文系出身者ができる仕事は? 選択肢を増やすスキルセットとキャリアパスの可能性

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就職活動で専攻を活かせる理系と比べて強みが少ないと思われがちですが、文系で身につけたことは、幅広い職種に活かせる多様性があります。仕事の選択肢を増やすスキルセットとキャリアパスの可能性について解説します。(Misa)

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1.文系だからできない」という仕事はある?

専攻分野が職種に結びつきやすい理系と比較すると、文系は就職・転職活動に不利という印象を抱いている方もいるかもしれません。

1.1.理系であっても専攻が違えばまったく採用されない場合も

しかし、専門性の高い技術職や研究職の求人では、理系であっても専攻が違えばまったく採用されない場合もありますし、IT系を中心に文系を積極的に採用している技術職もあります。

1.2. 文系出身者にも多くの仕事の道が開かれている

文系だからできる仕事が少ないということではなく、実際に文系出身者にも多くの仕事の道が開かれています。

ビジネスにおいては文系の視点を活かした新しいアプローチが求められることも多く、文系出身者が活躍する場は多岐にわたっています。

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2.文系出身の強みとは?

2.1.政治経済や法律の分野の基礎知識はビジネスパーソンには不可欠

文系では、歴史や思想、言語、文化、社会構造などを深く掘り下げて学びます。政治経済や法律の分野の基礎知識はビジネスパーソンには不可欠です。

また、フィールドワークなどを通して調査や考察の手法を身につけたり、多様な視点から論理的に物事を考えたりする経験を積み重ねているでしょう。

2.2.一般的にコミュニケーション能力やヒアリング力が高い

ディスカッションやプレゼンテーションのように、自分の考えを言葉で表現する機会も多いです。

一般的に、文系出身者はコミュニケーション能力、ヒアリング力が高いといわれています。経団連の調査では、企業が人材採用においてもっとも重視するのはコミュニケーション能力という結果が出ており、これらはビジネスパーソンとしての大きな強みといえます。

2.3.専門領域へのこだわりが少なくなり、広い視野を持てる

また、専攻分野を職業にしないことで専門領域へのこだわりが少なくなり、広い視野を持てるようになります。

自分自身のキャリアの選択肢を広げると同時に、企業からみても柔軟に育成できる人材と映ります。

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3.文系出身者が仕事の選択肢を増やすにはどうすればいい?

コミュニケーション能力や多様な視点は強みではありますが、それらを活かして仕事の選択肢を増やすためには、それだけでは足りません。

3.1.幅広い職種で活かせるスキルセットを身につける

多くの仕事では、業務に特化した専門知識やスキルに加えて、コミュニケーション能力や問題解決力などに代表される普遍的なビジネススキルが求められます。

ビジネススキルの多くは、幅広い職種で共通して求められるものです。幅広い職種で活かせるスキルセットを身につけることで仕事の選択肢が増やせます。

3.2.データ分析やマーケティングのスキルは自律的思考の基盤に

例えば、データ分析やマーケティングのスキルはあらゆる事業で必要とされ、企画などの仕事で求められるほか、自分で考えて仕事を組み立てる自律的思考の基盤にもなり、マーケティング以外の仕事でも活かせます。

自律的に仕事ができる人は管理職や経営幹部にもなりえる人材であり、どのような会社でも歓迎されるでしょう。

3.3.ITスキルや外国語能力も幅広い職種で求められる

また、ITスキルや外国語能力も業種業界を問わず、幅広い職種で求められる重要なスキルであり、キャリアアップのチャンスをつかみやすくなります。

例えば、データ分析の知識とITスキルは相乗効果の高いスキルセットであり、そこに語学力が加わるとより多くの分野で活躍する道が開かれます。

3.4.多様な視点や論理的に物事を考える力は仕事に役立つ

文系で学んだ知識はあまり仕事に活かせないと思われるかもしれませんが、多様な視点や論理的に物事を考える力は大いに仕事に役立ちます。

それらを活かすためのスキルセットを身につけることでキャリアパスの可能性は、間違いなく広がっていくでしょう。

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原稿:Misa

ITベンチャーで企画、人材開発、広報などを経て独立。現在はコンサルタント、ときどきライター。ライターとしては、ビジネス系を中心に、アニメ・マンガ、車から美容・健康まで何でもチャレンジ中。

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