【仕事が終わらない、泣きそう...】仕事が溜まる原因とすぐできる対処法10選

仕事の悩み・転職

「仕事が終わらない...」「やることが多すぎて泣きそう...」。そんなふうに感じている方は少なくありません。頑張っているのに仕事がどんどん溜まっていくのは、本当に辛いものです。

しかし、ちょっとした工夫をしたり考え方を見直したりすることで、仕事をスムーズに進められるようになることもあります。この記事では、仕事が終わらない主な原因や、今すぐ実践できる対処法を詳しく解説します。仕事がどんどん溜まってしまう辛い状況を改善したい方は、ぜひご覧ください。

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1. 「仕事が終わらない」という悩みは多い

メリー先輩漫画_リモートワークで忙しい.jpgイラスト:斉田直世 漫画の続きはこちら>

いつも定時までに仕事が終わらず、「自分の能力が低いからだ...」と悩んでいる方もいるかもしれません。しかし、仕事がなかなか終わらないという悩みは、多くの方が抱えています。

厚生労働省が令和6年9月21日~10月21日に行った調査によると、常用労働者のうち74.2%が時間外労働を、21.4%が法定休日労働を行っていました。

さらに、2021年8月、マイナビニュース会員160名に行った調査では、「休日出勤を除いて休日に仕事をしてしまう」と答えた人の割合は50.3%にのぼります。

休みの日に仕事をする理由には、「資料作成がおわらなかったから」「平日に早く帰りたいから」などが挙げられていました。これらのデータからも、勤務時間内に仕事が終わらない人が多くいることがわかります。

仕事が終わらない原因は、慎重に進めすぎている、もともとの業務量が多すぎるなど、さまざまなことが考えられますが、まずは自分を責めすぎず、終わらない理由を探ることが大切です。

【出典】厚生労働省「労働時間制度等に関する実態調査結果について(速報値)」

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2. 仕事が終わらない主な原因10選

仕事が終わらない主な原因は、以下の10個です。

  1. 仕事を全て自分で抱え込んでしまう
  2. 周囲へのフォローを優先しすぎる
  3. 理想が高すぎる
  4. どれから手を付けていいかわからない
  5. スケジュールを把握できていない
  6. 作業時間を意識できていない
  7. 業務の効率化を考えていない
  8. そもそもの仕事量が多い
  9. わからないことを上司や同僚に聞けないままでいる
  10. 常にデスク周りが散らかっている

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2.1. 仕事を全て自分で抱え込んでしまう

仕事を全て自分で抱えてしまう方は、勤務時間が伸びてしまう傾向があります。仕事量が多すぎて時間内に終わらないと気づいているのに、責任感の強さから「最後まで自分でやり遂げなければ」と考えてしまうのです。

しかし、自分で全てをやろうとするとキャパオーバーになり、結果としてどれも中途半端になってしまう恐れもあります。許容量を超える仕事を任された場合は、無理をせず周囲を頼ることが大切です。

2.2. 周囲へのフォローを優先しすぎる

仕事では、チームでフォローし合いながら進めることも重要です。しかし、周囲へのフォローを優先しすぎると、自分の仕事が後回しになりタスクが終わらなくなってしまう可能性があります。

頼られるとつい手を貸してしまうという方は、知らず知らずのうちに自分の時間を削ることになっているかもしれません。バランスを取りながら、時には「今は手が離せないのでほかの方にお願いしてください」と伝える勇気も必要です。

2.3. 理想が高すぎる

理想が高い完璧主義の方は、「100点満点の状態に仕上げよう」と考えがちです。しかし、全てを完璧にこなそうとすると時間がかかり過ぎてしまうことがあります。

仕事の内容によっては、70点~80点くらいのクオリティがあれば十分な場合もあります。その仕事がどの程度のクオリティを求められているのかを考え、時間とのバランスを取ることも大切です。

2.4. どれから手を付けていいかわからない

並行していくつかの仕事を抱える場面は多いものですが、タスクを整理できていないと、結果として非効率的な仕事の進め方になってしまい、多くの作業時間や作業工数がかかってしまうことがあります。

どれから手をつけていいかわからず、目についたものから片づけようとしてしまう人は、仕事の進め方を見直したほうが良いでしょう。

2.5. スケジュールを把握できていない

何をいつまでにやればいいのかというスケジュールを把握できていない場合も、仕事が溜まる原因です。多くの仕事には納期や締め切りがあり、信頼を得るためにも期限は必ず守らなければなりません。

もしも、スケジュールがあいまいなまま仕事を受けてしまうと、気付いたときには納期が迫り、期日に追われながら焦って仕事を進めることになりかねません。

2.6. 作業時間を意識できていない

仕事のスケジュールに加えて、作業にかかる時間を意識できていないことも、仕事が終わらない原因の一つです。最初にタスクごとにどれくらい時間がかかるか、かけて良いのか考えておかないと、後ろにずれこんでしまうことがあります。

また、時間の見積もりが甘い場合も、想定外の出来事が起きたり、会議やミーティングなどが差し込まれたりした際は時間配分が狂い、結果的に仕事が終わらなくなる恐れがあります。

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2.7. 業務の効率化を考えていない

作業のやり方が原因で非効率的になっていることも考えられます。もっと効率化できるやり方はないか、検討することも重要でしょう。

特に事務的な作業やルーチンワークは、工夫次第で効率化を図りやすいです。作業フローや使うツールなどを見直すことが大切です。

2.8. そもそもの仕事量が多い

個人の問題ではなく、慢性的な人手不足などにより仕事量が多過ぎる可能性もあります。どんなに早く仕事をこなしても、量が多過ぎる場合はなかなか終わりません。

もちろん、決算前などの繁忙期でどうしても仕事が増える時期はあります。しかし、慢性的に仕事が終わらない状況が続いている場合は、組織として改善が必要かもしれません。

2.9. わからないことを上司や同僚に聞けないままでいる

仕事を進めるにあたってわからないことがあり、聞けないままでいるのも仕事が遅れる原因の一つです。新人のうちは気軽に質問できたことも、経験を重ねるごとに聞きづらくなるケースもあるでしょう。

もちろん、自力で調べて解決することも大切です。しかし、効率を考えると、他の人が知っていそうな内容はすぐに聞いてしまうのも一つの手です。

2.10. 常にデスク周りが散らかっている

常にデスク周りが散らかっている人は、探し物や集中力の低下で時間を大幅にロスしている可能性があります。

例えば、一回の探し物はたった5分でも、10回探せば約1時間を失います。集中してスムーズに作業ができるように身の回りを整理することも重要です。

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3. 仕事が終わらない場合に自分でできる対処法10選

仕事が終わらない場合、行動を少し変えるだけでも余裕が出てくる可能性があります。ここでは、自力でできる対処法を10個紹介します。

  1. 全てで完璧を目指そうとしない
  2. 他の人に仕事を割り振る
  3. 時には「No」という勇気を
  4. 優先順位を明確化する
  5. 作業時間を事前に見積る
  6. 一日のスケジュールを立てる
  7. メリハリをつける
  8. ツールを使って効率化を図る
  9. 疑問に思ったことはすぐ周りに質問する
  10. 机やファイルの整理整頓をする

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3.1. 全てで完璧を目指そうとしない

限られた時間の中で多くのタスクをこなすには、「どこまでやるべきか」の見極めが重要です。全ての仕事において完璧を目指そうとすると、時間や労力がかかりすぎて業務全体の進行に支障をきたすこともあります。

例えば、社内向けのメールでは完璧な文章よりも「正確でわかりやすい内容」が求められることが多いです。言い回しを何度も直すより、早く伝えることを優先すべき場面もあるのです。

3.2. 他の人に仕事を割り振る

どうしても自分にしかできないタスク以外は、思い切って周りに任せても良いでしょう。自分は進捗管理とチェックだけを行い、余裕のある人に実働を任せれば、品質は保ちつつ作業時間を削れます。

なお、何度も発生するような定期的なタスクであれば、マニュアルを作っておきましょう。毎回やり方を説明する手間が省けますし、部署異動のときの引き継ぎもしやすくなります。

3.3. 時には「No」と言う勇気を

頼まれごとを断るのが苦手な方もいますが、時には「No」を伝える勇気も必要です。時間的に余裕がなかったり、専門外でほかに適任がいたりする場合は、仕事を断っても良いのです。

相手の希望通りにタスクをこなすのが難しいなら、「できません」と伝えても問題ありません。受けられない理由をきちんと伝えれば、角が立つ心配もないでしょう。

また、自分がやるべきか悩んだ場合は、上司に判断を仰ぐのも一つの方法です。

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3.4. 優先順位を明確化する

手持ちのタスクを一覧化して、常に優先順位を明確にしましょう。おすすめは、「7つの習慣」の著者、スティーブン・R・コヴィー氏が提唱した「時間管理のマトリクス」を用いて、緊急度・重要度という2つの視点から、タスクを4つに分ける方法です。

  • 重要度も緊急度も高い
  • 重要度は高く緊急度は低い
  • 重要度は低いが緊急度が高い
  • 重要度も緊急度も低い

プライオリティのマトリクス図_canvas.png

すぐにやるべきなのは、重要度も緊急度も高いタスクです。緊急度だけが高いタスクであれば、効率的に終わらせる方法を考えたり、他の人に依頼したりすることもできます。

3.5. 作業時間を事前に見積る

仕事を受けた時点で、作業にどれくらいの時間を要するかを見積もりましょう。これによって、やり始めたものの期日や時間に間に合わないという状況を回避しやすくなります。

また、見積もりに対しての進捗を都度確認し、把握することも大切です。途中で想定していたよりも時間がかかっている場合は、完成までにさらなる遅れが生じる可能性が高いため、その時点で速やかな調整が必要です。

3.6. 一日のスケジュールを立てる

その日のはじめに一日のスケジュールを立てるのも有効です。スケジュールを立てる時は、まず最初に確定している予定から埋めていきましょう。その後に空き時間でできるタスクを埋めていけば無駄がありません。

また、スケジュールは余裕を持って組むようにしましょう。急な仕事が割り込んでくる可能性もあるため、それらにも対応できるよう詰め込みすぎないようにするのがコツです。

3.7. メリハリをつける

職場でおしゃべりしてしまったり、ついダラダラと過ごしてしまったりする人は、作業時間を区切ってメリハリをつけましょう。在宅勤務をするときにも有効な方法です。

今から1時間は誰とも喋らずに集中して仕事に取り掛かるなど、要所要所で集中する時間を作ってみましょう。ずっと集中し続けるのは難しいので、あえて短い時間で区切ることが作業スピードを上げるポイントです。

3.8. 便利ツールを使って効率化を図る

ルーチンワークは、便利なツールを取り入れて効率化を図りましょう。PCソフトやWebツールなど、効率化に役立つものはたくさんあります。

いきなりツールを使うのは不安という方は、よく作る資料やメールのテンプレートを作るところから始めるのがおすすめです。毎回形式を考える手間が省けるので、その分時間に余裕が生まれます。

3.9. 疑問に思ったことは勇気を持って周りに質問する

作業を進める上で疑問を持ったら、勇気を持って周りの人に質問するように心がけましょう。一人ではじめから探したり確認し直したりするよりも、知っている人に聞いたほうが圧倒的に早いです。

ただし、自分で少し考えれば答えが出るようなことを、すぐ人に聞くのは避けたほうが良いでしょう。調べればすぐにわかるような質問は、相手の大切な時間を無駄に奪ってしまうことになります。

3.10. 机やファイルの整理整頓をする

デスク周りが煩雑になっている場合は、整理整頓するだけでも時短につながります。物を置く定位置を決めておけば、その都度必要な物をスッと取り出せるようになり、気持ち良く作業に入れます。

片付けに時間がかかるのが億劫かもしれませんが、毎回探す時間と比べればはるかに効率的です。

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4. 在宅勤務で仕事が終わらない場合の対処法5選

最近では、在宅勤務をしている方も増えてきています。

日本労働組合総連合会(連合)が2020年に行った「テレワークに関する調査」によれば、在宅勤務の影響で、通常勤務より長時間労働になる経験があった人は51.5%にもなります。

在宅勤務の場合、オフィスよりメリハリがつけにくいため、仕事を終わらせるには上記のポイントに加えて以下のような工夫も必要です。

【出典】日本労働組合総連合会「テレワークに関する調査2020」

4.1. 仕事専用のスペースを設ける

在宅勤務をする際は、できればリビングではなく、仕事専用のスペースを設けるのをおすすめします。

生活の場で仕事をするとどうしても気が緩んでしまいがちです。「仕事をする場所」を作ることで、そのスペースにいる間は仕事のスイッチが入り、集中しやすくなります

家の中にスペースを作るのが難しい場合、コワーキングスペースなどを利用するのも良いでしょう。

4.2. 会社と同じ時間軸で仕事をする

在宅勤務では自分の都合に合わせて勤務時間などを調整しやすいため、休憩や終了の時間も不規則になりがちですが、できる限り会社と同じ時間軸で仕事をするのがおすすめです。

在宅ではオンとオフの区別がつきづらくなり、気付いたら会社で仕事をするよりも長くパソコンに向かっていたということもあります。

そういった事態を防ぐため、会社の始業時刻に仕事を始め、休憩や昼食時間も会社にいるときと同じような時間帯にとり、退勤時間には仕事を終わらせるということを意識しましょう。

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4.3. ランチは仕事場から離れたスペースでとる

在宅勤務の場合、仕事をする場所で昼食をとる方もいると思います。しかし、ランチは別の部屋で食べるなど、できるだけ作業スペースから離れた場所で摂るようにしましょう。

場所が変わらないとメリハリがつかず、人によってはオンオフの切り替えが難しくなります。休み時間に入ったものの、メールが来るとついつい開いてしまうという方もいるのではないでしょうか?

食後に軽く散歩をするなど、外出するのもおすすめです。

4.4. 勤務時間後に趣味の時間をとる

勤務時間が終わったら趣味の時間を意識的にとってみましょう。業務から離れられるように、別のことをする時間をあらかじめ決めておくことをおすすめします。

すぐ仕事ができる環境にいると、つい作業を長引かせてしまったり、仕事を終えても仕事のことが気になったりしてしまうものです。習い事などを予約して、半強制的に仕事から離れてみるのも良いでしょう。

4.5. チャットツールや通話を駆使する

リモート環境では積極的にチャットツールや通話を活用してコミュニケーションをとっておくと、認識の相違も生まれず、スムーズに作業ができます。

在宅勤務では、同僚との会話が減ってしまうのがデメリットです。細かいニュアンスのすり合わせができずに手戻りが発生したり、必要のない作業をしたりしてしまうリスクが増えます。

相手の顔や作業している姿が見えない分、普段以上にコミュニケーションを意識することが大切です。

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5. 仕事が終わらない不安への対応策

仕事が終わらず、「どうすればいいんだろう」「不安で泣きそうだ」などと感じることがあるかもしれませんが、そういった精神状態では本来のパフォーマンスを発揮できなくなる恐れがあります。

「仕事が終わらないかも」という不安を減らし、効率よく仕事を進めるためには、心の余裕を保つことが大切です。

5.1. 不安の原因を書き出してみる

仕事が終わらない不安を抱えているときは、どうして自分が不安な気持ちになるのかを、具体的に書き出してみることをおすすめします。

例えば、「ミスをして迷惑をかけるのが怖い」「助けを求めると能力不足と思われるのが心配」など、今まで漠然と感じていたことも可視化されると対処しやすくなります

5.2. 仕事のことを考えない時間を作る

仕事を時間内に終えられない状況が慢性的に続くと、大きなストレスになりやすいです。心身への影響が現れる前に、ストレスを解消できるよう仕事から完全に離れる時間を作る工夫をしましょう。

趣味のほかにも、好きな音楽を聞いたり、散歩をしたり、湯船に浸かったりと、仕事のことを忘れてリラックスできる時間を作ることが大切です。

5.3. 出来る限りのことをしている自分に自信を持つ

仕事が終わらないことに悩みを抱えてこの記事を読んでいる方は、仕事に対して人一倍真面目に取り組んでいらっしゃるのだと思います。まずは、今の自分ができる限りのことをしていることに自信を持ちましょう

上司から「残業するな」と言われているのに、どうしても仕事が終わらないなど、毎日不安を感じている方もいるかもしれませんが、「自分の能力不足だ」「この仕事に向いていないんだ」と必要以上に自分を責めることはありません

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6. 工夫をしても仕事が終わらない場合は?

ここまで紹介してきた工夫を試してみても仕事が終わらない場合は、そもそも業務量が多すぎたり、部署や会社自体に問題があったりする可能性もあります。

ここからは、自力で解決ができなかった場合に考えるべきことを解説します。

6.1. 上司や同僚に相談してみる

自分だけ残業が多いと感じる場合は、上司や同僚に相談してみましょう。もっと効率的な業務のやり方をアドバイスしてもらえたり、タスク量を減らしてもらえたりする可能性があります。

仕事が終わらない原因は自分で気づけないこともあるため、業務の状況を把握している上司や同僚などに客観的な意見をもらえば、参考になる部分があるはずです。

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6.2. 部署異動を申し出る

仕事が終わらず肉体的・精神的な負担になっている場合は、異動願いを出すのも一つの方法です。

部署全体の仕事が多すぎる場合は、異動することで状況が好転する可能性もあります。また、現在の業務自体が自分に向いていないという場合は、部署が変わることで自分に合った仕事ができるかもしれません。

ただし、異動は会社が人員のバランスや業務の都合を考えて判断するため、異動願いは必ずしも通るわけではないことを覚えておきましょう。

6.3. 転職を検討してみる

業務全体の仕事が多すぎたり、部署異動願いが叶わなかったりする場合は、転職を検討してみるのも一つの手段です。

会社として問題を抱えている場合、個人の努力で改善することは難しいことが多いです。苦しみながら働き続けなければいけない状況は、心身にも大きな負担をかけてしまうため、心機一転、別の職場を探してみましょう。

転職を考える場合、おすすめなのが「転職エージェント」に相談することです。

今の状況を転職のプロである転職エージェントに相談すれば、より自分に合った職場が見つかるはずです。客観的に今の職場を続けるべきか、アドバイスももらえます。

実際に転職するかどうかにかかわらず、まずは気軽に相談してみることをおすすめします。

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7. まとめ

仕事が終わらない原因は、人によってさまざまです。自分で解決できることもあれば、会社自体に問題があり、自分が工夫しても改善できないこともあるでしょう。

まずは自分の業務のやり方などを見直し、対策をとってみましょう。自力で改善が難しい場合は、周りに相談したり、思い切って環境を変えたりする方法もあります。

仕事が終わらずストレスを抱えている状況が続くのは、肉体的にも精神的にも良くありません。原因を見極めて行動すれば、きっと状況は好転するでしょう。

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