仕事でミスや失敗が多い人の特徴と対策|気持ちの立て直し方、体験談も紹介

仕事でミスや失敗が多い人の特徴と対策|気持ちの立て直し方、体験談も紹介

仕事でミスした時は、とても落ち込みますし、つらいですよね...。

でも大丈夫!今回は仕事でミスしたことがある人の失敗談をご紹介しながら、代表的なミスの原因と対処法を解説していきます。また、ミスが続いて落ち込んでいる人のために、そんな自分から脱却する方法を伝授します!

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1.【体験談】皆さんは仕事でどんなミスをしたことがある?

仕事でどんなミスをしたことがあるか、何人かの方に聞いてみました。

「朝一の飛行機で出張という日に、起きたら出発の1時間前だった!」

「会議の時間を間違えて覚えていて、会議室に行ったらすでに終わっていた」

「先輩からもらったメモを読み終えて捨ててしまったら、返してほしいと言われた」

「伝票の金額の入力ミスで残高が合わず、原因探しで課の皆さんに残業をさせてしまった」

「お客様にメールで見積書を送るとき、他社宛ての見積書を添付してしまった」

「お客様に出来ると言ったことが、社内で確認したら無理と言われ、お断りすることになった」

「取材に行ったのにボイスレコーダーを忘れてしまった」

「打ち合わせの資料を、ページが抜けているのに気づかず印刷して配ってしまった」

皆さんもいろいろなミスをしているんですね。

【関連記事】「「仕事がうまくいかない」のはなぜ? 悩みの原因とうまくいかない時の対策11選」

【関連記事】「【仕事で失敗しないために】失敗とミスとの違い、失敗タイプ別原因と対処法」

2.仕事でミスばかり...その原因とミスする人の特徴

失敗とミスは似ているようですが、実は違います。

失敗は、挑戦し、成功するよう努力したけれどうまくいかなかったことをいいます。発明王のエジソンも、失敗は成功への近道であると言っています。

それに対して、ミスはうっかりやってしまうものです。単純な誤りや、やり損ない、不注意などによるものです。

仕事でミスをしてしまう原因と、ミスをしてしまう人の特徴はどのようなものでしょうか。

原因としては、次のようなものが挙げられます。

  1. その仕事に不慣れである
  2. 注意力散漫、寝不足など、仕事に集中できる状態になっていない
  3. 仕事の内容が複雑である
  4. 仕事のボリュームが自分の処理能力に比べて大きい

ミスをしやすい人の特徴を挙げてみましょう。

  1. 分からないことを分からないと言えない
  2. 責任感に欠ける
  3. 自己管理(体調、時間など)が苦手
  4. 集中力が続かない
  5. マイナス思考で自分に自信がない
  6. 気が散るような心配事を抱えている

日ごろはしっかりしている人でも、疲れていたり単調な作業が続いていたりすると、うっかりミスをしてしまうこともあります。


【関連記事】「【仕事で失敗ばかりするのはなぜ?】失敗する人の特徴と4つの対処法」

【関連記事】「【仕事でありえないミス連発】主な原因と組織単位で対処すべき理由と対処法」

3.隠すのはNG!仕事でミスした時の対処法

ミスしてしまった!と思った時、なかったことにしたい気持ちになるかもしれません。
しかし、隠したり、見てみぬふりをしたりせず、解決するために最善の努力をすることが大切です。

そのままミスを放置すると、他の人に迷惑がかかったり、自分が誤解されたままになったりするなど、悪影響が広がります。やってしまったことは取り返せませんが、悪影響をストップさせ、事態を挽回することはできます。

ミスへの対処方法や未然に防ぐ方法、起こってしまったミスを、逆に活かす方法を解説します。

3.1.ミスした時の対処の流れ

ミスに気づいたときは、次のように対処します。

(1)ミスの内容を迅速・正確に報告する

ミスを起こすに至った経緯や、迷惑をかけた人への影響範囲など、事実を正確に上司に報告します。こういう状況でやむを得なかった、というような説明や言い訳、自分の思いは最初は言わず、聞かれたら答えるようにしましょう。

(2)対応について指示を受ける

自分一人で何とかしようとせず、上司の指示に従って速やかに動きます。

(3)影響を受ける人に誠意をもって謝罪する

迷惑をかけたお客様、作業を増やしてしまった他部署の人や同じ部署の同僚に対してお詫びをします。外部の人に迷惑をかけた場合は、メールで済ませるのではなく、第一報として電話をしてから直接お詫びに伺います。

(4)対応策を策定する

ミスの原因を振り返り、同じことが二度と起きないような仕組み・体制を作ります。自分自身が原因の場合は、行動を改めるためのマイルールを作ります。

(5)結果を報告し、周囲と共有する

必要があれば、迷惑をかけた先に今後の対応について報告をします。そして部署内・社内でノウハウとして情報を共有します。

(6)対応策を確実に実行する

同じミスを繰り返さないよう、新しいルールに従って行動していきます。

3.2.ミスを未然に防ぐ方法

できればミスを起こさないで仕事をすすめたいものです。未然に防ぐには、以下のような方法があります。

(1)分からないことは独断でやらない

分からないことや曖昧なことがあったら、必ず周りに確認したり、マニュアルを読んだりします。

(2)作業を分担する

一人で抱え込むとミスに気がつきにくくなります。同じことを複数人でやる、作業をいくつかの工程に分けて時々交代すると、やり方が間違っていることに気づきます。

(3)ダブルチェックをする

作業を終えたら自分自身で見直しを行う、また視点を変えるためにほかの人に確認してもらうルールを作るというように、仕組みによってミスを防ぐことができます。

(4)責任感を持つ

誰かがカバーしてくれるだろうという甘い気持ちではなく、自分の担当のことは自分の責任できっちり仕上げ、次の人にバトンを渡すという気持ちを持ちます。

(5)きちんと休む

疲れがたまると集中力や緊張感が薄れてきます。ある程度作業したら休む、休暇を取ってリフレッシュするなど、心身ともに健康な状態を保ちましょう。

3.3.ミスを次に活かす方法

それでも起こってしまったミスについては、きちんと反省し、二度と繰り返さないようにしたいものです。
例えば、以下のような方法をご紹介します。

(1)ミスした原因を振り返る

自分だけのミスなのか、誰でも起こし得るミスなのかを見極め、改善策を考えます。後者であれば、上司や先輩からアドバイスをもらうこともできます。

(2)経験として覚えておく

同じような状況に遭遇した時、やってはいけない事例として自分や組織の中にノウハウとしてためておきます。

(3)さらに知識や技術を身につける

知識不足や不慣れが原因だった場合は、さらに勉強や経験を重ねることで同じミスはしないようになります。

【関連記事】「【仕事で怒られてばかり】怒られる=期待されている、成長の糧にする方法」

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4.ミスが多いからといって解雇される可能性は低い

ミスが続くときや会社に損害を与えてしまったとき、「クビにされるのでは?」と不安に思ったり、「もう辞めたい」と落ち込むことがあるかもしれません。

しかし、誠意を持って仕事に取り組んでいる場合、解雇される確率は低いです。

なぜなら、労働契約法で「客観的に合理的な理由」がない限り、解雇できない定めがあるからです。

「客観的に合理的な理由」とは故意に会社などに損害を与えたり、違法行為を行ったりすることが該当します。

5.自分を責めすぎない!落ち込む自分から脱却する方法

起こしてしまったミスを気にしすぎて、二度と起こさないようにと考えすぎると、逆に自信をなくしたり、別のミスをしたりしてしまう人がいます。

また、忘れようとして自分の好きな趣味に没頭したり、リフレッシュできそうなことをやってみたりしても、結局ミスを思い出してしまい、滅入ってしまうこともあります。
こういう時は、反省しすぎることも逃げることも有効な対処法とはいえません。

5.1.ミスから立ち直るには

では、ミスから精神的に立ち直るにはどのようにすればいのでしょうか。有効な対処方法として、以下が挙げられます。

(1)ミスを認め、一度完結させる

ミスの事実だけを取り出して反省したら、それで一旦終わりと考えて、区切りをつけます。

(2)自分自身のマニュアルとしてミス一覧を作り、たまに見返す

こういうミスをしがちだ、などと自分の傾向が分かります。同じミスがなくなったら、成長した証です。

(3)リフレーミング(見方を変える)を行う

「ホームランの多い選手は三振も多いもの。ミスする人は仕事に多く取り組んでいる証拠」「また成長するチャンスだ」「経験の浅いうちでよかった。ベテランになってからでは恥ずかしかった」など、とらえ方を変えると、気持ちが前向きになります。

6.精神的な問題が生じている可能性

仕事でミスをしてしまったら、新人でもベテランでも落ち込むことがあるとは思います。

ただ、その落ち込み方がいつもより深く、食欲ややる気が湧かないなどの状況が続くようなら精神的な問題が生じている可能性があります。

また、いくら気をつけてもミスを繰り返してしまったり、原因不明の切迫感を感じるときなども注意が必要です。

うつ病などの精神疾患は誰でも罹る可能性のあるものですので、不安に感じたらなるべく早く精神科などでの受診を検討しましょう。

7.【転職もあり】そもそも仕事選びに"ミス"している可能性も...

これまでご紹介した方法をやってみてもミスが続くようであれば、仕事自体がご自身に合っていない可能性もあります。そんな時は、異動を願い出る、もしくは転職を考えるのも一つの手段として考えてみてはいかがでしょうか?

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例えば、自分は黙々と手を動かす、コツコツとした裏方の作業が得意であるのに、発想力やプレゼン力が常に必要とされる仕事についている。大枠で物事をとらえて方向性を示す仕事がしたいのに、細かさや正確さが求められる職種である。
こういった場合は、自分の希望や適性に合った仕事に転職することで自分も周囲もハッピーになれることがあります。

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8.まとめ

いかがでしたか。ミスをしたときの対処やミスを未然に防ぐ方法などをご紹介しました。ミスは誰にも起こり得ることですから、ミスを怖がらず、勇気を出して仕事に取り組んでください。

ミスを防ぐことは重要ですが、起きてしまったら正しく対応して今後に活かし、「うっかりミス」から「成長の糧」に変えていきましょう。

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