行での勤務経験のない方でも、証券会社に勤務した経験を活かして、銀行への転職を実現することは十分に可能です。
事業売却を検討している企業と、事業の買収を検討している企業の間に立ち、法的な手続きや税務処理を行うM&Aの仲介会社は、証券会社と親和性の高い転職先です。経営陣と信頼関係を構築してきた経験も活かすことができます。
企業の経営課題と向き合い、その解決に資するコンサルティングファームもまた、おすすめの転職先です。証券会社で培った顧客との信頼構築力や論理的思考力をはじめとする営業スキル全般を大いにアピールしましょう。
他業界・他職種への転職も、
マイナビ金融エージェントにお任せください
NEW JOBS
マイナビ金融エージェントにご登録いただくと、
この他にも非公開求人を多数ご紹介することができます。
FAQ
未経験で証券会社への転職は可能ですか?
証券業界未経験でも、営業職種であれば証券会社への転職は可能です。証券業界は資格がなければ営業活動が出来ませんが、研修制度が整っている会社が多いため、ご入社後に証券外務員の資格を取得できる企業も多いです。
証券会社への転職には、どんなスキル・経験が有利になりますか?
営業職の場合は、新規開拓力が重視されます。ミドル・バック職に関しては、経験者のみ採用しているケースが多いため、これまでの実績や経験が評価される傾向があります。職種によってアピールポイントが異なるため、弊社では個々人に合わせたアドバイスをさせていただきます。
証券会社に転職可能な年齢は何歳までですか?
未経験で証券会社へ転職する場合は、20代の方が多いです。一方で、経験者の場合はこの限りではなく、30~40代で経験を活かして転職されている方も多くいらっしゃいます。ただし募集企業によってに差がありますので、気になる方はエージェントにお尋ねください。
20代~30代の証券会社の平均的な年収水準を教えてください。
証券会社の平均年収は、20代が414万円、30代が651万円となっています。ただし、証券業界はインセンティブ比率が高い業界でもありますので、企業や実績によって差があります。おおよそ500万~1500万程度のレンジと想定しています。平均年収ランキング(証券会社)
証券会社の選考の特徴を教えてください。
証券会社の面接では、比較的ベーシックな質問をされます。営業経験者の場合は、実績をあげるために取り組んだ事や、新規開拓経験を重視して聞かれる事が多いです。一方でミドル・バックに関しては、経験面をより深堀りして聞かれるケースが多いです。
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